百錬アニメのあれこれ (増量版)
皆さんは百練の覇王と聖約の戦乙女というアニメをご存じだろうか。何て読むかはよくわからないけど、カタカナのルビが振られてる系の商業ラノベが原作である。マジか
序盤からこれダメなやつじゃない?と思われていただろう作品だったが、矢を鞭で弾くよくわかんない作画や、戦士系キャラのなでなでしてほしい発言でその予感を確かなものにしたあの作品である
百練オルガが出た影響で、HIPの四人組 GB(ギャラルホルンの青年将校)※などのGBがなんかたまに出てたあの作品である
このアニメ、なんか色々とすごくてスタッフのやる気が感じられなくて面白い(ここまで言うと失礼な気もするが)
※バエルだ!アグニカカイエルの魂!のシーンの四人のこと
1、異世界に行く過程をOPですます
異世界※1に行く系の話なのにどう行ったのかはOPになんかそれらしいシーンがあるだけで、アニメ本編でそこら辺のシーンはない
OPでのそれらしいシーンで主人公がくるくるしてるところで、水洗トイレのコメントが毎回流れていることは有識者ならみんな知っているはずだろう
さすがにOPで過程を済ますのは、ベルセルクでしか見たことない※2
まあ、原作も異世界にいってからいきなり二年飛ぶらしいですよ
※1異世界というよりは古代
※2ベルセルクは有名作品でなおかつ、過去にその部分をアニメ作品として出してあります
2、用語の説明とかもしない
敵のエインヘリアルがきた(エインヘリアルの説明はない)※1
こいつはルーン二つ持っていてすごい(ルーンの説明はない)※2
どういうことなんだ……
ちなみにWikipediaでも用語説明のルーンの欄だけ何も書いてない。改行だけである。どうした
※1おそらくなんらかの能力を持った強い人
※2おそらく何かしらの能力のこと
3、スマホ
皆さんも、異世界はスマートフォンと共に、略して異世界スマホ(もしくはいせすま)を知っていると思いますが、あの作品はそんなにスマホを活用しない。マルチプルぐらいか※1
でも、百練はめっちゃ使う。一部の視聴者に黒き無能※2と呼ばれている主人公は、特殊な能力はないので戦略でなんとかする。それをスマホで検索する
スマホがなんか繋がるのはともかく、その携帯代は主人公の幼馴染み、通称「酸欠金魚※3」が払っている。学生でヒモか……
そして、とどめに敵の一言
「スマホの力を過信したな」
やばすぎる
※1スマートフォンで索敵してそれをマルチプルで大量の魔法を使い殲滅するシーンがあった気がする。アイスの件は例外とする
※2アニメ内で黒きもの、と呼ばれたことが原因
※3エンディングで口をパクパクしているため。のちに在来種と外来種にわけられるようになる
4、ステインソール
ステインソールは、百錬に登場するキャラクターのうちの一人。ハンマーを使い、ルーンを二つ持ちの超強いキャラクター※1であり、自ら先頭に立って突撃し、すげえパワーで敵を蹴散らして味方の指揮を高めていく様はまさに主人公。異名はドールグスラシル。視聴者にはHIPのYOUとかHIPくんとか言われている※2
策にはめられて負けた時も、その様子からやたらと主人公っぽくて視聴者からは好感を持たれている(まあ、主人公に好感があまり持てないからだろうけど)
作中でも一味違う彼の出番にちょっと注目すればその部分はなんか見てもいいかなとなるかもしれない
※1エインヘリヤル七人がかりでも止めきれないレベルの力がある
※2主人公にやたらと匹夫の勇と言われていたため。机を殴ってまで言うことではない
なんか、こういう話の他にもやたらとキャラクターに変なあだ名がつけられてたり(ヤク中の渋谷凛※1、薄っぺら隊の人※2等)、「さっさと妹にしといてよかったぜ!※2」、「時代はノーフォーク農法です※3」、などの意味わかんない発言がたくさんあって、よくわかんないのでおすすめです
できねえな
原作も三巻ぐらいから面白いらしいよ
どういうことだよ
※1痩せこけた渋谷凛のような見た目のキャラのこと。シャブりんとも呼ばれている。先代マーナガルムらしい
※2ムスッペルが薄っぺらに聞こえるということ。ちなみにムスッペル隊は騎馬隊。マーナガルムらしい
※3早めに仲間にしておいてよかったという意味のニュアンスだが、言葉はどうにかならないのか
※4キャラクターの一人、リネーアが腕を上げながらこんな感じの台詞を言い、歓声が上がる意味のわからないシーンがあった