リストラーズ強火オタクの忙しい脳内 ⑫ワインレッドの心
はじめに
いやもう、びっくりでした。
「リクエストリストラーズ!!」の記事で上げていたうちの1曲が、動画として公開されたんですから。
まあ、リクエスト用のタグもつけてなかったし、そもそもあれだけ大量にあったので、偶然の一致である可能性は高いのですが。
そうであったとしても、聴きたいと願っていたものが実現したことに変わりはないわけで。本当に感動でした。
新作公開の告知を受けて大急ぎで仕事を調整し、この日の仕事を2時間早めに切り上げたのは大正解でした。普段はちゃんと仕事終わるまでお預けしてますが、今回は無性に、リアルタイムで聴きたくて…(注:プレミア公開ではありません)。
興奮冷めやらぬ…というより、現在進行形で語彙力がドロンドロンに溶けていますが、この熱量を記録に残すのもまた一興。
ということで、脳内実況シリーズ第12弾、「ワインレッドの心」です~!
脳内実況
【0:00~0:09】
・いや、まずサムネですよ
・何やら高級そうな?少なくとも物理的に高いところにありそうな?落ち着いた雰囲気の漂うロケ地と、ままならぬライティングのギャップがGood
・これ、狙ってやったのかしら
・そう言えば、澤田さんのスーツがいつものと違う
・(再生ボタン ポチッ)
・あれ、野村さんのネクタイもいつものと違う
・野村さんは髪型も違いますね!ワックス?使ってるのは初めて見たかも
・大西さんのネクタイは、「あかおにとあおおにのタンゴ」とか「さそり座の女」とかで見たやつ
・そして!!草野さんの!!背景が!!いつもと!!違う!!!!
・おかえりなさいませ……(感涙)
【0:10~0:27】
・おお、最初のカウントから既に音が深い!!
・この感じ、私の大好きな「セーラー服と機関銃」の時の感覚に近いんですよ
・ベースの音も深くて太い、というかベースの音が全体を包み込むような印象
・大島さんが「ベースの倍音で音を作った」と言われていたのが良く分かるなぁ
・な、なるほど…。加藤さんの声をこう使うのか…
・ギターの”鳴き”が、加藤さんの歌声で再現されるとは
・3人のコーラス+ベースの倍音が一体化していて、音の厚みがすごい
・リバーブ強めなアレンジ、好みだしこの曲に合ってて素敵
【0:28~0:43】
・草野さん…歌、上手いなぁ…(どうした語彙力)(溶けてるんだってば)
・日本一と言われることもあるほどの歌唱力を誇る玉置浩二さんの歌声を再現する時点で限りなくハードルが高いけれど、そこは既に布施明さんや尾崎紀世彦さん、松崎しげるさんをカバーしている草野さんなので安心
・力みがないからこそ出てくる声の色気…
・そして、場を支配するようなベース
・オトナな空気感を演出するためにも低音は重要で、しかしこの曲では澤田さんがダブルリードをやるし…となると、ベースの倍音という話になるのか
・野村さんのコーラス、まるで弦楽器のピチカートのよう
・重ためのハーモニーの上に、軽やかな色どりを添える歌声
・ビターチョコベースのブラウニーに乗せられたオレンジピール的な
・ブラウニーと一体化してしまっては意味がないし、かといってオレンジピールが主役になってもいけない、あくまでもアクセントという絶妙なバランス
・いつもだろと言われれば、それはそう
・伝わりにくい例えですみません
【0:44~0:59】
・「忘れそうな思い出を」で少し盛り上がったところで、「そっと抱いているより」でスッと納める感じ、大好きです
・この曲全体として、音の動きが少しタメ気味になっているのだけど、それが粘っこくならず、オトナな空気と爽やかさが両立されている
・草野さんの華やかで明るい歌声が、薄暗い空間に灯された蝋燭の明かりのようで…(酔ってきた)
・「忘れてしまえば」の下で加藤さんと澤田さんがサビに向けて盛り上がってくる
・伴奏の空気感は加藤さんなんだなぁ
・これ、結構珍しいパターンな気がする
・いつも、ハーモニーを支える側にいるからね…
【1:00~1:14】
・「それ以上」の「じょう」の音がすごく好き
・コーラスがシンプルにハーモニーを奏でていて、リズム隊も動きとしては落ち着いている中で、草野さんの歌声が映える
・「愛されるのに」の後のコーラス、大西さんも一緒の動きをしている
・「あなたはその」の歌詞の処理の仕方がとても丁寧だなぁ
・「忘れてしまえば」の「わ」の入りに感情が込められている
・次のフレーズに向けたリズム隊のつなぎがクール
【1:15~1:33】
・「あの」の入り方からして、いわゆる”しゃくり”を軽く入れてあるのが
小技が効いてる感
・「燃えそうな」の「え」の発音もタメる感じも大好き
・感情が溢れてくるよう
・音域的にもメロディ的にも張り上げたくなるところなのに、盛り上がりはきっちりキープしつつ余裕の姿勢を崩さないカッコよさ…!
・リードの邪魔をせず、それでいてしっかりとした密度の高いコーラス
・動きというほどの動きはないのに、しっかり表情豊かな野村さん
【1:34~1:49】
・加藤さんによるギターのメロディ、再び
・発音は「トゥルル~」だと思うけど、母音がやや「i」に寄せた感じに聴こえる
・ギター感を出すための調整だろうか
・リバーブ効いてて雰囲気満点
・大西さんのベース音が響く響く
・まるでもう一つのメロディのよう
・3人のコーラスは抑え目で、加藤さんのメロディにそっと添えるようなポジショニング
・そして、ロケ地は何処だろう
・日本だとは思えない雰囲気なんですが
・草野さん一人なら帰国前にあちらで撮ったのかと思うけれど、澤田さんもいるからなぁ
・それにしても、ワイングラスがお似合いです
【1:50~2:05】
・ここから澤田さんのリード
・ブレッシーな発音がもう、色気出まくりです
・特に「抱き合ったり」のところ
・前回の「ハリケーン」の時も、澤田さんのブレス多めの発声を聴いてクラクラした記憶
・そして草野さんによる字ハモ
・妖しい雰囲気が醸し出される…
・その濃密な空気感に、野村さんのピチカート(的な歌唱)が一服の清涼感を添えてくれるのですよ
【2:06~2:21】
・やはり感情表現が豊かな澤田さん
・1コーラス目の草野さんは比較的淡々と(それでも表現力豊かなのがさすが)歌っていたけれど、澤田さんになると声にも表情にも感情が乗りますね
・「あずさ2号」の時も同じ構成で、似た感想を抱いた記憶
・リズム隊、ずっと落ち着いたリズムのままなんだけど、それなのに凄みが効いてるのはなんでだろう
・ベースの音が全体の空気を作っているからかな
・「ワインを開けたら」、私が一番好きな澤田さんの声かもしれない
・これが…!!この歌声が聴きたかった…っ!!!
・そこに重なる、野村さんの字ハモ
・実は、野村さんがはっきり笑顔になるのはここくらいだったりする
【2:22~2:36】
・あああ…良い……
・澤田さんの歌声がもう、アルコール度数高くて…(ヨッパライ)
・普段、澤田さんの声からイメージするお酒はブランデーやウイスキーですが、今回はもちろん赤ワインですね!
・「これ以上」の高音部や「あなたはただ」の上がるところで、やや抜き気味で柔らかな表現になるのがたまらなく好きです
・「手立てがなくて」は反則レベル
・そして、草野さんの下ハモリ
・結構重量のあるハモリだと感じるのは気のせいではないはず
・草野さん、基本はとても軽やかな歌い方をされるのだけど、時々こういう重厚な声を聴かせてくださるんですよね
【2:37~2:55】
・澤田さんと草野さんの、一糸乱れぬハーモニーがまさに極上
・「燃えそうな」のハモリが特に好き
・感情の高まりが見事に表現されていて、引き込まれますね…
・草野さんの時は素面で語っている感じなのに、澤田さんになると少しお酒が入っていそうな感じ
・どちらも魅力的…!!
・「心をまだ」は完全に反則
・これはダメ
・ズルい
・「持て余しているのさ」の「さ」もダメです
・確信犯に違いない
・いや、それを聴きたかったのでいいんですが(どっち)
・酔いが回る…
【2:56~3:09】
・サ ン グ ラ ス w
・この照明の抑えられた空間でなぜ?
・歌っている?のはこの曲?違うかな?
・いやそもそも、こんないろいろな意味でお高そうなロケ地で、実際に歌うのを撮るなんてできるのか?
・真相は如何に…
・ともあれ、ちょっと危険な男の雰囲気が出そうで出てない
・むしろ安心感が漂っている…
・ここのギターのメロディは野村さんですね
・原曲を聴くと、加藤さんが担当したギターとは少し違う音色なんですよね
・それを加藤さんと野村さんで分けているのか…
・間奏の終わりに向けて盛り上がってくる草野さん・澤田さんのコーラスと加藤さんのメロディ
・音のカッコよさと、映像のミスマッチの妙
・これこそがリストラーズ!
【3:10~3:24】
・サングラスのままおかえりなさいw
・澤田さん、メガネのレンズは青系がお好みなのかしら
・草野さんは、何だか恰幅のいいタモリさんみたいな感じ
・再びの草野さんリード、そして澤田さんの字ハモ
・やっぱりこのお二人のハモリは至高
【3:25~3:45】
・野村さんと加藤さんも字ハモに加わって4人のメロディ!
・今回の野村さんはあまりニコニコしなくて眉間にしわが寄りがちだけど、ここからは特にそんな感じ
・やや険しい表情も素敵ですよ
・ライトの反射?で加藤さんの瞳がブルーに見えるマジック
・ブルーアイズ加藤さん
・「揺れながら」の最後の、音の切り方がすごく…すごく魅力的です
・儚く消えていく感じがね…。草野さん、こんなことまでできるんですか…
【3:46~4:09】
・写真………
・リストラーズの皆様は、育ちと人柄の良さが全身からオーラになって出てるからね、仕方ないよね
・この、カッコいいと面白いの中間からやや面白いに寄ったあたりを狙う絶妙すぎるバランス感覚
・加藤さんのギター再び
・こうして聞くと、やっぱりこのメロディは加藤さんがいいですよね
・とはいえ、草野さんver.とか野村さんver.も聴いてみたくはある
・いつものことながら、最後の和音が完璧
・普通は高いパートの音が前に出て聴こえるんだけど、今回は低い方が前に出て聴こえる
・はあぁ…(今回も)最高でした……!!
おわりに
安全地帯が危険であることは、これまでもいろいろな場所で指摘してきたところなのですが、「やっぱり」という感じですね。危険極まりない。
まだ今回は、アルコール度数的にはやや控えめな草野さんがメインを張ってくれたので爽やか要素が多めになっていましたが、全編澤田さんだったらヤバイことになってた気がします。
極度の下戸である筆者は、草野さんリード部分の時点で酔い始めていたわけですが、澤田さんリード部分なんて、完全に酔っ払いでしたね…。でも、幸せな酔いでした。これを味わいたかったのですよ!!
口等から摂取するアルコールは、微量でも体には良くないという研究成果が出たようですが、耳からの摂取分は問題ないはず。日々、適量の摂取で健康に、幸せに過ごしましょう。