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4つの基本ストローク 前編

ドラムのルーディメンツ練習で、最初に覚えることは4つストロークです。

・フルストローク
・ダウンストローク
・タップストローク
・アップストローク

今日はフルストローク、ダウンストロークの話です。

フルストローク

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高い位置から振り下ろしてドラムを叩き、高い位置まで戻す。
これはスーパーボールやボールを上から落としたらバウンドして戻る現象と同じで、意図的に操作してるのでなく、スティック、腕の重みを活用して基本脱力のみでコントロールします。そうすると、「パァァーン!」とスッキリとした音が鳴る感じです。
レッスンでは一番最初に叩く奏法で、バスケットボールのドリブルをしているイメージで叩き始めるのがいいかと思います。

ダウンストローク

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ダウンストロークは、高い位置から振りだし、ショット後2~3cm(ローポジション)で止める。このストロークが一番難しいです。
なぜなら、叩いた後にすぐ打面の近い位置に止める行為をしなければいけません。それも力ずくで止めては音が綺麗に鳴らないため、この奏法が脱力のみそとも言えるでしょう。
イメージとしては、ここはボールではなくお手玉を落とす感じです。

僕のオススメは、この奏法の時にスティックの持ち方=グリップにひと工夫加えます。てこの原理ではないのですが、支点をもう一つ加えます。

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基本親指人差し指が支点ですが、さらに残りの3本の指も少し意識します。

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3本の指ももう一つの支点として、春巻きから餃子を包み込むくらい優しくホールドすると綺麗に止まります。マレットパーカッションやってる人はマレットグリップの持ち方に近いかもしれません。

初心者には少々慣れるまでが難しいですが、是非チャレンジしてみてください!

今日も良き楽しい1日を✨
黒帽子の達郎

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