5日目;就活の攻め方・僕の戦略

今回は僕が実際にどう進めていくのかという戦略でも書いていこうかと思います。僕は大学三年生なので、就活は全く何も経験していないです。こうすればうまくいくんじゃないかという仮説を立ててみてそれを実行しようというメモ書きであり、決意表明みたいなものです。

僕にはまず、「一つの会社で定年まで勤めあげる」という意識は全くないです。これは言い換えると、「どこかで必ず一回、転職やジョブチェンジをする」ということであります。なぜそのような考え方をしているかというと、現代社会は情報社会で変化が激しいからーーーとか、ではないです。電通の個人事業主化の流れしかり、世の中の会社がフリーランスを雇う方向にシフトしていくと思っているからです。そしてこの考えの根底にあるのが、

「会社が会社員を雇うという行為自体がリスクの大きい行為に思えるから」

という僕の持論です。ぶっちゃけ、経営者側の視点に立って正社員を雇う、ということを考えてみてくださいよ。特に中小企業の場合とか、もし仮に誰か正社員採用してあまりやる気のないやつを雇った場合、労働基準法に基づくとそいつの首を切ることができないんですよね。会社を畳むまで養っていかなきゃならないんですよ。アルバイトや部活の仲間にいるような仕事をちゃんとしようとしないやつのことを見て腹立ったことはありませんか?そいつとずっと付き合うどころか、約束した給料を毎月払わなきゃいけないのは、想像したら非常にストレスのたまることだと思うんですよね。それに、どんなにやる気のある人でも、もし仮に突然自己都合の退職を申し出たらいつでもそれを認めなくてはいけません。ようするに正社員って大きな不確定要因を含むんですよね。それだったらアルバイトを雇うか、仕事を外注すればよい。それはまさにフリーランスの役割なんですよね。

それともう一つ、「会社が不況の影響で何百人のリストラを実行した」というニュースを見ると、いつも疑問を感じます。そもそもリストラして会社の利益(=コストカット)になる人材なら、そいつを雇わないのがお互いのためじゃないですか。その人の働きが直接会社のためになっていないのなら、それが凄く無駄に思えますし、無責任な経営だなぁ、なんておもってしまうのです。でも逆に言えば、無駄を受け入れられる余裕のある経営ができている、ということでもあるんですよね。特に大企業は新卒社員を何百人と雇いますが、すごく尊敬できるんですよね。また社員を養っているという面でも。


雑談がクソ長くなりましたが、「転職を見込んだうえで就職する」という視点に立つと、やっぱり何かしらスキルアップや経験が積める会社に入社したいなと思うわけです。でも、社会人でも何でもない大学生なんかには、スキルアップはまだしも、どんな経験をするのが自分のためになるのかなんて全然わからんのです。だから、就活時にはゼロベースに考えて、経験してから考えるべきことだと思います。で、スキルアップって何かなって考えたときに、たぶんトイックとか簿記とかじゃないと思うんですよね。本質は、「会社の利益を上げることができる能力」のことだと思うんです。それも会社に入ってみないとわからないことは多いと思いますが、それに直結している能力の一つが、「営業」だと思うんですよね。僕は嫌いです。一度も営業したことないけど。でも、いつかはやってみなきゃな、と思っています。利益は基本的にはモノを売らない上がらないので、それを売り込む営業→おおきくいうとマーケティングは絶対必要なんですよね。それは経営の大事な部分です。で、就活する大学生が会社の利益を上げられる能力を持っているだろうかと考えると、たぶんNoですよね。大学生の時に営業の仕事をしたことがある学生はいるのだろうか。アルバイト以外で、自主的に利益を上げる活動をしたことがある学生はいるのだろうか。少ないでしょうね。

ここまでくると、就職するときに何を見ればよいのかというは、ある程度分かります。とりあえず自分が入社して、会社の利益を上げやすい所にエントリすればよい。それは、成長産業とかかわりのある会社、会社の人員が不足しているようなところ、だと思ってます。自分の適性は学生の自分には判断しかねると思うので、それは考慮には僕は入れないでしょうね。それをマイナビとか学報とか見てリサーチするのが最初の難しいところ。そして、それを見つけたとして、どうやってその会社に入社するのかということになりますが、どうしても自分の(会社員と比べて)未熟であろう「能力」をアピールポイントにするのは違う気がするんですよね。サークルの部長を”やった”みたいな話です。それ自体はよいのですが、その「できた」系統の話よりも、自分がこれをやりたかったけどできなかった、とかそこで苦労したこと、とか話したほうが絶対良い気がします。これは勘です。できることより苦労したことや悔しかったこととかのほうが人が共感するような気がするのです。ようするに、自分はこんな人間だということを包み隠さず話すのが良い気がします。自分を飾っても大学生の飾りなんてたかが知れているような気もします。

まぁ苦労話と言っても、愚痴を言うことではないんですけどね。なんかイケイケの人間よりも、壁にぶち当たってもなおやり続ける姿勢なんかを示したいけたらよい気がします。人より根性があるとか。まぁここまで考えて、僕だったらこれまで考えてきた経営とかの視点を伝えられたら良いかなと思います。それは、会社に携わる人間になら必ず共感してもらえると信じている。そして、なにかしらの熱意を示していけたらよいなと。苦労話とか、それでも頑張る姿勢とか、自分の理想とか、それに向かっていく先にあなたの会社がある、ということを本気で伝えられたら良いのかな、なんて思っている。また、そのようなことに共感してくれるような会社とご縁があればと思っている。


戦略

ここまで、戦略のことを書いていなかったので、基本的には、

リサーチ→会社のイメージをつかむ→面接

の流れだと思います。僕はインターンはめんどっちいと思ってしまうんで、Facebookやゼミの先輩なんかを通して、入りたい会社の社員さんからお話を聞けたらと思ってる。多分これをちゃんとやれれば受かるような気がしている。それと、コンサルのような超人気企業は、会社側が新卒社員を「選定する」イメージが強いし競争をしなきゃならんので、そういう所は受けたくないですね。大企業の中でも競争率の低い穴場のような所をなんとか探し当てたい。

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