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NEO TOKYO PUNKSのWeb3を加速する

皆さんこんにちは!Beckです。
先日NEO TOKYO PUNKSのSoneium進出がアナウンスされました!
参照: https://x.com/NTP_NFTofficial/status/1829477214569836698

上記アナウンスを受けてコミュニティで挑戦してみたいことを纏めたので共有させて頂きます!

< 筆者自己紹介 >

Soneiumとは

まず冒頭に、Soneiumをよく知らないという方へ向けて簡単な説明をさせて頂きます。
今回の提案はSoneiumだけで無くAstarNetworkも深く関わってきますので、その辺りの前提をまず共有したいと思います。

まず、SoneiumはSony Block Solutions Labsという会社が開発するブロックチェーンです。

https://soneium.org/en/

そしてそのSony Block Solutions LabsはソニーグループとStartaleとの合弁会社です。

https://www.sonynetwork.co.jp/sonynetworkcomlabs/ja/

このStartaleですが、実はAstarのファウンダーである渡辺創太さんが設立した会社になります。

https://startale.com/ja

Soneiumの開発に従事するStartaleですが、実はAstarの開発もこのStartaleが主導しています。
よって、チェーンを開発している主体がほぼ同じという状況になっています。

以上がSoneiumとAstarの関係についての簡単な説明になります。
前置きはここまでで、以下本題に入ります。

Our Mission

突然dApp Stakingというというワードが出てきて困惑されたかと思いますが、以下、丁寧に解説していきます。

AstarにはAstar上で開発するプロジェクトにインセインティブを与える独自の仕組みがあります。
この仕組みをdApp Stakingと言います。

この仕組みは現状まだSoneiumには対応していませんが、上記にある通り、両チェーンとも開発にはStartaleが関与しています。

よって今後おそらくSoneiumからでもdApp Stakingを利用できるようになると考えています( Soneiumの前身であるAstar zkEVMでは利用できていました )。

利用するにはメリットしか無いので、NTPもこれを活用するのが良いと考えています。


dApp Stakingはその名の通りStakingを活用した仕組みなのですが、そもそもStakingをご存じない方へ向けて、Stakingとは何か?というのを先に説明しておきます。

ステーキング自体はAstar意外のブロックチェーンにも存在していて、珍しいものではありません。
この仕組みをAstar独自にカスタマイズしたものがdApp Stakingになります。

< ポイント >
dApp Stakingではステーキング先に自分の好きなプロジェクト( DApps )を選択することが出来ます。
故にdApp Stakingという名前になっています。

ステーキングをした人が利回りを得るのは当然ですが、dApp Stakingのメリットはそれだけではありません!

なんと、dApp Stakingはステーキングされたプロジェクト側にも報酬が入る仕組みになっています!
つまり、この仕組みを活用すると、NTPコミュニティがNTPに対してステーキングをすることで、自動的にNTPの運営資金が増えていく事になります。
※ ステーキングされる量が増えれば増えるほど、報酬額も増えます。

私はこの仕組みを一言で「暗号資産を使った推し活のようなもの」と表現しています。


ここまでの説明を一旦整理すると以下のようになります。

コミュニティ外の人でも$ASTRホルダーであれば誰でもステーキングできます

報酬の原資はAstarのブロック報酬の一部です。
Bitcoinでいうところのマイナー報酬のようなもので、チェーンレベルでの実装になります。
なので上手く活用できれば長期的に安定した収入がNTPに入ることになります。


NTP運営に報酬が入るのは分かったけど、我々コミュニティにとってどのようなメリットがあるのか?
というのは気になるポイントだと思うので、自分なりに考えてみました。

1に関してはそのままですので説明を省くとして、
2に関しては、NTPの資金繰りが改善することでプロジェクトの資金がショートするリスクが減ります。
持続可能なプロジェクトになることは投資家心理的にもポジティブに働くと考えます。
最後の3に関しては、運営に入るdApp Staking報酬の使い道は未定ではあるものの、いくらか予算をコミュニティに割り当てて貰えればコミュニティのトレジャリーとして活用することができるようになります。
トレジャリーが出来ればディスカッション用のフォーラムを作り、コミュニティでお金の使い道を議論し、NFTホルダーの投票でもって賛否を問うことが出来るようになります。
もちろんフォーラムではコミュニティー外からの提案を受け付けることも出来ます。
そしてその提案がNTPに利するものであれば、トレジャリーから予算が下りることもありえます。
これを実現出来ればかなりWeb3っぽいコミュニティになると思います。

dApp Stakingへの登録手順

Soneium上で開発する全てのプロジェクトが自動的にdApp Stakingに登録されるわけではありません。
NTPがdApp Stakingを利用できるようになるためにはいくつかのステップを踏む必要があります。
※ この登録をしなければNTPにステーキングが出来ないので必ず登録する必要があります

1の新規コレクションの作成についてはNIKOさんにお任せするとして、残りの2と3をコミュニティの協力で乗り切りたいと考えています。
進め方としては、提案に共感してくれたコミュニティメンバーが主体となり、ボランティアで取り組むのが良いと考えています。
( 運営の負担を軽減するためです。もちろん私も無報酬で取り組みます )

フォーラムへの申し込みやディスカッションの進め方はAstar公式フォーラムに過去dApp Stakingに申請したプロジェクトのやり取りが残っています。
そちらを参考に傾向と対策を考えます。
また、議論は全て英語ですので、英語でコミュニケーションを取れるメンバーを探します。
そして最後の投票は$ASTRホルダーなら誰でも参加可能なので、NTPコミュニティ内にいるホルダーの方はぜひ投票にご協力頂けると大変助かります!

※ まだ$ASTRをお持ちでない方は、無理に新規購入する必要はありません。暗号資産を保有することはリスクを伴いますので、その点をご理解いただける方のみ、投票にご参加いただければ幸いです。

まとめ

本提案はコミュニティの力を結集し、Astar dApp Stakingへ申請し、NTPのトレジャリーを作ろう!という提案です。

まず、NTPの財務基盤を強化し、今後の戦略として取りうる選択肢を増やせればと思っています。

NTPの安定的な運営資金確保が最優先課題ですが、仮に少し余裕が出て来て
資金の一部をコミュニティに割り当てられるようになった場合、Next stepとしてディスカッション用のフォーラムと、議題の賛否を問う投票所を作りたいと考えています。
これらWeb3の基盤( トレジャリー、フォーラム、投票所 )を整える事が出来れば、今後数十年続いていくNTPの未来をより良いものに出来ると私は信じています。

この提案は運営メンバーからの要請ではありません。
いちコミュニティメンバーである私から他のコミュニティメンバーへの提案です。

もちろん参加は強制ではありません。
しかしもし良いアイデアだと感じられたら、協力して頂けると嬉しいです。
今後おそらくNTPのDiscordに専用チャンネルが出来ると思いますので、協力して頂ける方はそこに参加して頂く形になると思います!

以上になります。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!

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