満と薫 『ふたりはプリキュア Splash Star』

プリキュアシリーズの ”光堕ち” キャラクターの元祖(初代のキリヤを含めるなら2代目か)。

『SS』自体が、日常への讃美を主題歌・プリキュアモチーフ・エフェクト表現などから謳いあげている作風で、それを咲・舞のテンプレ的なコンビが引っ張っていく、後のプリキュアシリーズを基礎を作りあげたといえるような作品であるといえる。
満と薫は、”当たり前” に対して ”なぜ?” と問い続ける、咲・舞のカウンター的なポジションとして登場する。そして自らの属す組織に対しても ”なぜ” と疑念を抱くようになり、アンビバレントに光と闇の両面を照らす存在として立ち回るようになる。それは『キボウノチカラ』においても続けられていく。

”特定の価値観を絶対視しない” ことも、シリーズを通して貫かれていることの一つと思われ、それはまた長期シリーズ化の要因とも考えられる。
その原点となったといえるのが、満と薫なのではないだろうか。

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