プリキュアを語るためには、どこから語ればいいのか―『ハピネスチャージプリキュア!』―帰ってきたうさぎプリキュア
14年『ハピネスチャージプリキュア!』
月野うさぎ・来海えりかタッグ結成!!
『ドキドキ』のあとだけに、”待ってました” 感がある。
タッチは違えど、『ハートキャッチ』のようにシンプルな線でかわいく、かっこよく、戦闘員との1対複数のアクション、多彩な技にフォームチェンジと、ライダー・戦隊の要素も合わさって。
恋愛も明確に描かれて、4人の仲良し感も回を追うごとに強くなっていって、’90年代『セーラームーン』を観ているよう。
アニバーサリーイヤーの総合エンタメ作品ともいえるか。
4話「転校生はお姫様!!ひめの友達ゲット大作戦!!」
白雪ひめ=キュアプリンセス、花咲つぼみと来海えりかを、足して2で割った感じ。弱音吐いたり、逃げ出したくなったり、新しい環境に馴染めなかったり、等身大感あふれるキャラクター。
世界中でプリキュアが活躍しているという世界観含め、”誰でもプリキュアになれる” を10周年を機に再定義したような?
12話「めぐみピンチ!プリキュア失格の危機!!」
回が進むごとにひめの意外な常識人ぶりが発覚しつつ、性格面では来海えりかが強くなっていく。
そして、愛乃めぐみ=キュアラブリーの月野うさぎ感が増していく。
46話「愛と憎しみのバトル!誠司 vs プリキュア!」
誠司、タキシード仮面から引き継がれる、終盤に無力化もしくは操られる男性キャラクター。
大ボスも歴代のボスに比べて、何だか姑息で矮小的な男性神。
実際、男性権力に基づいて作られたものなんて、”根拠に乏しく矮小的”、という皮肉ともとれるか?
49話「愛は永遠に輝く!みんな幸せハピネス!」
最後は、原点である
カンフーアクションをがっつり!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?