明日のために 写真の撮り方 単焦点レンズで遊ぶ
これからカメラを始める方に少しでも役に立てばと思って書かせてもらっています。(^_^;)
明日のために。このタイトルで、ニヤニヤとされた方もいると思います。
名作、あしたのジョーで、丹下段平が、矢吹ジョーに送るはがきの題名がこれでしたよね。
大層なことは書けませんが気楽に読んでください。
最近は一眼レフでも、ズームレンズが主流ですが私が一眼レフを使い始めた頃は50mmが標準レンズということで一般的に使われていました。
大きさがほぼ等倍で画角は45度、のレンズで人間の目で見える風景とは異なるというか切取って行かなくてはなりませんのでどう切り取るかという訓練になります。
かなり昔に読んだ写真の本か何かで50mmレンズを使いこなせたらどんなレンズも使いこなせると書いていたのでそれまで、28mmが欲しいとか、300mmがないから‥‥・などという言い訳をしていたのですが、それを止めて、じゃぁ50mmで表現できる世界を探そうということになりました。
その後、40mmのパンケーキレンズと呼ばれる標準でもない準広角でもない不思議な焦点距離のレンズ+MXという組み合わせで街なかのスナップ風景を撮影していました。
若干画角が広がる、それでいて広角でもなければ標準でもないわけでこんな面白い世界があるのかとすっかりはまってしまった時期がありました。
結局一時期全くお金がなくて手放してしまったのですけど、私にとっては自分の分身みたいなものでしたから正直痛かったです。
私の話はどうでもいいのですが。
今はデジカメ&ズームレンズが全盛で、たしかにズームの性能も良くなり単焦点を使い続ける理由はないですし、いたずらに交換を繰り返して素子に埃がつくのを避けるほうがいいのは間違いありませんが、こうしたちょっとマイナーなレンズを使って楽しむというのもカメラの楽しみ方ではないでしょうか?
https://note.com/blackcat_kat/n/ndf3cde65b614
画像は、冬の和歌山県立美術館から見た風景
二つの椅子が象徴的だったので思わず・・・