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【2023WIN5】川田、ルメールとの付き合い方もバッチリ?狙って得する騎手と損する騎手を徹底分析(前編)
皆様、改めまして新年あけましておめでとうございます。
年末の恒例行事ということで、1年のWIN5を振り返っておりますが、かこ2回は以下。未読の方はご一読いただけると幸いです。
それではここからが本番。今回は騎手編ということで、いよいよ物語の核心に触れる内容となります。
ではまず最初に、昨年行われたWIN5対象レースの成績から振り返ってみようか。
トップ10はこちら。※年間トータル280Rが対象。
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予想通りというか、予想以上というか、生姜君が順当に1位を獲得。
ということで本記事では、上位ランクの騎手を中心に、彼らがどのようなキャラクターなのかを分析していくよ。
1位川田将雅
もったいぶらないで早速、川田将雅のキャラクター分析から始めよう。
単純にいい馬を乗り散らかしているだけじゃなく、結果も残しているから強奪にも成功しているね。
早速、川田の挙げた25勝の内訳から見てみたい。
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1日2勝を3回もマークしているのはさすが。
長距離が下手なのは今に始まった話でもなく、2500mを超えた途端に消していい騎手トップとなる。
そして、いまやトップ騎手の仲間入りをした川田だが、近年よりもその政治力は格段に上がった。
過去には便利屋として外人の補欠のようなポジションだったものの、ダノックスを踏み台にしてのし上がった現在は、ある程度自分で騎乗馬を選べるまでになった。
上位人気馬で結果を残すあたりは、WIN5の攻略に川田対策は欠かせない。
その一方で知っておきたいのは、川田の勝ち馬がすべて3番人気以内だった点である。単刀直入に言えば、4番人気以下の川田は消していいという話だ。
だって選り好みしている川田が乗っても人気にならないのなら、川田人気の補正をなくしたら勝てないレベルの馬ってことだよね。
巷で囁かれているように、癖のない乗りやすい馬を中心に集め、騎乗する際には勝ち負けできそうな馬ばかりに絞っているのが川田のキャラ。まあその方がリスクも少ないし勝ちやすい。常に勝っているイメージを刷り込むことにより、川田=勝てる騎手というブランディングも兼ねているだろう。
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トータルイメージで1番人気の勝率が約3割、2番人気2割、3番人気1割強くらい(WIN5以外も含む)
芝の川田が1番人気に乗るときは迷わず買いか。ダートは普通の騎手と同じ扱いでいいかもね。好成績であることに間違いはないが。
ただ、WIN5的には嫌いな騎手だな。だってこいつが勝つと配当つかないじゃない?かといって3番人気以内では消せないんだから。川田を疑っていいのは昨年同様にダート。ダートは大幅ダウンするから年末のハピみたいなやらかしにも期待できそう。
若手の頃から見てきているけど、川田の政治力は群を抜いている。悪い言い方をすれば世渡り上手で、上に媚びを売るのがうまい。ぶっきらぼうなキャラクターからは想像できないだろうが、下の人間にオラついているだけで、上には従順と見た。
引退した福永君が、現役時代にいくらやらかしても見捨てられることなく、騎乗馬に恵まれていたけど、あれは彼の営業力と人柄の賜物。川田の場合は不器用ではなく、誰が力を持っているのかを把握して、自分に都合のいい環境を構築している感じかな。
若手が委縮して川田の邪魔をしないのも、阪急杯のユーイチ!で少しバレた感じ。そりゃ後輩がお祝いの場に来てくれないさ。
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てなわけで簡単にまとめ。
川田将雅
3番人気以内なら買うべき
芝で勝率6割はヤバい
ダートは普通の騎手と同じ扱い
京都はなぜか乗れていなかった
2500m以上は迷わず消し
大体こんなところだろうか。穴狙いしてるから毎回疑ってるんだけど、この辺は効率よく消せる川田を探した方がよさそうね。
2位ルメール
川田が2年前にリーディングを取れた最大の功労者(笑)。あれって川田が実力でルメールを倒したんじゃなくて、ルメが勝手に自滅して5位になっただけだよな。
WIN5でもルメを信じてボロカスにやられた気がする。途中でルメカスやんけと気付いて修正する羽目になった。
ところが昨年は元に戻って大車輪の活躍。やっぱりうまいよルメカス。川田以上にルメール人気もあるのだが、個人的には騎手としてのスケール感はまだまだ川田よりも遥かに上の印象だ。
回ってきたら勝てる馬でミスなく結果を残すタイプの川田に対し、ルメカスはファンタスティックな騎乗をするのが魅力。ホープフルSのレガレイラ、菊花賞のドゥレッツァ、イクイノックスの先行策といったように、見ていて明らかに他の騎手では、こうはならんかったやろと思えるのがルメである。
以下は今年のWIN5で勝ったレース。
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川田と違って4番人気で勝っているのは違う。
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双璧を成す両者の違いは重賞かなあ。
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確勝級の馬を囲い込む川田が、重賞以外の数字こそ上回ったとはいえ、信頼感ではルメールってところ。
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ルメール
4番人気でも買える
馬質だけでなく腕も頼りになる
ダートは普通の騎手と同じ扱い
苦手コースはない
長距離は迷わず買い
2年前はルメが突然ポンコツになったけれども、昨年はしっかりと巻き返しに成功した。両者の比較なら総合力でルメールに軍配。特に菊花賞の騎乗は近年で一番感動したレース運びだった。あんなのはサトノグランツで沈んだ川田には無理な発想だろう。
また、有馬記念にしても大外から先手を打ってインに潜り込み、ホープフルでは内で詰まってる騎手を尻目に外から伸び伸びと末脚を発揮させた。
いずれにしてもルメ川はWIN5でも中心視せざるを得ないという結論となった。
最後にそれぞれが1番人気で負けたレースを一覧で。
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ね、目に見えてダートが多いでしょ。16分の8だから5割のハイアベレージをマークしている。追えるという先入観の割に真逆の結果である。
ダートの川田は疑っていい。
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レースの母数を考慮した通りに芝ダートバランスよく負けている。勿論、ダートより芝の方が勝利が高いけれども、川田ほどの極端さはない。
彼らが騎乗しても単勝1.5倍を超えると信頼度は急落。3倍や4倍で1番人気になっている場合は騎手人気込みであり、そら飛ぶよってことだ。
まあ今更、川田とルメールは買った方がいいなんて話しても誰も驚かないわな。
どちらかというと、勝つよりも苦手な条件を把握しておく方がいい。
大したこと書いていないけど、本記事は2人との付き合い方、消し方についての分析を行った。
次回は3位4位を含めた他の騎手の得意条件や苦手条件を見ていくよ。
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