(距離計の壊れた)Contax IIaで撮った横須賀の写真
夏に手に入れたContax IIa(Sonnar 50mmレンズつき)で、今回はカラーフィルムで撮影です。
撮影場所は横須賀の港から市街地へ向かいました。
フィルムは(とてもオーソドックスな)FUJICOLOR 100。
僕はこのフィルムは空の色が難しいと思っていて、晴天で露出とかがバッチリ決まらないと、ちょっと暗くなりがち、だと思ってる(腕の問題なのだろうけど)。
今回はよく晴れていたけどーーー
以前の記事でも書いたように、僕のこのカメラは距離計が壊れていて、ピント合わせは目測に頼るしかない。
3mにも満たないような近距離や無限遠な距離ならなんとかなるけど、スナップで撮影するような距離では、合わせることが難しい。
っていうか、全然合わない。
どう撮れているかは現像するまで知る由もなかったけど、↑の写真のようにやっぱりピントが外れまくっていた。
やっぱり目測だけで撮影するのは困難です。
なにか解決策はないだろうか、、、
そんなことを考えながら、中古カメラサイトを何気なく観ていたらーーー
独立距離計!
そういうのもあるのか!
つまり外付けの距離計です。
フィルムカメラ全盛期の、旧時代の遺物があるわけです。
メルカリで探したところ、日本メーカであるワルツの距離計が手に入りました。
これをContax IIaのアクセサリシューに取り付けます。
準備が整ったところで、残ったフィルムで改めて撮影に出かけます。
今度は平和中央公園とか、久里浜の黒船仲通り商店街など。
写真の良し悪しはともかく、ピントは合わせられるようになりました。
唯一(?)の欠点は、撮影の手順がとても面倒ということですね。
シャッターを切るまでに、
露出計で露出を確認する
↓
シャッター速度と絞りを合わせる
↓
距離計で距離を測る
↓
レンズのリングでピントを合わせる
↓
(ようやく)ファインダーで構図を合わせる
↓
シャッターを切る
の段階が必要になるわけです。
失敗写真というか、コンセプトが失敗してる気がします。
要検討です。