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精神科に通って辞めると決意するまで

精神科に通って障害者手帳のことを確認する。

精神科にかかると、現在の気持ちの状況を説明しました。

仕事がつらいこと、気持ちが落ち込んで周りに迷惑をかけること、発達障害ではないかということを説明しました。

一回目の時には手帳のことは言い出せず、二回目にWAIS-IVの結果を見てもらって私の診断をしてもらったときに尋ねました。

先生は私はADHDではなく自閉症であること、もし手帳の取得をするのならば、障害者ではなく精神病としての扱いのものになると説明を受けました。私がその説明を聞いて、社長に伝えると。

「なら、それでどの程度の補助を受けるとこがハローワークに聞いてきてほしい」

と言われました。

ハローワークで目が覚めた。

私がハローワークに確認に行くと、職員の方が丁寧に説明をしてくれました。

補助はそもそも障害者や病気の方が受けるものなので会社に入るものではないのだということ、それも半永久的ではなく入社時に適応されるというものだということ。

わたしはその説明を聞いた後に、職員の方が言ってくださった言葉ではっと目覚めたのだと思います。

「大変ですね」

わたしはその言葉を聞いて、なんでそもそも私がこんなに大変な思いをして動き回らなければいけないんだろう?という気持ちになりました。

そもそもの動機はこの会社から辞めたいということだけだったはずなのに……。

私がその場で本当は辞めたいという話をしていたのに辞めさせてくれないこと、社会保険に加入するために手帳を取得しなければいけないことを説明すると、職員の方が『障害者の職業支援団体』の案内をくれました。

そのままその団体に電話をして、後日話を聞いてもらうことになりました。

社長にはハローワークの補助についての資料を渡すと他に補助がないか調べてほしいと言われたので、ネットで見てもなさそうなのでないみたいですと伝えました。それからはもう手帳の話も社会保険の話もしなくなりました。補助金が入らないとわかったら、こうなるのかと思っていました。

その合間に障害者の支援団体の方と話をして、辞めるという意思を決めました。

自分の現状の説明をすると、支援団体の方が教えてくれたのです。

辞めるという人間を辞めさせない権利がないこと、フルタイムであるならば社会保険への加入はできるのでそれも妨げることは出来ないこと、障害者手帳の取得は個人の判断で決めれること、事業所への深刻も個人の裁量で決めれること。

話をして、今の自分の現状を考えてきめました。

もうどうなっても辞める。

情に絆されては駄目。辞めると強くきめました。

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