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文房具アーカイブ

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新商品から廃盤まで、文房具の情報を羅列しつつなんだかんだ書いている記事のまとめです。自分が知りたい情報のまとめなのと、メーカー公式の引用が主(データがないものはこの限りではない)…
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#ぺんてる

文房具アーカイブ#44『ぺんてる Caplet』

キャップ式シャープペンシルで考えうる中でおそらく一番低コストなペン。 ぺんてる Caplet(キャプレット)商品スペック(実商品目視より)  以前『ぺんてる 万年ケリー(発売50周年モデル)』の回で「キャップ式シャープペンシルが増えないのはなぜか」で“キャップ式シャープペンシルでプラスチックのものもあるにはある”と書いたが、このペンのことである。これ以外で自分の知っている限りでプラスチックキャップのシャープペンシルは他に知らない。 『Caplet(キャプレット)』とは

文房具アーカイブ#30『ぺんてる P205  シャープペンシル(BOYS&GIRLS )』

日本で廃盤になった理由がわからない ぺんてる P205  シャープペンシル(BOYS&GIRLS) 商品スペック(商品観察より) 『P200 for BOYS&GIRLS』は学生向けに発売されたシリーズ。 『P205  シャープペンシル』とは  『P205 シャープペンシル』は『P200』シリーズで『P205(0.5mm)』・『P207(0.7mm)』『P209(0.9mm)』の芯径が3種類用意された製図用シャープペンシルのうちの0.5mmモデル。読み方は「ピーニヒャ

文房具アーカイブ#26『ぺんてる PentelAin消しゴム くっつくタイプ』

消しゴムはなんぼあってもいいですからね ぺんてる PentelAin消しゴム くっつくタイプ消しゴム界隈では現在最新のもの。 『PentelAin消しゴム くっつくタイプ』とは 今まで青の「軽く消せるタイプ」、赤の「まとまるタイプ」があり、それに仲間入りする形で白のスリーブで『くっつくタイプ』が発売された。「軽く消せる」や「まとまる」は他の消しゴムメーカーでも作られていてトンボ鉛筆の「モノ もっとかる~く消せる消しゴム」やヒノデワシの「まとまるくん」のように先駆者がいる

文房具アーカイブ#10『ぺんてる 万年ケリー(発売50周年モデル)』

アーカイブの節目には節目のペンを。 ぺんてる 万年ケリー商品スペック(ぺんてる公式サイトより)  『万年ケリー』は常々欲しかったシャープペンシルだった。ちょこちょこいろんな所から限定の色が出ていて買おうかなぁと思っていた矢先に50周年モデルが出るという話を聞いて意気揚々とお財布を開いたら限定版が思いのほか高くて半泣きになった思い出がある。買ったけど。 『万年ケリー』とは  『万年ケリー』はなんといっても「キャップを軸の後端にセットしてノックができる万年筆型シャープペン

文房具アーカイブ#2『ぺんてる プラマン』

この記事を作るために文房具を撮影するのが楽しくて仕方ない。 文房具を見ていると普遍的なことを押さえつつ改良されていく進化を感じてならない。 ぺんてる プラマン商品スペック(ぺんてる公式より) 先に『トラディオ・プラマン』を紹介したが、生まれはこちらのほうが先。ボディの色は「海老茶色」。茶色じゃない辺りにこだわりとレトロ感を感じる一本。『プラマン』ってな~に?って方は前回を参照いただくとして……。 じゃあ『トラディオ・プラマン』との違いは? 大きく違うのは『プラマン』は

文房具アーカイブ#1『ぺんてる トラディオ・プラマン』

持っている文房具を備忘録的に残していこうと思う。 新商品、ロングセラー、とっくに廃盤になったもの。 それらをネットの海に残していけば誰かの目に留まるかもしれないから。 ぺんてる トラディオ・プラマン商品スペック(ぺんてる公式より) 文房具が好きすぎるゆえにどれから書こうかとずっと悩んでいた。 最初がすべて肝心なので。 結構用途を限定せず使っているペンと言えばこれかなというところで初回を飾ることになった。 実は『プラマン』という商品は別にある。これは別の記事で紹介したいの