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斎藤 蓮舫さん(旧名・謝蓮舫)まとめ - 5344文字

事前知識

  • 本名斎藤蓮舫・長女

  • 誕生日:1967年11月28日

  • 出生地東京都目黒区

  • 出生時国籍:中国籍

  • 1985年台湾籍のまま日本籍取得(二重国籍)

  • 父親謝哲信台湾人の政商

  • 母親齊藤桂子

  • 元配偶者村田信之

国籍関連

  • 出生時1967年11月28日:中国籍

  • 1985年台湾籍のまま日本籍取得(二重国籍)

  • 2016年9月13日:『国籍喪失許可証書』が台湾から発行

母親:(齊藤桂子)

ミス・シセイドウ(資生堂)であった。

概要:資生堂が1949年から1973年まで実施していた広報活動の一環
目的:
消費者に対して美容の重要性を伝え、資生堂の製品の認知度を高めるため。

ミス・資生堂

父親:(謝哲信)

  • 本名謝哲信・次男

  • 母:陳杏村

  • 父:謝達林

  • バナナ輸出事業の商人

陳杏村(謝蓮舫の父方祖母)

生誕から結婚まで

  • 1909年1月3日、日本統治下の台湾の新竹庁で生まれる。父は陳定墻。

  • 1923年3月、蓬萊公学校(後の台北市大同区蓬萊国民小学校)を卒業。

  • 1926年、台北女子職業学校(または台北州立台北第三高等学校などの女学校)を卒業。

  • 同年、台湾総督府医学校卒業生の謝達林と結婚。台南州新営郡白河鎮(現・台南市白河区)に病院を開設。

  • 後に温泉地である関子嶺に別荘を共同購入。

  • 1926年、長男の謝哲義を出産。1931年、次男の謝哲信(蓮舫の父)を出産。5年の間に二男二女を出産。

  • 1932年、東京ファッションスクールに入学のため単身東京に移住

  • 1934年、夫の謝達林が感染症で急死。台北に移住。

タバコ事業

  • 1935年、東京の銀座ファッションスクールを卒業。台北市に洋装店をオープン。

  • 1936年4月ごろ、子供を家族に預け、上海に向かう。

  • 1938年7月、台北市にカフェをオープン。

  • 1939年2月、実弟を探しに広東に向かう。「華南煙草運銷公司」を設立。

  • その後、「南華煙草運銷公司」を独立で設立し、上海にも進出。

  • 日本陸軍に資金を寄付し、軽爆撃機と戦闘機を購入。

  • 上海の日本租界地でタバコ事業を展開。

    • 阿片とタバコの勘違いはなさらないように(下記に記載有)

終戦後

  • 1945年8月15日、終戦。9月、台湾政財界の有力者による上海訪問団を自宅に招待。

  • 1945年10月16日、「漢奸」として逮捕される。

  • 1946年3月、軍事法廷に送られる。

  • 1947年1月6日、「戦争犯罪」で起訴される。弁護士の弁護により無罪を主張。

  • 1947年5月14日、無罪判決を受ける。

バナナ輸出事業

  • 日本と台湾のバナナ交易が再開。大一貿易有限公司を設立し、バナナ輸出市場を始める。

  • 台湾区青果輸出業同業公会理事長や駐日弁事所主任などの要職に就く。

  • 輸出同業公会の対日バナナ輸出シェアは9割以上を占める。

  • 1958年、国民党政府から表彰される。

  • 1964年、バナナ輸出割当「五五出口制」を実現させる。

  • 晩年、商売を息子の謝哲信(謝蓮舫の父)に任せ、アメリカに移住後、東京に戻る。1977年に台北で逝去。

沿革

  • 1985年NTTのテレホンカードのCM出演

  • 1985年台湾籍のまま日本籍取得(二重国籍)

  • 1988年音響機器メーカーのキャンペーンガールである「クラリオンガール」に選ばれ、グラビア・アイドルデビュー

グラビア・アイドル時代
  • 1988年 日本テレビ『スーパージョッキー』のアシスタント

  • 1988年 サッポロビール「サッポロ黒ラベル」のCMに出演

  • 1992年4月報道・情報番組に主軸

    • TBS『3時にあいましょう』と後継番組の『スーパーワイド』に出演

    • 1993年4月から1995年9月にかけ、テレビ朝日『ステーションEYE』のメインキャスター

  • 1993年8月に番組スタッフであった村田信之と結婚2020年8月に離婚)

  • 1995年から1997年にかけて北京大学に留学

  • 1997年1月妊娠を機に退学(96年6月頃懐妊したと思われる

  • 1997年4月双子を出産

政界入り

  • 2004年7月: 手塚仁雄の誘いで民主党から第20回参議院議員通常選挙に出馬(東京都選挙区)。初当選。

  • 2004年8月: 民主太平洋大会出席のため台湾を訪問し、総統の陳水扁と会見。台湾のWHO加盟や観光客のビザ免除を支持。

  • 2005年9月11日: 第44回衆議院議員総選挙で民主党が議席を減らし、党代表の岡田克也が辞任表明。前原誠司の推薦人に。

  • 2007年9月: 民主党のネクスト年金担当大臣、長妻昭の要請でネクスト年金担当副大臣に就任。

民主党政権

  • 2009年10月21日: 内閣府の事業仕分けワーキンググループの「仕分け人」に就任。

  • 2010年6月2日: 鳩山由紀夫が民主党代表と首相辞任を表明。菅直人の推薦人に。

  • 2010年6月8日: 菅直人内閣で内閣府特命担当大臣(行政刷新担当)に就任。国旗への一礼を省略。

  • 2010年7月: 第22回参議院議員通常選挙で再選。菅直人改造内閣で内閣府特命担当大臣(行政刷新担当)に留任。

  • 2010年10月20日: 鳩山由紀夫と鳩山邦夫が東京都知事選の候補として蓮舫を提案。蓮舫は出馬の噂を否定。

  • 2011年1月: 菅直人第2次改造内閣で内閣府特命担当大臣(行政刷新担当)に留任。消費者及び食品安全担当、節電啓発等担当大臣も兼務。6月27日に閣僚ポストを退任し、内閣総理大臣補佐官に就任。

  • 2011年8月26日: 菅直人が民主党代表辞任を表明。野田佳彦の推薦人に。

  • 2011年9月2日: 野田内閣で内閣府特命担当大臣(行政刷新担当)に就任。「新しい公共」、少子化対策、男女共同参画、公務員制度改革担当大臣も兼務。

  • 2012年1月13日: 野田第1次改造内閣発足に伴い内閣府特命担当大臣を退任。民主党行政改革調査会会長代行に就任。

民主党下野後

  • 2013年5月27日: 民主党役員会で幹事長代行に起用。第23回参議院議員通常選挙で惨敗し、幹事長代行辞表を提出。

  • 2015年1月: 民主党代表選挙で岡田克也の推薦人に。岡田が代表に選出され、代表代行に就任。

  • 2016年3月: 民主党と維新の党が合流して民進党を結成。代表代行に留任。第24回参議院議員通常選挙で3選。

民進党代表として

  • 2016年9月2日: 民進党代表選挙に立候補し、9月15日の選挙で過半数を獲得して第2代代表に選出。

  • 2016年9月21日: 新執行部が発足。幹事長に近い人物が布陣され「お友達執行部」と批判される。

  • 2016年10月16日: 新潟県知事選挙で反原発の米山隆一を応援。支持母体の連合から不信感を受ける。

国会運営

  • 2017年3月6日: 国会で森友学園問題を質問。安倍晋三首相からの返答に対し「笑って答えて見苦しい」と発言。

  • 2017年7月25日: 都議選敗北の総括会で次期衆院選について参議院からの鞍替えを表明。

  • 2017年7月27日: 民進党代表を辞任表明。総選挙での東京小選挙区からの出馬について再検討の考えを示す。

代表辞任後

  • 2017年9月1日: 民進党代表選挙で前原誠司に投票。

  • 2017年10月10日: 衆議院議員総選挙に出馬しないことをTwitterで発表。立憲民主党が躍進。

  • 2017年12月: 大塚耕平代表の下で民進党執行部が統一会派を呼び掛けることを批判。

立憲民主党への参加

  • 2017年12月26日: 民進党に離党届、立憲民主党に入党届を提出。理由は「政策を最優先したい」と説明。

  • 2018年1月10日: 民進党が離党届を受理し二重党籍状態が解消。

  • 2018年1月19日: 立憲民主党の参議院国会対策委員長に就任。

  • 2018年5月8日: 立憲民主党副代表兼参議院幹事長に就任。

新立憲民主党の発足

  • 2020年8月24日: 旧立憲民主党と旧国民民主党が合流新党を結成することで合意。

  • 2020年9月10日: 新「立憲民主党」の代表選挙で枝野幸男の推薦人に。

  • 2020年9月15日: 新党結成。党代表代行兼国民運動・広報本部長に就任。

東京都知事選に出馬

  • 2024年5月27日: 記者会見で東京都知事選挙に立候補する意向を表明。立憲民主党・共産党が統一候補として支援予定。

  • 2024年6月12日: 立憲民主党に離党届を提出。

  • 2024年6月20日: 東京都知事選挙告示日に立候補を届け出、公職選挙法の規定により参議院議員を退職。

事業仕分けにおけるスパコン開発批判

  • 2009年11月13日: 蓮舫が「仕分け人」として次世代スーパーコンピュータ開発の予算削減を決定。

    • 蓮舫の発言「世界一になる理由は何があるんでしょうか?2位じゃダメなんでしょうか?」が話題に。

    • 研究者側は「1位でないと競争分野で不利」「夢を与えたい」などと回答。

    • 蓮舫は「2位でも安価で応用できる方法があるのでは」と質問し、文科省側は「1位で日本のアイデアが先行できる」と回答。

  • ジャーナリストの意見:

    • 元麻布春男: 「研究者側の負け。予算の必要性を説明できなかった」

    • 産経新聞: 「発言を修正した」と評価。

  • 政治家の反応:

    • 片山さつき: 「蓮舫の仕分けで中国が1位に躍り出た」

    • 蓮舫: スパコンが世界一になったことを賞賛し、「言い訳はしないが、メディアの報道は誤解」と反論。

  • 科学者の批判:

    • 野依良治: 「不見識。歴史の法廷に立つ覚悟があるか」

    • 利根川進: 「1位を目指さなければ2位、3位にもなれない」

    • 鈴木章: 「2位ではダメというのは愚問。科学技術の高いレベルを維持すべき」

  • その他の批判:

    • 与謝野馨: 「民主党の事業仕分けは文化大革命の紅衛兵のよう」

    • 石原慎太郎: 「技術に関しては論外」

    • 渡邉恒雄: 事業仕分けを非難。

  • 藤原正彦: 「世界一を目指さない科学者はいない」「費用対効果は科学研究におけるタブー」

  • 実務家の意見:

    • 金田康正: 「一番だから良いわけではない」

    • 松井孝典: 「1位ありきのハード偏重主義を批判」

    • 菊池誠: 「予算確保のための助け舟」

  • 2011年6月21日: 日本のスパコン「京」が7年ぶりに世界一に。文部科学相は「科学者が発奮し、むしろバネになった」と見解。

  • 産経新聞の評価: 「公開処刑のような手法が反発を招いた」「仕分けは政治ショーだった面は否めない」

阿片とたばこの比較

阿片

  • 成分: 阿片はケシの実から得られる天然のアルカロイドで、モルヒネ、コデイン、テバインなどの成分を含む。

  • 使用法: 主に医療用として鎮痛剤麻酔薬として使用されるが、乱用されることも多い。

  • 依存性: 非常に高い依存性を持ち、乱用すると中毒症状身体依存精神依存を引き起こす。

  • 健康への影響: 過剰摂取は呼吸抑制昏睡、最悪の場合は死に至る。慢性的な使用は肝臓腎臓の損傷、免疫機能の低下を招く。

  • 法的規制: 多くの国で厳格に規制されており、医療用途以外での所持、使用は違法とされる。

たばこ

  • 成分: たばこにはニコチン、タール、一酸化炭素、ホルムアルデヒドなど数千種の化学物質が含まれる。

  • 使用法: 喫煙として吸入するのが一般的であるが、噛みたばこや嗅ぎたばこも存在する。

  • 依存性: ニコチンにより高い依存性があり、精神依存身体依存を引き起こす。

  • 健康への影響: 長期的な使用は肺がん心臓病慢性閉塞性肺疾患(COPD)脳卒中などのリスクを大幅に増加させる。受動喫煙も他人に悪影響を及ぼす。 - 最新研究で遺伝子変異を確認

  • 法的規制: 多くの国で喫煙制限や広告規制があり、未成年者の購入・使用は禁止されている。

比較

  • 依存性: 両方とも高い依存性を持つが、阿片は即効性が強く依存性も極めて高い

  • 使用目的: 阿片は医療用に使われることが多いが、たばこは主に嗜好品として使用される。

  • 健康リスク: 阿片の過剰摂取は致命的であるのに対し、たばこの長期的な使用は慢性的な病気を引き起こす。

  • 法的規制: 阿片は医療用途以外での使用が厳しく規制されているが、たばこは嗜好品として合法だが、厳しい規制がある。

  • 社会的影響: たばこは広く合法的に流通しており、受動喫煙問題もある。阿片は違法取引が多く、社会的・経済的な問題を引き起こしている。

受動喫煙

受動喫煙(他人が喫煙の煙を吸うこと)は肺がんリスクを高め、遺伝子変異を引き起こすことが判明しました。国立がん研究センター中央病院の研究では、約400人の非喫煙女性肺がん患者を対象にゲノム解析を行い、受動喫煙経験者の遺伝子変異非経験者より約12%多いことが分かりました。特に「APOBEC」というタンパク質による遺伝子変異が確認され、これががん化や治療耐性の一因とされています。詳細な研究結果は国際医学誌に掲載されました。

日本経済新聞より

全国たばこ販売政治連盟

  • 概要

    • 2022年11月17日時点で238名の議員が所属

    • 日本の政治連盟で、たばこ業界の理念や政策実現のために政治活動を行う。

    • 全国たばこ販売協同組合連合会(全協)の政治部門として活動。

    • 全協として政治活動することが法律で禁止されているため、全協と一体で活動。

    • 自由民主党の支持団体であり、国会議員・地方議員の協力を得て活動。

    • 自民党たばこ議員連盟や自由民主党たばこ特別委員会と協働し、たばこ税増税反対や分煙社会の実現に取り組む。

    • スローガン:「禁煙より分煙を。目指せ!分煙先進国!」

  • 基本理念

    • たばこ事業法の堅持

    • 許可制度・定価制度の維持

    • たばこ税増税の阻止

    • 喫煙規制の阻止

    • 喫煙場所の確保

    • 地方たばこ税を活用した分煙環境整備

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