下垂体腺腫の手術にむけた準備

2023年3月に浸潤性下垂体腺腫の内視鏡手術・2週間の入院をしました。振り返ってこんなことがあったな、ということを書いておきます。人それぞれだと思いますが、困っている方があれば参考にしてください。
今回は手術に向けての準備です。

大きな手術は青天の霹靂でした。
下垂体腺腫がなんせ巨大。骨を突破して鼻腔に来る程で、脳の方向にもみっちりで硬膜破れる可能性大。一番のリスクはブタさんの鼻みたいに2本の大動脈が腺腫くんにすっかり取り囲まれていること。殆ど失敗しないと言われているけど、万が一失敗するとどうなるか?を考えて2ヶ月程で準備に奔走しました。もしも…シュミレーションは自分にとっては大事な時間でした

◼️会社の調整
手術・入院が必要と分かった時点で私は上司と相談しました。仕事の状況みて、いつどんな形で抜けて戻るかシナリオ描いて合意を取るのと並行して、病院と入院時期の合意をとった感じです。すぐに診断書を入手して会社に提出、お休みを取る手順を踏みました

◼️死亡リスクへの対応
SNSを全部消しました
定期xxになってる契約を見直して、解除したり夫に移管しました。
子育てしてきたコミュニティに万が一の時は息子にことを気にかけてあげてほしいとお願いしました。
母の介護や財産管理を兄弟に引き継いだり大忙しでした。

◼️延命されているが意識がないリスクへの対応
自分が一番重大で対策が必要と感じたリスクでした。健康診断も健康優良児だったので50年とか植物人間だったらどうしよう⁈私はイヤでした。
公証役場で「尊厳死宣言公正証書」にまとめて、執刀医と家族に渡しました。
雛形をネットで入手してご相談はじめて、押捺しに行くまで1週くらいでした
身元確認は実印と印鑑登録証明書が一般的だが、運転免許証と認印でも良いと言われて、後者で行いました。

◼️限度額適用認定証の申請
会社のけんぽなどで事前申請しておくと、支払時から限度額適用された金額までしか払わないでいいので便利です。マイナ保険証で限度額表示に同意しておくと事前申請もいらないみたいです。上記行わなくても、あとから申請してキャッシュバックを受けることもできます。

◼️確定申告に向けた記録の作成開始
医療費かなりかかります。検査や通院の交通費、医薬品の購入、下垂体以外の通院…確定申告で医療費控除受ける準備をしましょう。領収証もとっておきます。
まずは確定申告の医療費控除申請用のExcelをダウンロードして、1/1-12/31までの記録をとっておくことをお勧めします。扶養家族分もまとめて記入します

今回は下垂体腺腫の手術に向けた準備事項のご紹介でした。


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