舞鶴のおける昨今の同人イベントの動向に関しての一考察

https://www.youtube.com/watch?v=dMlOL6PKBPU

まず、舞鶴で開かれていた『砲雷撃戦よーい』が消滅した事に関して
個人的な感想から。

率直に言って舞鶴に行く口実(実際に同人イベント自体が自分の中ではおまけになっていた)が無くなったのは残念以外の何物でもなかった。
ただ、前夜祭などで感じた初めの頃のワクワク感が次第になくなり
一部人間がはっちゃける場になっていた感が強くなりすぎて
『旅の恥は掻き捨て』ってそういう意味じゃないんだが、地元に迷惑かけるなよな!という印象が次第に強くなっていたので、個人的には主催が開催するイベント(前夜祭)に関しては興味を失っていた。
主催が運営ブース脇などで日本酒などのコラボ商品を扱っていたのに関してはエンブレムやロゴなどを使ってはいなかったと記憶しているので、
100%海賊版という認識位は無かった(この辺りを突くと同人活動全てが
引っかかって来るので)が、扱っている数量と食品という点に疑問が無かったわけではない。
舞鶴市そのものは小さいながらも魅力的な街だと思うが、地政学的に行くには不便な地であると感じていたので、イベント中止で盛り上がりはどうするんだ?と感じていた。
このユーチューブの内容を見て正誤は不明だが、赤レンガにおけるイベントの廃絶が成されてるとすると、下手すると舞鶴市は自分の首を絞めた事にならんか?と思う。

ユーチューブの本編は38分強もあるので興味のある方は流し見されればよろしかろう。
あくまでも参加していた一事業者としての意見である。
それを踏まえて、個人的に感じた疑問点などを下記に羅列した。
大した文章ではないので、無駄に時間を取られても腹の立たない方だけ読むなり
見るなりして頂きたい。


本件に関する疑問点・懸念点と考察

・五輪贈賄疑惑を強引に結び付けてKADOKAWA側が悪のイメージを付けているが誤論に関係している組織と舞鶴に関係している組織は違うので的外れ

・『文化の盗用』というパワーワードを使用し、先進国の上流階級向けの
高級品企業とアフリカ諸国という対比で盗用している側が悪という図式を
示す事で、角川が悪・舞鶴が正義という図式を作り出そうとしているが
これは強引過ぎるし、引用としても不適切。

・文庫山に舞鶴市が30億拠出して角川とアニメミュージアム?を作るという話に関しては、この内容で知ったので『何で舞鶴に・・・?』というのが率直な感想
これはこの演者がいう舞鶴市役所サイドが角川と何らかの交渉で動いたと見るべきだろう。
→佐世保や呉の盛り上がりに焦った舞鶴市が一足飛びに成果を求めたのか?
この手のは長い目で見ると失敗する素なんだがなぁ(勝浦しかり)

・角川の弁護士が警告文を送った相手の業者は海賊版などは扱っていない
あくまでも海軍をモチーフにしたオリキャラは扱ったとあるが、実際に何処の業者さんか判らない以上、真偽不明。
→業者自身は直接製造販売に関与していないかもしれないが、限りなくブラックな行為をした同人イベント主催と協力関係として業者に警告文が送られたとみるなら角川の弁護士サイドの行動は、何らおかしな点はない。
→同人イベント内に置いて、他のイベントではみられない運営が艦これキャラを使った特産品の販売を行っていた事実はある(現に私の手元に購入した現物がある)
これを海賊版というのか、あくまでも同人の延長線というのかは判断が分かれるのでその是非は保留するとして事実としてその行為があった事は否定できない。

・警告文にあるという世界観にフリーライドする行為の禁止
→ここが微妙な所で、見る人が見れば艦これであると判ってしまう世界観ならNGになるのは判るが、これが単に擬人化までNGと言ってるのか?ここは判断に迷う。
演者は世界観=旧海軍の世界観であって、これは旧海軍、ひいては地元舞鶴が主であって、それを使った角川側が主を名乗るのはオカシイと主張している(その論は間違えてはいないが)が、警告文にある世界観が何を持っているのかが判らない以上、演者があえて大きく風呂敷を広げて小さな盲点を誤魔化そうとしているともとらえる事が出来る。
もし演者が言う通り世界観=旧海軍だったとして角川がその世界観にフリーライドしたものを訴えるとするならば、アズレンにも警告文を送ってしかるべきだが、その動きは見えない以上疑問の域を出ない。

・演者が指摘している具体的に海賊行為と認められる商品を指摘していないから角川側がこれを機に旧海軍の世界観を盗用しようとしているのがホンネだという主張は角川側もいくつか具体例で指摘すべきではなかったか?と思う。

・演者がいう舞鶴がアニメの聖地になったのは、角川の力でも舞鶴市の力でもなく艦これファンと地元一部有志が一から作り上げた成果というコメント
→これに関してはその通りだと思う。
初期から見てきたひとりの人間として、故に舞鶴のイベントは他とは違うと感じてたし同人イベントに参加するという目的が、舞鶴にいくという口実に取って代わった、その位、他とは異質な盛り上がりがあったのは事実。
(盛り上がり過ぎの是非はあるが、それはまた別の問題)
仮に参加していない人間が憶測でモノを言うとしてら、それはどうよ?と思う。

・一部のファンによる著作権違反は内部で排除してきたというコメント
→そうかぁ?結構盛り上がり過ぎて、この程度は・・・って感じでスルーしてなかったか?

・一回のイベントで100万儲けたとかの下りは蛇足だろ?
あの現地を知らない人間が見たら『儲かるからイベント続けたいんだろ?』と邪推するだろう。実際に販売していたボルシチとかは適切な価格帯だったと思うしあの行列を知ってる側からしたら『まぁ、その位の売り上げは出るわな』としか感じんがこの件は繰り返すが『蛇足』

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