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文房具アーカイブ#37『スタビロ STABILO BOSS』

なんかわくわくするペン。パステルと一緒にご紹介。

スタビロ STABILO BOSS

上から:レッド、ブルー/(パステル)ピンク、ターコイズ、ライラック

商品スペック(スタビロ公式より)

型番:No.70-(色番号)

筆記線幅:5mm/2mm(太い面/細い面)※チーゼル型チップ

インク色:イエロー(24)/ブルー(31)/グリーン(33)/レッド(40)/ターコイズ(51)/オレンジ(54)/ピンク(56)/ライラック(58)/パープル()
(パステル)ターコイズ(113)/ミント(116)/ピーチ(126)/ピンク(129)/イエロー(144)/ライラック(155)/クラウディブルー()/コーラルレッド()/ライム()/チェリーブロッサム()/ブリージーブルー()/ペールオレンジ(125)/フローズンフューシャピンク(158)/ダスティグレー(194)
(替えインクあり:イエローのみ確認されている)
インキ:水性蛍光インク・中綿式

サイズ:全長105mm

定価:200円+税
1971年~2023年11月現在販売中

https://www.stabilo.com/jp/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%86%E3%83%A0/%E8%9B%8D%E5%85%89%E3%83%9A%E3%83%B3/%E8%9B%8D%E5%85%89%E3%83%9A%E3%83%B3-%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3/%E3%83%9C%E3%82%B9%E8%9B%8D%E5%85%89%E3%83%9A%E3%83%B3/

『STABILO BOSS』は2021年で誕生から50周年だったそう。

『STABILO BOSS』とは

ぎゅっと握りやすい独特なボディ

 『STABILO BOSS』は独特の平べったいスクエアボディとカラフルな軸色がまず目につく。蛍光ペンで定番なイエローやオレンジだけでなく、ライラックやパープルや流行りのパステルカラーもしっかり備えているカラーバリエーションに関しては隙のない蛍光ペン。平べったいボディは握りやすく、線をのびのび引くことができる。なんで平べったいのかが公式で書いてあって興味深かったので以下に引用。

当時のデザイナーが斬新なアイデアが出ずにストレスからテスト品を押し潰したのが誕生したきっかけ。

色々な形を試行錯誤していたが何も新しい発想がでずに遂に円錐形のテスト品を押し潰してしまった。ところがその平べったく太い形が思いもよらず絶妙に手にフィットするので採用となり以来1971年より変わらぬデザインで愛され続けている。

https://www.stabilo.com/jp/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%86%E3%83%A0/%E8%9B%8D%E5%85%89%E3%83%9A%E3%83%B3/

 もちろんこの「ボス」と呼ばれるにふさわしいわがままボディにインクがしっかり充填されているため筆記距離約375m、市販の蛍光ペンより3倍長持ちするのだとか。たしかになかなかインクがなくならないのは買い替えの手間がはぶけていいし環境にもいい。
 ツインではないのだが細いところと太い所で線の引き方を分ければ問題ない。(細めの線でも2mmあるのでもっと細い線が欲しい場合は難しい)
なんと4時間キャップをはずした状態でも乾かず使える。うっかり放置しても大体助かりそうなのでうれしい。

使ってみた感想

線を引いた後に上から文字を書くとよかったりする

 水性ペンで文字を書いた後に引くと大体のびてしまう。インク自体は特筆して機能があるわけではないため線を引いた後に文字を書くか文字を書いた後に乾くのを待つ必要がある。発色はさすがのスタビロクオリティで大好き。あと軸のデザイン性が高いのですごく写真映えする。実際さまざまな動画の小道具に時々登場していることがある。
 あと、軸が太く平べったいために筆箱に入らずたくさん持って行けない。小さい筆箱では絶対に入らないためミニマリスト筆箱の人向けではない。全色持って行くことになることは絶対ないが持って行くことになったらポーチぐらいの大きさは必要かも。

気になったら使ってみてほしい

昔はヴィレッジヴァンガードにもあった。確定でありそうなのは海外輸入雑貨店系。大きな文房具店にも全色あるかはわからないが定番の色ぐらいはある。

リフィルがある…けど

たしかに「Riffilable」とは書いてあったけど。少なくともこれを日本の文房具店で見たことない。しかもイエローしか確認できなかった。


今回はここまで。
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