Wi-Fiの話・・・知ってたつもり?
日本語の特徴は以前にもお話ししたことがあるのですが、とりあえず日本語に適切な言葉がない場合は、ひとまずカタカナで表現するということがあります。
今回は、Wi-Fiって、どのような意味なのか気になったので少し調べてみました。
OSはOprating Systemの略称ですが、Wi-Fiは?何の略と思って調べてみたところ、どうも Hi-Fi(High Fidelity)と同じ韻を踏む言葉としてより印象に残りやすい言葉として考え出されたものだそうです。
Wi-Fi AllianceのLogo
High Fidelity・・・「音響機器などにおいて「原音や原画に忠実な再現」という意味を持つ」と言うことらしいですが、実はWi-Fiの場合は、同じく、
Wireless Fidelity の略で「Wi-Fi」だそうです・・・・と書きたいのですが、実は元々は米国の通信規格であるIEEE 802と呼ばれる通信規格のうち、 Wi-Fi Alliance に認定を受けた機種だけが、名乗れると言うものだそうで、Wireless Fidelity「無線における忠実な再現」とでも訳せばよいのでしょうか。・・・は後付けの理由だそうで、より一般に理解されやすい名前と言うことで決定されたそうで、日本語に直せば無線LANということになりそうです。というか、LAN自体も、ローカルエリアネットワークですので、さらに日本語に訳せば、地域内通信網と言うことになるのでしょうが、通信関係の場合どうしても日本語に訳すと余計に意味がわかりにくくなる場合もあります。
ただ、何でもそうですが、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という諺もあるように、行き過ぎた日本語化や、その逆で何でもかんでも外来語礼賛というのはよくないなぁと改めて思ってしまうわけです。