文房具アーカイブ#5『ゼブラ デルガード タイプLx 』
「もう折れない。」自分の心もそうありたい。
ゼブラ デルガード タイプLx
商品スペック(ゼブラ公式より)
多分2022年現在ゼブラのシャープペンシルといえば『デルガード』となると思う。『デルガード』は〔無印〕〔タイプLx〕〔タイプER〕〔タイプGR〕の4兄弟になっており、今回紹介する〔タイプLx〕は次男坊。
『デルガード タイプLx』の魅力
「もう折れない。」という『デルガード』の金属軸モデルである〔タイプLx〕。価格も4兄弟のうち一番高いし、ペン自体も一番重い。「兄より優れた弟など存在しねぇ!!」という世紀末なご意見もあるかもしれないが文房具界においては弟が北斗神拳継承者になることがめっちゃあるってこと。
……何の話?
何度でも書くが自分が[太軸・重め]なペンが好きなこと、絵を描くので強弱をつけるときに芯を折りがちなことでこのキャッチコピーは魅力的だった。
なぜ芯が折れないのか
そもそも芯が折れにくいシャープペンシルは今では文房具メーカー各社が出しており、芯も昔より強靭になったので筆圧ゴリラか芯をめちゃくちゃ長く出してるかなにかじゃない限り折れにくくはなっている。
『デルガード』においてはペン先に内蔵されたスプリング(ばね)がペン先が縦に加わる衝撃を和らげて折れにくくなっている。よってこのスプリングの動きがブレを感じさせるとして好みが分かれるところになってはいる。精密画や製図を描く人、ブレを許したくない人はオススメできないが、自分はブレすらも毛筆の揺らぎのように感じるタイプなのでむしろ慣れると心地良く感じている。ブレを許したくない人は同じゼブラの『ブレン』を買うといい。ボールペンだけど。
また、ななめの衝撃はガードが出てくることで守ってくれる。自分はペンを寝かせて書きがちなので多分70%くらいはこのガードによって折れていない可能性がある。多分。
なお、ゼブラ公式で(※芯が出ていない状態から、4回以上ノックして書くと折れることがあります。※カラー芯や3B以上の濃い芯を使用して書くと折れることがあります。)とあるので折れないこともあるなぁ。くらいの気持ちで使うように。折れてもペンのせいにしない。
気になったら使ってみてほしい
どこの文房具店でも置いている印象なので苦労せず買える。
限定柄は店やタイミングによってあったりなかったりするので気になる柄が出たら買おう。そういえばマーベル柄は人気だったな……
今回はここまで。
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