狭間

僕の羽 ちぎれたら 君にあげる
最後だって言わないで 終わりはいつも哀しい

君にあえる事だけ 支えに今日を生きてきたの
息をした半分の鼓動が 空虚な空を切り裂いた
病的なまでの僕の願望が
愚かにもまだ欲している しあわせ

しあわせってなに

焦がれてしまった
やがて報われることを
愛さない 愛じゃない幻に
"昨日" の残骸を重ねてるだけ

目頭があつい

"君の空 壊れたら 僕が直すから"
そんな約束に こんなにも救われてる
無かったことにできない 過去は追ってくる
そんな過去たちを
無意味なものにはしたくない

息をして いきたい

焦げ付いた記憶に ズタズタに引き裂かれて
よるとあさの間で また同じ歌を歌う
焼き切れたテープを 繋いで巻き戻す
夜明けが全てを超えるように願って

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