Canon 7型を持って東逗子駅から神武寺にお参りした話
JR横須賀線で、随一に何もなさそうな駅で降りてみました。
そしたら、歴史のあるお寺がありました。
東逗子駅と、神武寺です。
神武寺は神亀元年(724)の開山。
神武天皇の勅願により行基が祈禱道場として開いたことに由来する。
ちょうど参道の入り口が東逗子駅の目の前にあり、この辺り一帯には関連するお寺が点在しているようだ。
調べてみると意外と何かありそうだな、と思って、さっそく駅から神武寺まで歩いてみる。
フィルムは初めて使うCandido 400C。
このお寺の階段はタイルでデコレーションされていたので、近寄って撮影した。
撮影して、いったんカメラをしまっていると、階段のすぐ横(幼稚園になってる)から人が出てきて、ついでにヤギも出てきた。
朝の散歩の時間らしくて、こちらに一瞥もくれることもなく(ヤギが)そのままスタスタ行ってしまった。
まさかヤギが出てくるとは思わなかったし、撮り逃してしまった。
そうこうしているうちに、目的地の神武寺に着く。
神武寺の敷地内には、檀家さん以外は普段は入れない。
開山1300年の記念第開帳はこの日の訪問の2週間後だし(特に下調べもなしに行きました)、周囲の薬師堂とか参道とかを撮って回ることにする。
でも、この辺からだんだん怪しくなる。
失敗写真が多くなる。
端的に言うと、暗い写真を量産してしまった。
神武寺は駅から近い割にそこそこ山の中にあって、参道は鬱蒼とした木に覆われている。なんなら、山の頂上まで登山道が続いてて、軽ハイキング装備で登っている人もいる。
撮影する時にも露出計をみて調整していたのだけど、仕上がった写真は暗くて何が写っているかよくわからない写真ばかりになってしまった。
一番下の写真は、どうせ写っていないのだから本堂だけトリミングしてみたけど、それはそれでよくわからなくなってしまった。
では、明るければいいのか、というと↓
今度は白飛びしてしまった。
今回使ったフィルムのラチチュードが狭いのかもしれないけど、適正露出に設定できていないことが原因である。
フィルムは24枚撮りだし、往復で思いっきりハイキングして疲れたし、朝ごはんもまだだし、で、早々に帰宅です。
撮れ高は少なかったけど、なにもなさそうに見えた東逗子に、いろいろ見どころがあったことが発見です。はい。