黒執事で学ぶイギリス英語 【ネタバレありマンガ感想文】 Black Butler Vol. 14
★★★★★
Amazonでレビューしたものです
1.英語の勉強はまずはエンタメで!
英語の学習をするにあたって大事なことはなんでしょうか?
学習方法?適切なテキスト?それを買うお金?勉強する時間?
どれも重要だと思いますが、
私の意見はズバリ、
「英語への抵抗感をなくすこと」
そして
「英語で楽しむこと」
です。
私も含めた多くの日本人が、英語学習への苦手意識と抵抗感を抱えつつ、英語ができるようになりたいという憧れを持っています。
英語学習は基本、英単語をたくさん覚えて、英文法をたくさん理解して覚えて、発音を習得しつつ、繰り返し英語を使う練習を行なっていくという、地道で先の長い作業の繰り返しです。
よほど恵まれた環境の人か、強いモチベーションの人でないと、続けることは難しいです。
さらに、多くの日本人が、学生時代に英語に点数をつけられてできなかったという、苦い経験をし、苦手意識を持っています。
私のような多くの日本人が英語学習を始めるためには、まず、英語への抵抗感をなくすこと、できれば英語を楽しめるようになることが、最初に必要だと考えます。
それには、エンタメで英語に触れることが、おすすめです。
具体的には、英語の歌、映画、漫画になります。
(もちろん英語の本でもいいですが、それが読める人はもうある程度の英語レベルになっていると思われます)
そして、日本の漫画は現在、多くの言語に翻訳されています。
漫画好きでしたら、持っていて内容を知っている漫画で英語に訳されているものを逆に輸入して、英語に触れていくのが、非常におすすめです。
私も今まで多くの英語に訳された日本の漫画を読んできました。
その一つが、こちら、黒執事の英語バージョンになります。
元々黒執事は、イギリスが舞台の漫画なので、本来はこうやって会話をしていたのかと想像すると、読むモチベーションも上がります。
さあ、セバスチャンとシエルと一緒に英語を学びましょう!
2.豪華客船編終わり〜イースター〜寄宿学校編
日本語はこちらをご参照ください。
英語バージョンでも、元通り右から読みになっています。
しかし英語は横書きで吹き出しの中に縦に何行に渡って書かれています。
ちょっと窮屈そうですね。
ちなみに全部大文字です。
この14巻は、
豪華客船編のクライマックスが3話。
イースターの話が1話。
そして、寄宿学校編のスタートが1話という構成になっています。
①目次
目次は下記の通りです。
第63話 In the morning : その執事、修行
第64話 At noon: その執事、重傷
第65話 In the afternoon: その執事、敢闘
第66話 At night : その執事、狂騒
第67話 At midnight:その執事、登校
英語だと
Chapter 63 In the morning : The Butler, In Training
Chapter 64 At noon: The Butler, Gravely Wounded
Chapter 65 In the afternoon: The Butler,Fighting Valiantly
Chapter 66 At night : The Butler, Frenzied
Chapter 67 At midnight:The Butler, At School
valiantly:果敢に、勇ましく
frenzied:熱狂した、非常に興奮した、狂乱した
②登場人物
登場人物の英語名はこんな感じです。
(というか、もともと英語ですけど)
シエル・ファントムハイヴ=Ciel Phantomhive
セバスチャン=Sebastian
葬儀屋(アンダーテイカー)=Undertaker
グレル・サトクリフ=Grelle Sutcliffe
ロナルド・ノックス=Ronald Knox
リジー(エリザベス)=Lizzie
スネイク=Snake
ソーマ=Soma
アグニ=Agni
バルド=Baldo
メイリン=Mey-Rin
フィニ=Finny
エドワード=Edward
ニナ・ホプキンス=Nina Hopkins
チャールズ・グレイ=Charles Grey
チャールズ・フィップス=Charles Phipps
エドガー・レドモンド=Edgar Redmond
ハーマン・グリーンヒル=Herman Greenhill
ロレンス・ブルーアー=Lawrence Bluewer
グレゴリー・バイオレット=Gregory Violet
ちなみに、
伯爵=lord earl
死神=grim reaper
死神の鎌・デスサイズ=death scythes
となっています。
③日本語英語台詞比較
この巻に出てきた印象深いセリフを、日本語と英語の比較でいくつかご紹介したいと思います。
順番はちょっと変えています。
・セバスチャンの決め台詞その1
これはそのままですね。
・その2
流石にdevilyとはなりませんよね。
merely:単なる
・ビザール・ドールを殲滅後、膝をつくセバスチャン
ungraceful:見苦しい、優美でない
pardon:許し、寛容。 許す、大目に見る、見逃す
unfit:不適当な、そぐわない
・ ボートに群がるビザール・ドールを薙ぎ倒しながらセバスチャンの感想
amusing:面白い、楽しい、愉快な
attempt:(〜しようと)努力する、試みる
obtain:手にいれる
avaricious:強欲な、貪欲な、欲張り ≒greedy
・復讐を誓うシエルへのセバスチャンの感想
slightest :sligntの最上級 slight:ほんのわずかな
hesitation:ためらい
plunge :突っ込む
abyss:奈落の底
stride:大股で歩くこと、歩幅
adorned: adornの過去形 adorn:飾る
despair:絶望
mouthwatering:よだれが出るほどおいしそう
delectable:おいしい
比較していけば読めそうですね。
発音も聞けるといいのですが、流石に外国版dvdはハードルが高い、、
ちなみに、イギリス英語、と題名に書きましたが、本当にイギリス英語かどうかは区別がつきませんので推測です。
悪しからずご容赦くださいませ。
あと、スペルミス等ありましたらごめんなさい。
よろしければこちらもどうぞ〜