文房具アーカイブ#31『三菱鉛筆 uni-ball AIR』
代わりのペンがない
三菱鉛筆 uni-ball AIR
商品スペック(三菱鉛筆商品ページより)
万年筆みたいな書き心地のボールペンを探していると言われたら大体これのこと。
『uni-ball AIR』とは
まさにこのキャッチコピーのとおり筆圧によってインクの流量をコントロールし、空気のように軽い書き味と変化する描線幅をボールペンで実現した新感覚の一本。
ボールペンで、というのがポイントでボールペンのペン先の仕様上基本的に筆記線が変化することはないのだがペン先内部が筆圧に合わせて上下に動くことによってトメハネハライ、寝かせ書きも自由自在なのだ。寝かせ書きの民である自分はとてもうれしくて3本買った。
なお、立てて書いたり弱い筆圧で書くと描線は細くなり、寝かせて書いたり強い筆圧で書くと描線は太くなる。
使ってみた感想
書き味は水性ボールペンのそれで、さらっとしている。ペン先のチップを覆うソフトカバーがボールペンっぽさを減らしているがサインペンでもない何か不思議な書き心地ではある。ゆるいイラストを描くのに使うがプラマンと同率で使っていると思う。ただ、インクが少なくなると出てくるインクが少なくなるのかちょっとボール回ってるな~といったジャリジャリ感も出ることがある。インク直液式ゆえにリフィルがないためそれは残念かなと思うけど、また買えばいいかなと思う。インク直液式は贅沢にインクがジャバジャバ出るので好き。
それからリフィルがないのを欠点とみている人も多いかもしれないけど、リフィル交換式だと内部機構で筆圧に対応させることはできないと思うのでこれは一つの個性でいいのである。インク残量が見えないのが残念に思う人もいるがいちいち残量見てないので自分は気にしていない。
気になったら使ってみてほしい
文房具店の水性ボールペンコーナーで売っている。一本当たりの価格も安いのでお気軽に使うのが吉。
今回はここまで。
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