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アカウントがロックされる基準ってザックリしてるよね。
1. 結局、機械任せだよね?
すんません、スパムと間違えてアカウントロックしました。
端的に言うとこの投稿の前日、こんな感じのメッセージがツイ社から届いた。最近僕のアカウントは極めて挙動が怪しく、大丈夫かと危惧していたのだが、案の定こうなった。少なくとも正常には見えなかった各種の動作について考えるいい機会になったと思う。加えて考えたのは、ツイ社が今後導入するであろう、自動ブロック機能で、こういったトラブルが頻発するだろうし、僕も巻き込まれるであろうという事だ。
正直、機械任せの部分を増やすのは構わないが、信頼性を損なうシステムにたくさんの人が不快感を表すことになるだろう。
2. 「お前スパマーやろ?」「いや、違うけど」「お前スパマーやろ(迫真)!?」
ツイ社の判定AIが今回極めてザックリとした基準でアカウントロックをしたり、或いはリプライデブースティングを掛けたりしていることは改めて分かった。問題なのは、何故スパマー判定になったかだが、これは間違いなく確証を持っている。 リンクとしては機能しなかったがhttp://~始まるテキストが含まれていたからだ。
この文言で始まるリンクは好ましくないとルールにも記載されていて、少なくとも違う方法のリンクを推奨している。だが、外のブログに誘導することを目的に運用している人たちも少なくはない。ツイ社として本当にそれが好ましくはないとするならhttp://~始まるテキストは入力できないようにする方が好ましいだろうし、利にかなっているとは思う。この件で分かったことはリンクとして機能しなくても、http://~始まるテキストはアカウントにとって極めて有害だという事だ。
3.いつからTwitterは地雷原になったんだ?
もう一つ学んだのは、shadowban.euでのリプライデブースティングのステータスの受け止め方だ。
いわゆる黄色信号はある意味で赤信号よりも危ない、つまるところ、シャドウバンされている兆候とも受け取ることが出来ることが分かった。
Something unexepected went wrong(何か予測の出来ない事態が進行している)という文言通り受け取ればテスターが読み取れない動作をTwitter内で実行している事で、当然それは、俗にいうシャドウバンの前兆現象だとも考えられる。
ただ、少なくとも調べながらTwitterを運用しなければならないこと自体が極めてアンフェアなシステムだ。いいねをし過ぎれば、リツイートをし過ぎれば、ハッシュタグを使えば、少なくともツイ社は説明の無い地雷原を大量に用意しすぎている。
まるでゲリラの様だ。
4.実感としてわかった事
あちこち調べてみて解ったことは、少なくとも黄色の段階を早期に確認できれば、リプライデブースティングの回避は可能だという事だ。ツイ社がアカウントに何を求めているか、SNSは少なくともその空間の中で誰かと交流を持つ事を目的に設計されている。
例えば自分のツイートだけをTLに流し続けた場合、ツイ社のAIはそのアカウントを自動的に“隔離する準備を始める”。そして改善が無い場合、リプライデブースティング、そして追加のいいねやリツイートを行った結果、アカウントロックのフォーメーションに入る、と仮定する。
つまり、独り言ではなく誰かと話せ、とツイッタAIは促している事になる。とすると、対処法として、“独り言ではない事”という条件を満たしす必要がある訳だ。具体的に何をすべきなのか?
自分のタイムライン以外の、人間が運営している、ルールを守っているであろうアカウントのタイムラインにリプライを付ける事だ。今の所はこの仮説通りに実行した場合、チェックはオールグリーンであり、リプライの閲覧が阻害されることはなかった。
ただし、過去に閲覧制限の掛けられたTLの欠損は治らない。
これはあくまでも、アカウントに何らかの制限を掛けられる前の対処療法に過ぎないと思われるからだ。
今後Twitterが導入するであろう新機能によってこれらの仮説の信頼性が担保できない可能性も出てくるだろう。
5.自己防衛だよね、表現の自由なんかあてにしちゃだめ!
表現の自由は保障されているが、Twitterに於いてはあくまでもツイ社の判断の元、担保されているものに過ぎない。自分のアカウントを健康に保つために何が必要なのか、今自分のアカウントがどういう状態なのか、を確認するための手段である。
Shadowban.eu以外ないんじゃないのか、と言われるが、一応これ以外にシャドウバンにされていることを確認するツールは存在している。
whosban.eu.orgだ。このツールはshadowban.euと合わせて運用することで、自分やその周囲にシャドウバンされているアカウントの存在を確認できる。
ここでアクセスできる→https://whosban.eu.org/
shadowban.euはアカウントの個々のステータスを確認することが出来るが、こちらは周囲のアカウント、自分がシャドウバンされていないかどうかの指標を得ることが出来る。
実際これを運用した結果、現時点で自分のアカウントはシャドウバンされているわけではないが、閲覧制限下にある=強力なリプライデブースティングが掛けられている、という事は確認できたわけで、それなりに効力のあるシステムであるとは思う。