水泳

もうすぐ、初詣である。

「忘年会も、クリスマスもぶっ飛ばして、初詣かよ」

そんな第一声が聞こえてきそうです。

みなさんは、どうでしょ。

いま、わたくしヨミモノは

もう年末、師走な空気しか感じていません。

忘年会の予定がGoogleカレンダーを埋めていき、

12月納品の案件が、”チクタクチクタク…”と

おしりに鞭を打ってきます。

「走れ、走れ、凡人は走れ」と。

もう、鞭の痛さにふと気を失おうものなら

いつのまにやら

2020年を迎えているんだろうなぁと思うわけです。

(いやぁ。おそろしや。)

「あ、あけました?お、おめでとう」状態ですよ。

もう、恐怖しかありません。

そんな状態で迎える初詣。

(やっと、本題に到達しました。離脱した方、すいません。)

きっと酒でも呑みながら、こう思うはずなんです。

「昨年の初詣のとき、何を目標に立てたべなぁ」って。

いま気早に、そんなことに思いをめぐらせています。


すると2019年11月12日。

「初詣に目指そうと描いた地点には、現在いない」

ということに気づくわけです。

(1月1日の気持ちは続いていますか?)

フリーランスだけの生活から、会社員としても働く。

そんなこと、思い描いてた?

なんて、思うわけです。

当然ですが、7月くらいまで考えてもいなかったことですから

年始の1月に描けているはずもありません。

でもいま、想定外のトゥモローゲートに入社してから

2ヶ月ちょっとの時間が経って

よかったなぁって心から思うんです。


「もっと社会的にインパクト(貢献)を」とか

「クリエイティブスキルをあげられる環境にいたい」とか

「もっと学生にキャリア形成に関する情報を提供したい」とか

とか、とか、とか。

初詣のときには描いていなかった

けど、やりたかったことで、いま満たされています。


昨日<#ブラックな祭り>のハッシュタグにあやかり

ツイートで

人生、思いどおりになんて、なったことありません。

なんて、つぶやきました。

偽りない、本心です。

その言葉の印象どおり

ネガティブにコトが運んだことなんて山ほどあります。

もう、何度青ざめ、運命を呪ったか。

(身から出た錆びだ、バカ野郎!)


でも、ボクのこの言葉に対する肌感としては、

「思ったとおり以上のことが起こる」

という感覚の方が、強いんですよね。

ネガティブなことより

想像以上のことが1パーセントくらい多い感覚なんです。

(いよっ!ポジティブ人間!)


もっと昔を振り返れば、

関大を中退するなんて思ってもいなかったし

コピーライターになるなんて思ってもいなかった。

奈良に住むなんて思ってもいなかったし

独立して稼ぐ、なんてことをするとも思っていなかった。

振り返ると、思い描いていたことが

正確に叶ったことなんて、ほとんどないわけで

結果それ以上で返ってきていることばかりなんです。


あきれるくらいポジティブなだけかもしれないけれど、

初詣や「やるぞ!」と決心したその日に描いた絵は

きっと異なる絵で目の前に現れることの方が多い。

その異なる絵を突き返すか、ありがたく受け取るか。

それが、人生の選択の面白さじゃないかなって思ってます。

ボクは、とりあえず受け取る派です。

想定外、大好きですもん、ボク。

きっと、そんな時間を積み重ねた方が

年末の酒は、バツグンに旨いと思うんですよね。

「今年もおつかれ!」って。

あぁ、呑みたい。何も考えずに。


(忘れてました)

ふつう1投稿目は自己紹介、なんですよね?

何者か名乗らないまま、つらつら書いて、すいません。

気が向いたら、また書きます。許してください。

みなさん、よい年末を。今年も大変お世話になりました。

(あれ、おしまい?)

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