CIA(米国中央情報局)は、ISIS・アルカイダ・東トルキスタンイスラム運動(ETIM)の戦闘員を訓練して、ウクライナへ移送する
米国は旧敵対勢力にあたるテロリストを釈放し、シリアとイラク国境沿いのアルタンフ米軍基地で訓練を施してから、ウクライナのネオナチ勢力と合流させる計画と報道されている。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504370
それから事態は悪化しており、CIAは、ISIS・アルカイダ両過激派、さらには中国新疆ウイグル自治区からの移民にも訓練を提供し、ウクライナへ移送するという。中国新疆ウイグル自治区からの移民は一般市民ではなく、ISIS・アルカイダと同じイスラム原理主義は過激派の可能性がある。
https://thecradle.co/Article/news/12483
現在のウクライナ戦争は直接的契機となったユーロ・マイダン革命と同じ2014年に、新疆ウイグル自治区のウルムチ駅で3人が死亡・79人が負傷した爆発事件が起きており、視察に訪れた習近平国家主席を狙ったイスラム武装グループの犯行と中国政府は非難している。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504470
https://jp.reuters.com/article/analysis-uighur-idJPKBN0DH3HQ20140501
2009年7月には、ウルムチ市で大規模な暴動が発生しており、死者は197名・負傷者は1721名にも上っている。暴動の背景として、南洋理工大学(シンガポール)国際政治暴力・テロリズム研究センターのローハン・グナラトナ教授は、「世界ウイグル会議(WUC)と東トルキスタンイスラム運動(ETIM)は密接に関連しており、ETIMの自爆テロ犯はアルカイダから訓練・武器・資金・イデオロギーを受け取っている」と解説した。
http://news.xinhuanet.com/english/2009-07/18/content_11727782.htm
現在シリアにある米軍アルタンフ基地は、ウクライナ戦争の為の後方支援基地として重要な役割を担っている。トランプ政権の際に米軍のシリアからの即時撤退が表明されたが、シリア南部にあるアルタンフ基地は依然として健在であり、過激派、武装グループ、テロリストらの集積地として利用されている。シリア・アラブ共和国側は、自国領土内からの外国軍の無条件かつ即時撤退を要求している。
https://sana.sy/en/?p=122073
アルタンフ基地の近況報告をするワシントン・ポストは、アルタンフ駐屯軍内の「外国人訓練生」と書いている。
https://www.washingtonpost.com/national-security/2022/07/03/us-military-russia-iran-syria/
シリアのバッシャール・アル=アサド大統領はウクライナ開戦後に、「シリア・教師の日」を記念した演説で、原則なき西側の姿勢を批判した。
「共産主義、イスラム、ナチズム、中国、ロシア、その他の人々は西側の敵ではありません。彼らが西側の利益に奉仕するなら、彼らは友人なのです」
「世界を支配し、資源を略奪し、国庫を充たす以外のことは、彼らにはどうでもいいことなのです」
https://www.memri.org/tv/zionist-jew-zelensky-support-nazi-collaborators
一方、米国財務省はウクライナ開戦を受けての制裁措置で、「プーチン大統領は、金正恩、アレクサンドル・ルカシェンコ、バッシャール・アル=アサドのような独裁者を含む非常に少数のグループに加わる」とコメントした。