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地方銀行の係長は大変!部下と上司に挟まれる苦悩の日々!
30代後半で某地方銀行に勤めている男性です。私は4年制大学を卒業し、一度は金融とは全く関係のない職業についていました。
しかし、当時の私は勤務先での仕事内容に不満を感じており、30代前半に転職をしました。
以降は、現在の勤務先で着実に経験を積んで管理職を目指しています。多忙ではありますが福利厚生もしっかりとしている職場ですが、管理職を目前に段々とストレスを感じることが多くなってきました。
部下の指導が大変
現在、私は係長という職位で、部署のチームをまとめていく役割を持っています。チーフとして経験を積んだ中堅社員が、その部署のリーダーとして後輩指導に当たることも大きな役割の一つです。
実際には管理職として部長・課長がいますが、実務面で実際にチームをまとめて後輩指導を行うのは係長になります。
私自身は30半ばで係長になったので、仕事の知識や経験はある程度持っていました。
そのため、自分の仕事は何とかこなせるようになっていましたが、自分自身の仕事だけを確実にこなすことと、チームを率いていくことは大きな違いがあり、とても苦労しています。
人に教え、チームをまとめるには、今まで何となくこなしていたような業務もきちんと理解をし改めて勉強しないといけません。人に教えることの難しさを実際に経験し、その準備の重要性を学びました。
現時点では係長としてのリーダーシップは不十分であると感じることが多いです。チームの人員はそれぞれスキルや経験が違う中で、言いたいことを言ってきます。
管理職や会社への不満もぶつけてきます。私にはそれをどうすることもできないため、ただ話を聞くだけになってしまいますが、後輩たちはそのような態度を見て頼りないと思っているようです。
最近はだんだんと会社に行くのも嫌になってきており、ストレスで眠れない日も多くなっています。
上司とも部下とも話し合い折り合いをつけることが重要
近頃の20代の若手社員はとても合理的でいていわゆる悟り世代という名前がしっくりきます。
体育会系の先輩後輩の上下関係は通じません。まず心がけているのが、きちんと論理的に説明し、その業務の必要性や、自分にとってどんな優位なことになるのかを理解してもらうことです。
強い言葉を使うことはなるべく避けて、自分が逆にハラスメントをしないように気を付けてもいます。
同年代と思ってなれなれしく接することもなるべく避けて、おじさんというレッテルを張られないようにしています。
後輩たちについてきてもらうために、なるべくプレッシャーを与えないような雰囲気づくりをしています。
また、上司にもどんどんと相談しています。幸い、現在の私の上司(課長職)は何でも聞いてくれて頭ごなしにものを言ったりするような人ではないため、相談しやすい環境を作ってくれています。
社員の自主性を重視して、やりたいことはチャレンジするようにサポートしてくれています。失敗したときも経験だと言って、多めに見てくれています。
失敗を恐れないように環境を作ってくれることで、少しストレスが緩和されることも多くあるので、迷ったり悩んだりしたことは上司にどんどん話をしています。