「アフリカンキッズ×ユース交流イベント」のMCをしました (毎日投稿66日目)
こんばんは。映画監督の武内剛です。
アタクシの初監督作品「Padre」を世に出す為の毎日ブログでございます。
昨日は「Padre」の英語字幕制作を協力してくれた三浦アークさんが、
運営に携わる団体「African Kids Club(小学生以下)」と「African Youth Meetup(中高生&20代)」の、交流イベントで司会をやらせていただきました。
コロナ禍以降、3年ぶりとなるオフラインイベントという事もあり、
イベント開始前から、場内のVIBESは上がり気味。
まずはアイスブレイキングとして、
ぶらっくさむらい(アタクシの芸名)の短いネタを一つだけやりました。
もちろん、会場を大爆笑の渦に巻き込み、
割れんばかりの拍手に惜しまれつつも、
今回はアタクシのワンマンコメディショーではない為、司会者として、泣く泣く進行いたしました。
ゴミ分別ソングで会場の空気も和らぎ、
一人ずつテンポの良い自己紹介のコーナー。
自己紹介が終わり、
さっそくゲームのコーナー!
参加者の年齢層はバラバラで、
未就学児もいるので、保護者も一緒に参加できるゲームとなると難しいのですが、そこはさすが優秀な運営さん。
アフリカにちなんだ、ナイスなゲームを用意してくれました。
その名も、「カンガ※ De 風船運び」。
2人1組のペアになり、
カンガという長い布の上に風船を乗せた状態で走るという、
すごくシンプルな内容ですが、これがなかなか難しい!
走って運ぶのは無理なので、ゆっくりと風船を落とさないスピードになるので、大人から子供までフェアに楽しむことができます。
これほど全年齢層が共に楽しめるゲームがかつてあっただろうか?
とても盛り上がりました。
ゲームで、汗を流した後は、
同じチームの仲間とそのままクイズのコーナー。
アフリカにちなんだ6問のクイズでしたが、
さすが、色んな国々のルーツを持った参加者の皆さんでしたので、
どのチームもほぼほぼ全問正解でした!
問題が簡単過ぎたというワケではないと思うのですが….
次回は運営ももっと難問を用意しなきゃいけなくなりました。
そしてグループでトークのコーナー!
この時間は、アフリカンユース、保護者と別々に分かれて、参加者が割と自由に交流して頂く時間となりました。
日本ではなかなか一度に多くのアフリカンルーツを持つ人が集まる機会はないので、貴重な時間になったかと思います。
この間、キッズ達はお絵描きタイム。
自分の似顔絵を、ガーナ直輸入のクレヨンを用いて、自分に近い"肌色"を使って描いてもらいました。
が、、、
お絵描きタイムもそこそこに、
キッズ達は風船遊びに夢中になりました笑
描いてもらった絵は、みんなの前で発表しました!
キッズ達は少し照れくさそうでした。
こうして大盛況の中、イベントは終了しました。
なかなか日本では一度にアフリカルーツの人達が集まる機会がないので、
このようなイベントや、団体の存在は子供にとっても大人にとってもスペシャルなものだと思いました。
アタクシの子供の頃には(名古屋では)
こうしたイベントが皆無でしたので、
こうやって他のアフリカンMixの子達と、
触れ合う機会があればよかったな〜と思いました。
今後もAfrican Kids Club & African Youth Meetupと協力して、
なにかおもしろいことができればと思います!
団体の活動に興味がありましたら、
是非SNSのフォローもお願いします
P.S. イベント最後にアタクシの映画、
「Padre」の宣伝も少ししました。
裏の話しになりますが、
マーケティング視点で考えた時、
「Padre」の内容に興味を持ち、
映画館まで足を運んでくれそうな願客を大雑把に挙げると、
① ミックスルーツの人、
② 片親家庭の人
③ 国際恋愛(結婚)の経験がある人
④ 家庭環境に悩みを抱える人
⑤ 人生に行き詰まってる人
⑥ とにかく号泣したい人
以上のような感じですが、ぶっちゃけこの映画は、
10代の頃のアタクシに向けて作った様なもんです。
なんなら当時のアタクシは上の条件フルコンボしてました(③以外)。
そして、深い闇の中を彷徨っていました。
①の若者達が「Padre」をみてどんな感想を抱くのかが、
とってもとっても気になります。
特に、現在ダークサイド真っ只中のミックスルーツ少年少女がいたら、
是非劇場公開前に、真っ先にこの作品を観てほしい!!!!!
というワケで、近々ミックスルーツの人達向けに、
「Padre」の試写会を計画しております。
詳細はまた追ってお知らせしますので、乞うご期待!
令和五年四月三日 武内剛