BTF's story part2
M「フンフンフ~ン♪」
A「?」
M「あ、メル。これ一緒に踊ろ」
A「え〜…ダンス苦手…」
M「大丈夫大丈夫、簡単だから」
A「ん〜…どれ?」
M「これ」
A「…これなら出来そうかも?」
M「じゃあやろ〜」
昭「ヘイガールズ何しーてんだい」
M「あ、アキラもこれやろ〜」
昭「おん?おーこれか、多分出来るぞ」
M「わーい、じゃあ早速やろ!」
昭,A「イェアー!」「おー」
蛍「…?」
M,A,昭 〜♪
蛍(…何でパラパラ踊ってんのあの子らは)
黒双子のお友達、略してBTF(Black Twin's Friend)の強い幻覚
不思議な縁のまたこれ変わった子達
ついでに軽くキャラ設定
※一部男が出ますが基本女子校に通う世界線です
マリア(双子の中学時代の友人)
南の米の大陸出身の太陽娘。褐色肌。愛称はマリー。
とにかく明るく、人を愛し、人を(あまり)疑わない。
生まれつき目が光に弱く、外ではサングラス必須。でもサングラス集めが趣味。カポエイラも趣味。
最近チャレンジしたい事は、某ラーメン屋の北極を食べてみること。
アメリア(双子の中学時代の友人)
かつての日の沈まぬ大帝国、のお隣の島国出身。愛称はエイミー、メル。
控えめ、奥手、ド真面目、それゆえ優しさに溢れてる。
目が鋭いことをかなり気にしてて普段は黒縁メガネをかけているけど少しフレーム細いのにしてみようかなと考えてたり考えてなかったり。
最近チャレンジしたい事は、カラーコンタクト。
…なんだけどあまりにも怖い。
蛍(木菟森さんの親戚、同い年)
木菟森さんの同い年の親戚、ねーさんと呼んで慕っている。
普段は少しつっつけどんだけど頼まれたら断れないぐらいには優しい。
本当は結構なオタクだけど隠してる。でも話したい。
木菟森さんガチ勢、下手なこと言うと〆られる。
最近チャレンジしたい事は、ストレートパーマ。
昭(牛鬼さんの小中時代の友人)
牛鬼さんの小中時代の友人、本人は親友以上に思ってる。
文武両道容姿イケメン、だけどどこか変な所がある典型的な天才型変人。
メッシュ入れてたりイヤーカフ付けてるけど別に不良ではない、色々試したいお年頃。
死ぬまでにチャレンジしたい事は、ベニテングタケを食べること。
・自然は危険がいっぱい…?
M:マリア、A:アメリア、蛍:ほたるちゃん、昭:あきらさん
A「ハヒッ…ハヒッ…」
M「もうちょっと!あと少し!わーおつかれー!」
A「ハァッ…ハァッ…」
昭「エイミー…よくやった…うっ…ぐすっ…」
蛍「…校庭5周走っただけで何で24時間テレビになってるのよ」
M「頑張る人は美しいんだよ!?」
昭「そうだそうだー!」
蛍「いやそうだけどちゃうねん…普通に迎えたらええじゃろ…」
A「ぐ…グランマ…」
昭「え、エイミーー!!」
M「メル…メルの事は忘れないよ…」
蛍「んなことゆーとる場合か!!水!!」
A「はぁ…ん?」
ガサッ シャー
A「 」
M「メル?…どしビェアッッッッッ!!!???」
昭「おわっ!?」
蛍「え?あぁヘビじゃない」
昭「ヘビ!食おうぜ!」
蛍「馬鹿な事言ってんじゃないわ…よっと」ガシッ
M「ひっ…」
蛍「ほらここは危ないからお帰り」
シュルシュル
昭「何で逃がすんだよ〜なかなかいいサイズだったのに…」
蛍「どんな感染症持ってるかわかんないしそもそもどこで捌くつもりよ」
昭「そこらへんで…」
M「ピィ…」
A「ま…マリー…げほっ…だいじょウエッ…」
蛍「ああもう!!昭はマリア落ち着かせて!!私は水持ってくるから!!」
〜昼休み〜
A「はぁ〜…疲れた」
M「ピィ」
蛍「この二人は何でいつも感情が連動するのよ」
昭「あいひあうふはいはいふもいっひょっへな」
蛍「なんて?というか何食べてるの」
昭「ん、愛しあう二人はいつも一緒ってな。これはカニパン」
蛍「カニパン…それはともかくマリアってヘビ駄目なのね。まぁ向こうのヘビは余裕で人食べそうだしね」
M「ヘビっていうか…アニ…動物が…」
昭「なんだ、生き物嫌いか?」
M「んみぃ…嫌いじゃないんだけど…怖い…」
A「そういえば何で怖いかって聞いてなかったね?」
M「…昔」
〜10年ほど前、散歩帰り〜
M父『夕飯何だろうなぁマリアー』
M『ソーセージがいいなぁ』
M父『いいなソーセージ』
M『ソーセー…え?』
M父『どしたー?』
M『あれ』
M父『ん〜…!?』
ガサッ
M『か…カイむぐっ!?』
M父『しっ…静かに…』
…
M『…』プルプル
M父『…』
…バシャッ
M父『危なかった…あんなデカいカイマンがこの辺りいるなんて…』
M『ム…』プルプル
M父『あぁ悪い悪い』
M『ぶはっ…怖かった…』
M父『さすがに俺も焦ったなぁ。いいかマリア、奴らは人間だろうと食えそうなら躊躇わない。それを心に刻み込んでくれ』
M『うん…』
〜
M「それから時々pai…パパがあれは危険これは近づくなって言って、生き物怖くなっちゃった…」
蛍「は〜、まぁ確かに向こうは蟻ですら危険な生物って聞くわよね」
昭「有名どこだとジャガーにアナコンダ、オオカワウソ…あとはヤドクガエルとかデンキウナギ…とか」
A「え、カワウソ?」
昭「ただのカワウソじゃないぞ〜?大きいもので体長2m近くになるし、大きい相手でも容赦無く襲うほど凶暴なんだ」
A「ヒェ」
M「ピエ…」
蛍「怖がらせるんじゃないわよ」
昭「なんだよカッコいいだろ」
蛍「知らないわよ…まぁ娘の身を守るためなんでしょうけど、ブラジルはあまりにも相手が多すぎるわね」
昭「人間大好きなわんこでも駄目か?」
M「走ってくるのコワイ」
A「そういえばうちのクレセントも怖いって言ってたね」
M「ずっと見てくる…」
蛍「クレセント?」
A「家で飼ってる猫の名前、黒猫なの」
蛍(オシャンティ…)
M「でも…でもね?カワイイとは思うの。クレセントもおっきいわんこも」
A「そうなの?」
M「うん…だから触ってみたいの…」
蛍「じゃあうちの猫触る?私がいれば大人しくしてるから」
A「ネコ!」
M「エアエ…」
昭「私も触りたいな、いっつも逃げられるんだ」
蛍「じゃあ今日でいいかしら」
M「…みんないるなら」
昭「じゃあ行くかー」
A「ネコチャン!」
〜
蛍「さて」
A「…家大きい」
蛍「まぁ私の家じゃないんだけど、親戚の家」
昭「なんだ、居候か?」
蛍「まぁそんな所よ、ゲンジー?ヘイケー?」
昭「源平合戦やってんのか」
蛍「まぁ由来は近い…あ、いた」
ニャー ニャー
A「ネコチャン!」
蛍「よっこらせ、ほらアメリア」
A「わ〜かわいい〜♡」
蛍「飼ってるだけあってさすがに慣れてるわね」
昭「わ、私も!私も!」
蛍「逃げられたら困るからこのまま触って、肩辺り」
昭「ヨ~シヨシヨシヨシヨシヨシ」
ベシベシ
昭「いてぇ」
蛍「嫌だって」
昭「なんでだよ」
蛍「雑なのよ、犬とは違うんだから」
昭「猫ってわかんねぇなぁ、それが面白いんだが」
蛍「貴女が言うの…?ほらマリア」
M「…大丈夫?」
蛍「優しくね」
M「…」ソー
サラッ
M「あ」
…ナデナデ
M「…フワフワ」
蛍「いい感じよ」
ゴロゴロ
M「えっ」
蛍「あら、気に入ったみたいね」
M「そうなの?」
蛍「猫は機嫌がいいとこうやって喉鳴らすのよ」
ニュオン
蛍「抱っこしてみたら?」
M「…ごめん、今日はここで」
蛍「分かった」
M「でも…ちょっと怖くないなった」
蛍「ふふ、だってヘイケ」
ニャン
「あら蛍ちゃん、お友達?」
蛍「あ、ただいま戻りました」
「はいおかえりなさい、せっかくだし上がってちょうだい」
蛍「だって」
M,A,昭「ハーイ」
〜
昭「じゃあそろそろ帰るわ」
蛍「わかったわ」
M「ホタル」
蛍「ん?」
M「また触ってもいい?」
蛍「ヘイケの機嫌が良かったらね」
M「うん!」
蛍「で」
A「ゲンジちゃ〜ん♡」
蛍「二人帰るってアメリア、ゲンジ降ろしなさい」
A「やだ!ゲンジちゃん連れて帰る!」
蛍「誘拐すな」
A「ヤダー!」
ッブシ
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