発煙筒を焚いた日〜NEXCOさんへ〜
先日高速道路でパンクしてしまいました。
初めての経験だったので記録として残しておこうと思います。
なので、今日はいつもと予定を変更してお送りしております。
ご了承ください。
1.予想外の落下物
職場に向かって快調に車を飛ばしていたある日の私。
前の車の下から大きめのレンガのような物体がみえ、気づいた時にはもうしっかり乗りすぎてしまいました。
車からはピーンという音。
「これはまずいかな・・・」
と思いつつ走りました。
が、そのうち、車のタイヤの空気圧低下ランプが点灯。
車の速度が上がらなくなり、
さらに左側のタイヤの動きに合わせて音がするようになりました。
(なんかやばそう。。。
これはパンクしちゃったか・・・)
と、ヒヤヒヤしながら、なんとか車線変更し、ゆるゆると左車線に移動。
非常電話のところに寄せて車を止めました。
どうなっているかなーと車を見てみると、
まごうことなきパンクでした。
もう小学生でもわかるんじゃないかレベルですね。
あーあー〜ー
私は、もう22年ぐらい車を運転しており、マニュアル車にも乗ったことがあります。
が、ここまでのパンクは初めてでございます。
1度釘みたいのを踏んでパンクしたことはあったのですが、その時は特に走行に支障はなく、タイヤの形も保たれていて、パンクと言われて「これもパンクなんだー」と思ったぐらいでした。
タイヤって本当に空気が入っているんですね。
そして、、、何を踏んだんだ、、私は???
2.取れない非常電話
とりあえず非常電話を、、と思ったのですが、
いや、これ、
柵登れないんですけど!!
私の身長は153cm。
平均日本人女性が158cmということなので、それほど平均より低くないはずです。
が、
これは結構リスキー。
ズボンでしたけど、運動は苦手だし。
あとできたネクスコの人によるとローブの間に足を入れて登らないとならないそうです。
それは明らかに設計ミスでしょう!
つーか、無理。。。
私には無理。。。
3.謎の番号の解明
非常電話は諦めて、携帯でJAFを呼びました。
いつも財布にJAFの会員証と運転免許証は入れてあります。役に立ちました。
JAFには車を運転し始めた頃に車の中に何かを閉じ込めて呼んだ時にそのまま加入して以来、20年以上入っています。
これでお世話になるのは確か3度目です。(2度目は何だったかしら、、?)
JAFの人には繰り返し、
と言われました。
高速で停車中の車にぶつかる事故があるから、だそうです。
そういえばちょっと前に芸人さんが事故で亡くなられていたなと思い出しました。
(調べたら10年以上前でした。。時間て怖い、、、)
場所の説明で番号数字があると言われ、
(番号・・・?あったっけ)
非常電話の番号を言ったら通じたのでよかったです。
よく見ればそのすぐそばに、あるいは定期間隔を開けて路肩に数字が見えました。
これで場所を知らせることができるんですね。
知りませんでした。
4.焚いた発煙筒
JAFから道路の管理者に電話が行くので名前などを伝えていいか聞かれ同意をし、発煙筒を炊いて、可能なら三角板を置いて車から離れて待っているようにと言われ電話を切りました。
初めて発煙筒を焚きました。
高速道路の路肩に転がっているのはよくみるんですけどね。
自分では初めてです。
花火みたいでした。
(もう花火なんて何十年もやってない・・・)
と感傷に浸る間もなく、熱くなってきたので慌てて地面に置きました。
でも、5分とかですぐ消えちゃいましたね。
儚い。。
曇り空でしたが、もうこの時期、外のコンクリだかアスファルトの上は暑いです。
暑さにぼんやりし始めた頃、
NEXCOの黄色い車がやってきました。
2人組のお兄さんは、なれた感じで、
一人が私に車が道路に近いからもうちょっと路肩に寄せるようにいい、
もう一人が持ってきた発煙筒をバンバン後ろに転がしていきました。
「こういう時は#9910に電話してください」
というと去っていきました。
ほとんど入れ替わりにJAFがやってきて、初めてレッカー車に乗りました。
5.JAFから保険会社へ
最初JAFの人に「スペアタイヤはありますか?」と聞かれて
「ありません」
と即答し、レッカー移動することに。
ただJAFは、20kmまでしか無料で移動できず、それ以上は有料になるそうです。
あとは自動車保険会社のロードサービスになると。
そして、
どこに運ぶか、
でした。
とりあえず最寄りのICから出たところに止めてもらって、必要各所に電話をすることに。
私がいつも車検をお願いしているのは、家からちょっと行ったところにあるイエローハットです。
が、そこから現場は20km以上離れていました。
まずイエローハットに電話して、タイヤ交換か可能かの相談。
この時点でタイヤだけでなく、ホイールというタイヤの真ん中の銀色の回る部分も曲がってしまっているのでここも交換になる、とJAFの方に言われておりました。
そう伝えるとイエローハットからは、なぜかホイール4本まとめて交換で、11万ぐらいになるだろう、と言われました。
ううう、、、
一旦切って、メーカーの店舗にも電話しましたが、「いくらになるかは見ないとわからない」と言われ、結局イエローハットにお願いすることに。
次にイエローハットまで移動してもらうために、自分の入っている自動車保険に電話。
ロードサービスで移動してもらうことで話がつきました。
ちなみに私の入っている自動車保険ロードサービスでは、レッカーに乗れるのは車だけで、人間は別に自分で移動するとのこと。
一応、そのための適切な交通費(公共交通機関や最寄りの駅などまでのタクシー代)などは出るとのことでした。
(他は知りません)
で、インター近くのケーズデンキで、自動車保険のロードサービスと待ち合わせることになりました。
ここで、JAFさんとはお別れ。
おせわになりました。
ケーズデンキにそれまで車を置いておいていいか聞いたところ、快くOKいただきました。
ありがとうケーズデンキ!
コロコロミニ買ったから許して!!
その間お腹が空いたので近くのスーパーでパンを買って食べたりして待っていると、今度は自動車保険のロードサービスのレッカー車が登場しました。
そして、レッカーに乗って今度はイエローハットまで、となったところ、
「これ、スペアタイヤ乗ってますよ」
と、レッカーの方が教えてくれました。
あった。。。。
知らんかった。。
スペアタイヤに変えてもらい、レッカーは乗らずに終了となりました。
ただ、スペアタイヤは80km速度制限あり、早めに交換するようにと念を押され、そのままイエローハットに移動しました。
6.イエローハットにて
イエローハットではそのまま車をあずけて、見積もりを取って終了になりました。
タクシーを呼んで帰宅しました。
しかし、
その後に電話をもらい、
自分がイエローハットでタイヤを買い替えた時にパンク保証に入っていたことが判明!
ホイールは無理だが、タイヤ分はお金がもらえるかもということで、イエローハットのパンク保証対応に電話をすることに。
まーこれが、面倒でした。
タイヤのパンク保証の保証証がないとダメとか、その時の走行距離がないとダメとか。。。
一式車の中においていた私は、その都度何度もイエローハットに電話して聞き、イエローハットのタイヤパンク保証に電話して、またイエローハットに電話して、、、を繰り返すことに。。。
最終的には、よくわからない番号をタイヤのパンク保証からもらって、さらにイエローハットに番号を伝えるという対応でした。
いやあ、、、
イエローハット同士なんだから、イエローハット同士でやってよ。。。
7.今回の反省点
タイヤ交換ぐらいは自分で、、
とは言いません。
でも、
スペアタイヤが車にあるかどうかぐらいは知っておくべきでした。
反省。
そうすればJAFに交換してもらって、保険のロードサービスまでは呼ばずに済んだかもしれません。
無駄無駄無駄無無駄無駄無駄無駄。。。
そして。
高速道路は結構ものが落ちています。
以前高速で、自分の前を走っていたトラックの荷台から、自分の目の前で椅子が落下したことがありました。
その時は華麗な?ハンドル捌きで回避したのですが、今回は間に合いませんでした。
年かなあ。。
車間距離をもっと取ろうと思いました。
反省。
おかげで目的地にはいけずじまいで、迷惑をかけてしまいましたしね。
8.NEXCOさんへ
いつも高速道路の整備点検ありがとうございます。
今回も迅速な対応お世話になりました。
電話しなくてすみませんでした。
何卒お願い申し上げます。
非常電話を使えるようにしてください。
あのワイヤーは私には乗り越えられません。
無理でございます。
あと、
高速道路に屋根をつけて太陽光発電をつけたり、道路に沿って風車をたくさんつけて風力発電して、SAに蓄電器をおいて、電動自動車が充電できるようにするのはいかがでしょう?
次はEV買いたいので。
よろしくお願い申し上げます。
*
みなさま、高速で故障は大変でした。
まじで大変でした。
お気をつけください。
そして荷物は落とさないようにしましょう。
とりあえず無事に帰宅できてよかったです。やれだぜ。。。
買わないといけませんね。
発煙筒は幼児がいじって火事になったので、非常灯もあるそうです。
こっちの方が時間は長持ちします。
でも、煙が出ないから、遠くからだとわかりにくいかもしれませんね。