DIYで改良を重ねたクローゼットの小さなオフィス
子どもに書斎を明け渡したことから始まったクローゼットオフィス。2年の間に少しずつ改良を重ねてきたので、再びまとめました。
コンセプト
コンセプト自体は当初から変わないままですが、DIYの頑張り具合がちょっと高くなりました。
仕切り壁
元々は荷物置き場との仕切りに使っていましたが、更なる断捨離によりクローゼット全てを作業スペースとして使えるようになりました。
仕切り壁がなくても問題ないのですが、アクセントウォールが気に入っているのと配線隠しとして有能なので残してあります。
クローゼット棚の裏面をルーバー天井に
もともとがクローゼットなので既存の棚はどうしてもイマイチな印象でした。棚の補強とオシャレ感を出すためにルーバー状に木材を追加しました。棚裏を黒く塗装してから、格子状に組んだ木材を打ち付けています。
照明は「電気工事なしで取り付けられてスイッチ付き」ということで、IKEAの「LEDBERG レードベリ」を使っています。残念ながら廃盤になってしまったようなので今買うとしたらこのあたりです。
Web会議時のリアル背景
ヘリンボーンのパネルを作って背景にしていたこともありましたが、今はDIY用工具の収納場所となっています。フレンチクリートを壁に打ち付けて、好きな場所に工具が引っ掛けられるようになっています。
Web会議の背景に思いっきり映ってしまいますが、「後ろに映っているのは工具ですか?DIYやるんですか?」と雑談のきっかけに一躍買ってくれています。一度だけ「バーチャル背景ですか?」と聞かれたこともあります。
デスク
835x600x25のパイン集成材を天板として、IKEAの伸縮脚を取り付けたもの。昇降はできないけども自分好みの高さに調整出来るデスクです。年に一度くらいの頻度でワトコオイルを塗り直してメンテナンスしています。
デスク下の収納棚
めっきり外で仕事をすることがなくなったので、Macは見えないところに収納しました。SDカードスロットへのアクセスを考えて横向きに配置しています。
チェア
ハーマンミラーのアーロンチェアを変わらず使っています。一度修理していただきましたが、その後は特に問題なく使えています。
ディスプレイモニター
画面が広いほうが何かと仕事の効率がいいので32インチに変更。前回と同じくUSB-Cケーブル1本で接続できるものを選びました。前面からメーカーのロゴがなくなったのも嬉しいところ。
32UD99-Wはすでに廃盤になっていたので、後継機のリンクを貼っておきます。前面のメーカーロゴが復活してしまったのは少し残念です。
モニターを浮いているように見せたい
モニターアームの支柱を端に寄せて、モニターの真下にスペースが空いていると浮いているように見えるんですよね。以前から憧れていたのですが、支柱を端に寄せるにはワイドモニターかつ広いデスクが必要なのでウチの環境じゃできないと諦めていました。
あるとき思いつきで根本側のアームを外してみたところ、モニターの稼働域と引き換えに支柱を端に寄せられることに気づきました。
Webカメラ
クローゼットオフィスにギリギリ置けるサイズのモニターを選んだのはよかったのですが、今までのカメラを置くスペースがなくなったのは想定外でした。狭い場所にも置けるサイズで、映りが好みなカメラを探し続けて辿り着いたのが Opal C1 。
以前に書いた記事と同様に、VESAマウントに金具や延長ポールを取り付けて固定してあります。
宮澤さんの記事のようにカメラロッドを使えばもっとスッキリさせられそうなので、そのうち再構築しようと思います。
番外編:Nintendo Switch
クローゼットオフィスと言いながらもNintendo Switchを導入しました。仕事のあとは趣味に使ってもOKなのがホームオフィスです。
仕事中に視界に入ると集中力が落ちてしまうので、本体はディスプレイモニター裏、プロコンはデスクの下に隠してあります。プロコンホルダーは充電台も兼ねているのがお気に入り。
おわりに
今回のお気に入りはモニターが浮いているように見えるテクニックです。エルゴトロンのモニターアームなら誰でも簡単にできるのでおすすめです。(メーカー推奨の取り付け方法ではないので自己責任でお願いします)
モニターの真下に空間があるとずいぶんスッキリしますよー。