ポピュリズムとステレオタイプ
世の中は矛盾に溢れている?
この元記事は、今年の5月2日に書いたものです。
矛盾という言葉を聞いたことがあるかと思います。
中国の故事だったかと思いますが。
どんなものでも貫く矛(ほこ)
どんな矛でも貫けない盾(たて)
を売っていた商人に対して、この矛でこの盾を貫けるのかという話になったという故事からきていると思いますが。
世の中にはこうした矛盾が溢れているというないでしょうか。
冷静に考えればあり得ない話・・・上手い儲け話とか。
少なくとも本当に儲かるのならば、まず間違いなく儲かるという言葉を発しないですよね。
でも、そんな怪しげな儲け話ばかりが溢れている。
これも矛盾の最たる者ですよね。
他にもMLM【マルチレベルマーケティング】なんて言うのもありますね。
私も、人に脅されて大きな借金を背負ってしまったとき、なんとか早く返済しようとして、そうした儲け話に乗って一発逆転仕様なんて真剣に思って大やけどしたと言う苦い経験があります。
今でこそ、100円で数枚入って売ってる木酢液を染みこませたシートですが、これが何枚入っていたか忘れましたが30枚ほど入って5000円とかで売られていました。
それを売るためのライン【下部組織を作れば権利収入でお金が入ってくると言われて・・・】
まぁ、結果的にはどうしても売ることに抵抗があって辞めちゃいましたけど、焦っていたりすると人は正常な判断が出来なくなっるわけですね、矛盾していることを勝手に修正して、自分に都合が良いように改変してしまうわけです。
他人は私が騙されていると言うけれど、それはみんなが間違っている
んだと思い込んで、
「自分に都合の良い話なんて、派手に宣伝するはずがない」・・・という本来の基本原則を完全に忘れてしまうと言うか意識しないでいるんでしょうね。
まぁ、これは政治や戦争などでも同じだと思うわけですね。
自身が推す政党があれば、その政党なりトップが言うことを全て鵜呑みにしてしまうし、フェイクニュースすら信じてしまう。
まぁ、これ以上の話はしませんが、現在のロシアとウクライナの戦争も、冷静に見ないと「ウクライナ=善、ロシア=悪」というステレオタイプ(心理学で言うところの)に陥ってしまうのは、一番問題ですので。
常に冷静な判断を求めないといけないし、為政者はポピュリズムに走らず、その特性を見極めていただきたいものです。
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