文房具アーカイブ#45『ゼブラ DRAFIX MINDSWITCH』
限定品のほうが手に入れやすいってどういうこと?
ゼブラ DRAFIX MINDSWITCH
商品スペック(ゼブラオンラインストアより)
今回は通常の『DRAFIX』ではなく、限定販売の『DRAFIX MINDSWITCH』の紹介。通常版に関しては軸色は黒一色で芯径によって一部色が違うぐらいの昔から存在する渋いシャープペンシル。限定版は最近流行りの「くすみカラー」で統一。2024年始まってしばらく経ったがまだまだくすみカラーの需要は衰えなさそう。
『DRAFIX(ドラフィックス)』とは
ゼブラが発売している製図用シャープペンシル。300円で購入できる軽い軸でペン先が細く筆記線が見やすいものになっている。注目なのは製図用シャープペンシルに時々搭載されている硬度表示窓(入っている芯の硬度を表示する窓。ちなみに手動で変える)別に他の製図用シャープペンシルにも搭載されているのでゼブラ独自というわけでもないが、軸のほぼ中心辺りにリングのように目立つデザインで配置されている。今回はこの窓が話題の中心になるのだがとりあえずこのまま読み進めてほしい。そしてなかなかこのシャープペンシルは店頭で見ない気がするが2024年2月現在もカタログに掲載されており、しっかり0.3/0.5/0.7/0.9mmの芯径を網羅している。なお、同名のシャープペンシル芯も売っていたがこちらは廃盤している。
『MINDSWITCH(マインドスイッチ)』って?
先程言及した特徴的な硬度表示窓の部分が芯の硬度ではなくかわいいイラストになっているもの。「気持ちを切り替えよう」ということで「マインドスイッチ」。とても分かりやすい。
そもそも硬度表示窓の用途を大体の人が理解していないことが多く、「なんであるの?」といった質問や「ここを回すと中の芯硬度が変わるんだよね?(エッ!?)」「これって違う芯を入れたら自動で硬度表示変わる?(ハァ!!?)」といったトンデモ質問もあるくらいなのでポップなイラストがついたことにより製図用といった専門的という用途で使うよりはもっと気軽に使っていいんだよとゼブラが言ってるんだな~と感じる一本である。
使ってみた感想
軽い。重心は若干前よりだがほぼ中心。全体的に軽いために重心の所在についてはあまり気にならない気がする。グリップは軸と同じプラスチックではあるが細かい溝が入っており滑りにくくはなっている。デザインは昔ながらのシャープペンシルのままなのはご愛敬ってやつ。軸がくすみカラーでかわいいのはテンションが上がるのでかわいいし、ノブのハートもしっかりかわいい。カワイイに全振りしたので女の子にターゲットを絞ったんだろうなとも感じるがカワイイは正義なのでアリ。通常版の『DRAFIX』があまり実店舗で見かけないので今回購入したに至るわけだが硬度表示窓も変えることがあまりないので(芯は同じものを使い続けているため:B)気分でイラストを変えることもあってもいいかなと思うくらい。窓のイラストはオマケ。
気になったら使ってみてほしい。
まだ2024年2月の段階では新商品なので店頭に残っている可能性は高い。
硬度表示窓のイラストはどの軸を選んでも全て同じなので軸の色と芯径で気になったら購入しよう。(数量限定)
通常版(店頭であまり見かけないためこっちのほうが難しいかも。でも廃盤ではない。今は……。)
(↑Amazonゼブラ公式ショップ)ゼブラさん、なんで10本セットしかないんですか……?もしかして、友達と一緒に買うことを要求されている……?
文房具との出会いは一期一会。気になったら買うんだ。
今回はここまで。
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