写真撮り方、明日のために2
先日は、写真のお話をさせていただいたのですが、今日も引き続き写真のお話をさせていただこうと思います。
皆さんはどのような形で写真を撮影されるか存じませんが、私の場合は、連写して100コマで1コマあれば良いや的な考え方はダメなんです。
撮影する前に、撮影ポイントを決めて出来上がる写真をイメージして、どのポイントでシャッターを切るか、例えばコンデジなどでタイムラグの大きいカメラの場合はどの辺でシャッターボタンを押すか【タイムラグを計算して】撮影するようにしています。
いわば、剣道で言うところの「正眼の構え」とでもいうのでしょうか、一点を見据えて一気にと言う感じです。笑
フィルムの時代からそうでしたが、撮影する前に出来上がりをイメージしてそこで露出とかアングルとか決定して最後にシャッターを押す。
でも、最近はずっとコンデジなのでそこまで緊張感を持たずにふらりと撮影している自分があったりします。
それでも、やはり撮影する前に頭でイメージしてから撮影するようにしています。
写真を撮影する時は、闇雲にシャッターを押すのではなく、出来上がりをイメージしてフレームワークを行い、露出や絞りも計算し、特に動くものであればどの辺りでシャッターを押すのか決めておく、そんな撮り方も有ると思います。
最近のAFは本当に精度が高いのでサーボにしておけばかなりの確率で補足してくれますから、そう言った機能を知った時は、MFしか使ったことがなかったので、いろいろな意味で衝撃的でした。
そのくせ、PENTAXの時は、AF機能に満足行かずに、古いリケノンレンズ(RICOHが、発売していたKマウントレンズ)を愛用していました。
というのは、タクマーが比較的やわらかなトーンを再現するのに対し、リケノンは非常にシャープに表現してくれるので、鉄道写真では愛用していました。
ただ、安いレンズなので絞り羽が少なくてボケが汚いという欠点がありましたから、あまり絞り込まずに使っていましたね。それもフルマニュアルで・・・爆
デジカメのくせに、オート機能をすべて使わずに使っていました。
昔の銀塩カメラと一緒の扱い。笑
ただひとつ違うのは、出来上がりをその場で確認できることかな。
この機能だけは殺さずに使っていましたけどね。(^^ゞ
カメラを上手になろうと思う皆さん、後で階調とか調整できるからということで、RAW現像等に依存せず、基本に立ち返り、フレーミングと露出を極めて見ませんか?
それが出来てから、RAWに進んでもいいように思います。
現在のプロカメラマンの方がRAWを多用しているのか否かは知りませんが、私はこのへんは古い頭なので、譲れないんです。未だに、TIFFかJPGです。笑
ということで、時間も来ましたのでこのへんで。