歳を重ねて楽になっていくから大丈夫だよ
時期的に新人さん関係の仕事を山のようにしています。この数年で若者たちを見る眼差しが随分変わりました。新人さんは子供と同じくらいの年齢です。
社会人だなんてその時点でもうすごい。
立派に受け答えして、私が彼らの親だったら、めっちゃうれしい。見せてあげたいくらい
焦る気持ちもあるだろうけど大丈夫だよ
あれができない、これが苦手
知らない間に自分の得意不得意なんて、どんどん変わる。いろんな経験して、振り返った自分の道を見て自信にしていけばいいよ
昔期限に間に合わせるのが、めちゃくちゃ苦手でした。
大学時代成果物の提出が間に合わなくて落第しかけました。卒論も中途半端なところが残ったし、修論も資料のまとめとか終わっていないところが残っていました。一度会社を辞めているのですが、それまではその傾向は残っていました。10年くらいブランクを置いて新卒で入った会社に正社員で出戻っているのですが、あら不思議。過去の私が信じられないくらい期限管理は息をするように出来ることになっていました。ブランクの間は家事と子育てしていただけなのに。何が効いて変わったのか未だ不明ですが、全く異なる経験の中で人は知らずに変わって伸びている部分があるんだなと驚きました。
昔電話対応が泣くほど嫌いでした
そんな中毎日何十件も電話がかかってくる仕事をしました。半分は耳が遠いお年寄りで認知症の人もいる。暇な家族のクレーマーから1時間以上ネチネチいびってくる電話も。命のかかった急用の電話もあった。3ヶ月しないうちに、電話なんとも思わなくなりました。1年経ったら、電話は何とかなる。むしろ得意、むしろ楽しいなと思えるようになりました。
ファシリテーションもすごく苦手でした。
会議が憂鬱で、準備万端にしても緊張しまくり、無言の時間や反応の見えないオンライン会議、吐きそうになりながらオーナーを務めていました。
そんな中難易度が高い業務改善系の検討会を4つ同時並行で四半期回しました。準備も伴奏も胃が痛い毎日。大丈夫だろうか、大丈夫だろうか手探りで進めました。
その後半年おいて似たような検討会を回しました。6つを同時進行で1ヶ月で成果をそれぞれ出させるもので、相変わらず期限管理で胃が痛くなりながら。でもやりながら楽しいなと感じられるように変わっていました。
一つ言えるのは、どれもよくよく考えて真剣に向き合ったということですかね。
特に電話やファシリテーションは相手の身になって、何を自分がするとよいか考えるようになってから随分楽になりました。
失敗は山ほどさせて頂いたけれど、繰り返さないよう考えて工夫していけば大丈夫
時間や、時間によって得られる経験回数で、いろんな面が伸ばされて、どんどん生きやすくなっているなと思います
昔よりしなやかに仕事も生活もできるようになりました
焦らないで大丈夫です
振り返ったら、あなたはちゃんと変わっていってます。
振り返ると20代の自分褒めてあげたいです
経験少ない中でほんと仕事も子育ても、一生懸命がんばったな。今思うと無理も無駄も多かったけれど、若さのパワーで前のめりにハッスルしていました
今同じことやっても肩の力の抜け方が全然違いそうです
でもハッスルの末の肩の力の抜け加減で、ハッスルがなかったら行き着いていないんでしょうね。何でも栄養になっていくんでしょうね。ワクワクします
皆さんもどんな自分に会えるのか楽しみに目の前のお仕事取り組んでくださいね