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文房具アーカイブ

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新商品から廃盤まで、文房具の情報を羅列しつつなんだかんだ書いている記事のまとめです。自分が知りたい情報のまとめなのと、メーカー公式の引用が主(データがないものはこの限りではない)…
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#文房具好きと繋がりたい

文房具アーカイブ#42『トンボ鉛筆 モノグラフファイン』

2023年に発売されたシャープペンシルで一番コスパがいいかもしれない トンボ鉛筆 モノグラフファイン商品スペック(トンボ鉛筆公式ホームページより) 名入れはハンズ渋谷店で名入れイベントをしていた際に購入したため。 『モノグラフファイン』とは トンボ鉛筆といえばシャープペンシルの『モノグラフ』シリーズ。三菱鉛筆でいう「クルトガ」、パイロットでいう「Dr.Grip」。『モノグラフシリーズ』は「モノグラフ」「モノグラフグリップモデル」「モノグラフライト」「モノグラフゼロ(廃

文房具アーカイブ#40『セーラー万年筆 シャレーナ万年筆(初期型)』

これ以上に小さく細い万年筆を私は知らない セーラー万年筆 シャレーナ万年筆 商品スペック(目視、インターネットの情報などから) 今回紹介するのはクロム仕上げの定価3,000円、初期型14金。 初期型の14金はちょっとレア。 『シャレーナ』とは  最大直径6.6mmという驚異の細さを誇る万年筆(ボールペンも存在する)。近い細さで言うと文房具アーカイブ#16「オート えんぴつ風ミニミニシャープ」(最大径5.6mm)ではあるが、シャープ機構部が入ればいいシャープペンシルと

文房具アーカイブ#39『パーカー IM ボールペン』

クリスマスプレゼントにご検討ください。 パーカー IM ボールペン商品スペック(パーカー日本公式ホームページより) 本体デザインとカラーバリエーションによって価格が上下するシリーズ。 色が違うだけなのに最大4,000円も価格が違うので大体の人は「なんで?」というが本当に色違いです。 本体デザインなどの入れ替わり立ち代わりが多いので全部の型番を書くことができませんでした。 今回記事に掲載したデザインは「ピンクCT(クロームトリム)」。どう見ても赤なのだが商品名はピンクらしい

文房具アーカイブ#32『ゼブラ サラサクリップ(前編)』

20周年おめでとうサラサクリップ、これからもよろしく。 初の前後編システム。 ゼブラ サラサクリップ商品スペック(ゼブラ公式HPより) 【文房具アーカイブ#27】にて紹介した『サラサグランド』の基本形。なんと今年で20周年。様々なコラボ商品や派生型が生まれる中で変わらずあり続けた水性ゲルインクボールペンと言えばコレ、という人も多い一本。 『ゼブラ サラサクリップ』とは この公式の紹介のとおり「サラサラ書けるからサラサ」と言っても過言ではないボールペンシリーズ。0.5m

文房具アーカイブ#31『三菱鉛筆 uni-ball AIR』

代わりのペンがない 三菱鉛筆 uni-ball AIR商品スペック(三菱鉛筆商品ページより) 万年筆みたいな書き心地のボールペンを探していると言われたら大体これのこと。 『uni-ball AIR』とは  まさにこのキャッチコピーのとおり筆圧によってインクの流量をコントロールし、空気のように軽い書き味と変化する描線幅をボールペンで実現した新感覚の一本。  ボールペンで、というのがポイントでボールペンのペン先の仕様上基本的に筆記線が変化することはないのだがペン先内部が

文房具アーカイブ#30『ぺんてる P205  シャープペンシル(BOYS&GIRLS )』

日本で廃盤になった理由がわからない ぺんてる P205  シャープペンシル(BOYS&GIRLS) 商品スペック(商品観察より) 『P200 for BOYS&GIRLS』は学生向けに発売されたシリーズ。 『P205  シャープペンシル』とは  『P205 シャープペンシル』は『P200』シリーズで『P205(0.5mm)』・『P207(0.7mm)』『P209(0.9mm)』の芯径が3種類用意された製図用シャープペンシルのうちの0.5mmモデル。読み方は「ピーニヒャ

文房具アーカイブ#29『やおき工業 はさめるシザーズ』

そういう方向にコンパクトっていう発想と技術力に脱帽。 やおき工業 はさめるシザーズ商品スペック(やおき工業株式会社公式サイトより)  だいぶ前に雑貨店で購入した際には紙のスリーブがあったのだが家で使っているうちにそれをどこかで紛失した。メーカーはスリーブに入れて使用することを推奨しているためできる限りなくさないように。 『はさめるシザーズ』とは  文房具というよりは刃物屋さんのハサミ。なので見た目がかわいいとかそういうことはなくスリーブも紙というストロングスタイル。「

文房具アーカイブ#28『BIC クリスタル Re'New 1.0』

このタイミングでチョイスしたことに関しては他意はありません BIC クリスタル Re'New 1.0 商品スペック(BIC ジャパン公式より) BICと言えばオレンジのプラスチック軸に黒いキャップの油性ボールペンを思い浮かべる人が多いメーカーだが、今回は全て銀色。そして金属軸なのだ。BICで金属軸なのは思い出せるだけで初めてなのではないかと思ってしまう。 『クリスタル Re'New 1.0』とは 軸はアルミニウム、キャップ部分には「96%リサイクルプラスチック」を使

文房具アーカイブ#26『ぺんてる PentelAin消しゴム くっつくタイプ』

消しゴムはなんぼあってもいいですからね ぺんてる PentelAin消しゴム くっつくタイプ消しゴム界隈では現在最新のもの。 『PentelAin消しゴム くっつくタイプ』とは 今まで青の「軽く消せるタイプ」、赤の「まとまるタイプ」があり、それに仲間入りする形で白のスリーブで『くっつくタイプ』が発売された。「軽く消せる」や「まとまる」は他の消しゴムメーカーでも作られていてトンボ鉛筆の「モノ もっとかる~く消せる消しゴム」やヒノデワシの「まとまるくん」のように先駆者がいる

文房具アーカイブ#25『マルモ印刷 印刷屋メモ』

印刷校正をちょっとだけでも知っていると面白い。 マルモ印刷 印刷屋メモ商品スペック(マルモ印刷公式より) 印刷会社が製作している。文房具メーカーとは違う目の付け所が光るメモ。 『印刷屋メモ』とは  見た目が印刷物を作成するときに使う校正紙(文字の間違いや色のバランスなどを見る)の端っこのようなメモ。 校正は大きく分けて2つあり、表紙に謎に入っている赤いマークが『文字校正』。誤字や文字バランス、文章の流れを見て修正指示を入れるもの。 表紙は①文字の先頭を揃える/②「M

文房具アーカイブ#24『ZERO G TEC ZERO G BALL ∠15』

なんで他のメーカーがやらないかがちょっとわかるような気もせんでもない ZERO G TEC ZERO G BALL ∠15商品スペック(インターアクト株式会社:Makuakeより) 日本での販売元は「インターアクト株式会社」ではあるが元々は韓国の「ZERO G TEC」という文房具ブランド会社のものなので今回の紹介はこのようになっている。自分も元々Makuakeでこのペンを見て気にはなっていた。 『ZERO G BALL ∠15』とは とにもかくにもこのペン先。このペ

文房具アーカイブ#23『三菱鉛筆 JETSTREAM EDGE』

本当に尖ってるんだよなぁ。 三菱鉛筆 JETSTREAM EDGE商品スペック(三菱鉛筆プレスリリースより) 2023年時点で油性ボールペンでは一番細い芯径、0.28mmのボールペン。 しっかり目立つワイヤークリップがかっこよく(某LAMY「サファリ」のようで)実用と見た目を兼ね備えた1本。 『JETSTREAM EDGE』とは 上記の公式紹介にある通り、「めっちゃ細い油性ボールペン」である。2023年になった今でも世界最小のボール径である。新開発の『ポイントチップ』

文房具アーカイブ#22『呉竹 愛ライナー』

もうそれはほぼ「そう」なのよ。 呉竹 愛ライナー 商品スペック(呉竹公式より) 一見おふざけのような商品名だがしっかり筆ペン。自分のアイラインに引いてしまいそうなほどアイライナーに擬態している。 『愛ライナー』とは 『愛ライナー』とは見た目はどうみてもアイライナーである筆ペン。アイライナーをモチーフにしているため超極細の穂先である。サイン筆ペンの細字のような硬い先ではなくしっかり毛筆であることもポイントが高い。間違って自分のアイラインに引いた場合は目の周りが秒でパン

文房具アーカイブ#21『パイロット ケセラメ(第3弾)』

子どもの時にあったら絶対買ってた パイロット ケセラメ(第3弾)商品スペック(パイロット公式プレスリリースより) 『ケセラメ』は第1弾、第2弾と来てこの第3弾に至るほど人気のシリーズ。 『フリクション』の亜種であるため摩擦熱によって筆跡が見えなくなる。 『ケセラメ Kese Lame』とは  『ケセラメ Kese Lame』は前述したとおり人気のシリーズ。第3弾は前のシリーズより落ち着いた色合いにキラキラとしたラメがきらめいて美しい。インクは「フリクションインク」のた