リストラーズ強火オタクの忙しい脳内 ⑮銀河鉄道999
はじめに
前回の記事から少し間が空いてしまいました。コロナに罹患したり、他事に気を取られてみたりしていたら、いつの間にかこんなことに。
筆者の「合唱」の記憶のうち、一番古いものはおそらく、小学校の時の「銀河鉄道999」です。ただ、そちらはアニメ版のオープニング、ささきいさおさんのバージョンで、リストラーズが歌ったのは、映画の主題歌でゴダイゴさんの方。
正直なところ、思い出補正でささきさんの方が好きだったので、最初は
「あー、こっちなのかー」と感じてしまった記憶があります。ですが、やはりそこはリストラーズ。軽快なリズムと歌声、楽しい振り付けに、一気に引き込まれてしまいました。ビデオリサイタルの動画なので、コロナ以前のリサイタル動画に比べて音源もキレイ。状況からして神MIX師である大島さんの手は入っていないと思われるのですが、それでこれほどの歌唱力…!と呆気に取られてしまいました。
脳内実況シリーズ第15弾は、「銀河鉄道999」です!
脳内実況
【0:00~0:00】
・このフェイスガード、今となっては懐かしいですねぇ
・そのうちに、これが何なのか、何故着けているのか分からない人も出てくるんだろうなぁ…
・時期的に、集まって歌うだけでも相当にハードルが高かったと思われるだけに、ビデオリサイタルを決行するにあたってのメンバーの皆様の想いを想像すると感無量
・この時のビデオリサイタル(第2回)では例の重大発表が行われたわけですが、それはつまり、この後当分の間、6人で集まって歌うことは滅多にできなくなると分かっていたわけで
・そりゃ、どうにかしてやりたいですよね…
・しかもですね、その重大発表の直後に、「旅立ち」を祝して歌われた曲なわけですよ
・もう胸いっぱいです…
・いかん、このままでは再生ボタンが押せない(ポチッ)
【0:00~0:06】
・高く澄んだ野村さんのメロディと加藤さん&澤田さんによるコーラス
・いや、MIXなしでこのバランス!
・個人的には、野村さんのこのあたりの音域の歌声が特に大好きだったりします
・透明感が半端ないのよ
・そしてその裏でpalapala…と繊細なリズムを刻む草野さん
・これ、なかなかできないやつ
・この音域の音を、音程もリズムもブレずに、音量抑え目でキープするというのは職人技
・そして疾走するリズム隊
・警戒に駆け抜けていく汽車の音ですね…
【0:07~0:19】
・最初のリードは澤田さん
・落ち着いていつつ、華やかさのある歌声…
・4thとは??と感じるほど、高音域が力強くて本当に魅力的
・振り付け指定のないパートでの各メンバーの動きを見ているのがとても好き
・自然に出てくる動きであるがゆえに、ベテランの職人の仕草のような深みを感じられる
・カメラが切り替わって…これ、上村さんを見るための画角ですね??(思い込み)
・動きが研ぎ澄まされている…
【0:20~0:32】
・続いて加藤さんパート
・響きが柔らかい…
・高音の処理の仕方に澤田さんとの違いがはっきり出ますね
・強く華やかに出すのではなく、あくまでも柔らかく、ロングトーン以外ではファルセット寄りの発声を多用する感じ
・男性アイドル系よりも、バラード寄りの加藤さんですね!
・そして、澤田さんによる華麗なるケーブル跨ぎ
・知ってるけど脚が長い
・このあたり、ステージ慣れされてるよな~
・コーラス隊は、澤田さんパートの時より軽快なリズム
・これを刻みながらハーモニーのバランスが崩れないのが本当にすごい
【0:33~0:47】
・続いて野村さんパート
・工大祭2017の時とはちょっと歌い方が違う
・工大祭ではチェスト寄りの発声だったけど、この時はファルセットベースの柔らかい音色になっている気がする
・それぞれに良さがありますね!
・野村さんがリードに代わったことで、それまで野村さんが担当していたコーラスのメロディが草野さんに交代
・何がすごいって、歌う人が代わってるのに違和感なく音楽が続いている
・草野さんは、その時その時の状況に合わせて必要な音色で歌うという、とてつもなく器用なことをサラリとこなす方なのだけど、この時はかなり野村さんの音色に寄せている感じ
・野村さんのね、立ち姿が…横から見た画角が特に良いんですよ…
・振り付けを正面から見たい!!
【0:48~0:56】
・サビは草野さん!
・英語の発音が物凄くキレイ
・何というかこう、すごく自然で流れるように発声されてるんですよね
・駅員風振り付けもまた楽しい
・左右に向きを変える動き、重心をどの位置に置くかがメンバーごとに違うんですよね
・加藤さんは前足、野村さんと澤田さんは後足
・草野さんと上村さんは中心
・大西さんは…よく見えない…
・でもたぶん、中心からどっしりと動いていないことでしょう
【0:57~1:02】
・野村さんのトゥルルルがびっくりするほど正確
・草野さんもよくやってる動きだけど、これどうやったらできるんだろう
・筆者の場合、音程以前に舌が回らなくて無理です
・滑舌を鍛えたい…
・直前のサビで高く伸ばした腕を下げる振り付け、いいなぁ
・2番に向けたつなぎ部分で、声量的には抑えられてるんだけど、弱弱しくはならないのがさすが
・それにしても、この曲の大西さんはどこで息を吸っているのか
【1:03~1:15】
・再び澤田さんリード
・やはり力強い歌声
・ファルセット抜きの音域で言えば加藤さんより澤田さんの方が上まで出る感じはあるんだけど、それでも澤田さんが4thなのはやはり、声の太さなんだろうなぁ
・「素晴らしい」の「ばら」の発音がなんかもう、ファンを殺しにかかってますね
・澤田さんは割と爽やか系ストレート真っ向勝負!なイメージがあるんだけど、それゆえに時々混ぜてくる変化球がめちゃくちゃ効くんですよね
・変化球が苦手なわけではなく、普通以上に投げられるんだけど、敢えてストレートメインな感じ…
・1番とリードやリズム隊の構成は同じだけど、コーラスは歌詞がついてより豪華に
・ここの加藤さんのハモリが柔らかくて好き
【1:16~1:29】
・澤田さんがストレート真っ向勝負系だとすれば、加藤さんは多彩な変化球で相手を翻弄するタイプ
・「押し」より「引き」、あるいは左右への揺さぶりで攻めてくる感じ
・サラリと歌っているけれど、ここまで自然にファルセットを取り込めるものなのか
・この部分、歌詞が難解
・「地平線に消える瞳」「男の光」あたり、映画を見れば分かるんだろうか
・その「男の光」の時の振り付け、やたら素敵なんですけど何が表現されているのですか
【1:30~1:44】
・なんかピッチャーに例えるのを続けてしまったのでそのまま行きましょう
・野村さんの場合、球の速さとか変化の大きさというより、配球とかで心理戦を仕掛けてくる感じがする
・絶対、ストレートと変化球でフォームが全く変わらない系
・ギリギリまでストレートと見せかけて、手元でククッと変化するのとか投げそう
・置いといて
・まるで言い聞かせるような落ち着いた印象の歌声
・正面の画角だと、レンズの向こうを見てくれてるのがすごく分かる
・上げた腕を戻す動きにも隙がないのがさすがすぎます
・前の野村さんパートの時もそうだったけれど、草野さんのコーラスの透明感よ…こんなこともできるんですか…
【1:45~1:55】
・…まだ、やります?
・まあ、3人やりましたからね…
・ということで草野さんの場合、何というか、正統派で意表を突いてくるようなことはあまりなく、頑張れば対処は可能なのでは?な印象でありつつ、なぜかどれだけ研究しても打てない、みたいな
・分かっていてもなぜか打てない、と思わせて、実は様々に小技が効いているので「分かっている」が勘違いという
・すごいことを当たり前にやってしまうお方
・聴いていても安心感がすごいんです
・当たり前と言えば、ボイパですよ
・本当に当たり前のように聴こえてますけど、これ、楽器じゃないですからね!?
・時々確認しないと自然にスルーしてしまう…
・それもまた、上村さんの凄さなんですけども
【1:56~2:09】
・野村さんと澤田さんメインの間奏
・こういう、ちょっと音量を抑えた時の野村さんの高音域がすごく好きなんですよね
・ところどころで主張してくる加藤さんの下ハモリもまた良し
・少し鼻にかかった柔らかい声
・あとですね、上村さんの美脚が…ほんとにスタイルいいなぁ…
・大西さんがあまりに安定しすぎていて、息継ぎをしている気配が感じられない
・動いてるのに
・この辺りが楽器に聞こえる所以でもあるんだろうなぁ
【2:10~2:31】
・草野さんが出てくるときに客席?に向けてやってるアクション、イイですよね
・客席にどなたかいたんでしょうね
・敬礼のポーズ、野村さんのピシッ!とした動きが好きです
・遠くを見てるとかじゃなく敬礼に見えるのは、しっかり肘が上がっているからか
・あとは足元ですね
・靴(スリッパ)が90度開く感じ
・隣の加藤さんは割と内向きになるので、そんなところも見比べて楽しい
・っていうか加藤さんのその足ですよ
・なんでこのお方はこう……
・指差し確認シーンは、スクショを元に感想文コンクールが開けそう
・草野さんはリードの熱量がありつつ、アウトロに向かって落ち着いていく感じ
・草野さん、この熱量調整が神業だと思う
・コーラスのパッパーの直前で止めて、加藤さんの立ち姿に見とれてしまった
・だからどうして(以下略)
・で、パッパーの動きも観察のし甲斐があるというか
・加藤さんや野村さんは、体幹から動く感じがあるんですよね
・さすがはアイドル
【2:32~2:42】
・決めポーズに向けた隊形移動
・まったくと言っていいほど縦揺れせずに移動する野村さん
・対照的にぴょんぴょんサイドステップの加藤さん
・この辺、昔のリサイタル動画とかでも同じなんですよね
・澤田さんと上村さんがマイクコードを捌いたり跨いだりしながら移動するのも見ていて楽しい
・大西さん、この動きをしていても音はド安定
・で、決めポーズ
・1~6が背の順であることに気づいたのはいつの頃だったか
・このポーズはトッキュウジャーだそうです
・昭和ですらない特撮…さては大西さんの仕業ですね??
・こんなところで見つかるお茶目さが素敵です
・そして、野村さんのカメラ目線よ
・最後の最後まで微笑みが崩れないのが最高
おわりに
しばらく前に、東京スポーツさんのインタビュー動画が公開されました。ファンとしてはもう、お宝としか言いようのない貴重動画だったわけですが、その中で披露されていた曲の1つが、この「銀河鉄道999」でした。「何か歌ってください」と言われて「じゃあ…」と出てくる、つまり代表曲の一つだと言えるのではないでしょうか。
4人のボーカルそれぞれのリードを聴けるうえに、リズム隊もカッコいいことこの上ない。振り付けも楽しくて、確かにリストラーズらしさが詰まっているような気がします。曲調も明るくて楽しいですしね!
草野さんがめでたく帰国され、いよいよライブ活動も本格化し始めているリストラーズ。彼らにとって、4年間やりたくてやれなかったことが実現し始めていて、「よかったなぁ」と心から思います。一方、YouTubeでの活動も継続していただけるということで、安心してもいます。動画じゃないと、何度も見返して味わって…という楽しみ方はできませんしね!!
この曲は在宅勤務では良さが表現しづらい曲だと思うので、ぜひリアルで見たいなぁ。ライブの現場でテンションが上がりすぎて逆に無言になっているまぁるい奴がいたら、そっと見守ってやってください。