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RTA in Japan Winter 2024 受付ボランティア(Black_Sugar視点)
※スマホから見たら改行で読みにくかったので整えました
はじめに
会場で受付のボランティアをしていました。そのレポートです。
ボランティアとしての参加は初めてでした(オンライン走者経験あり)。
顔見知りもおらず、初参加という感じのレポですので、「界隈の事わからないけど参加してみたい」といった方の参考に……ならないかもなぁ…。
自己紹介は後回しにさせて頂こうと思います。
なるべくマトモな人を装って丁寧な文章を書いているつもりですが、推古もせず粗削りな駄文が連なり、読みづらさここに極まれりといった感じになっているかと思います。
それでも、どなたかの参考のひとつにでもなれば幸いです。
参加日程
RiJW2024の開催日は25日~31日の7日間。
そのうち私が担当したシフトは25~27日の日中。
28日はおうちでのんびりして、29~31日は会場へ遊びに行っていました。
また24日の設営にも少し参加していました。
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受付ボランティアのやること
基本的にずっと受付の椅子に座っていました。隣には運営の方が交代制で必ず一人居てくださるので、わからない事があっても安心できました。
私は25日~27日の日中を担当させて頂きました。平日で人の出入りが穏やかな時間帯でしたが、人気ゲームゾーンのタイミングでは受付前も混みあったりして賑やかでした。皆様楽しそうで、見ていて幸せでした。
・外から入ってくる人のチェックをする
特に何か見ておく等は仰せつかっていないのですが、一応全身見ておくようにはしていました。ズボンのチャックが開いていた人がいらしたので、こっそり伝えたりした程度でした。
・アルコール消毒をしてもらう
備え付けているプッシュ式のボトルで消毒してもらっていました。
・マスクを着用していない人に着けてもらう
マスクを着けずに会場へ入ろうとする人を「こんにちは~」と呼び止めて、着用してもらいました。マスクを持っていない人には、受付で用意しているマスクを着けてもらっていました。「応じてくれない人がいたらどうしよう」と思ったりもしましたが、皆様応じてくださったのでほっとしました。
・入場を管理する
+
・走者・解説・ボランティア・パートナーへ名札を渡す
これらの方には事前に個人識別用のQRコードを運営からお送りしていて、ご来場の時にこちらのスマホで読み取り、専用のアプリで入場した事を記録していました。
その後、名札にネックストラップを取り付けてから手渡しして、立ち上がって「よろしくお願いします」とご挨拶していました。
チラシも渡す手筈なのですが、そちらまで意識が回らない事も多く、隣にいた運営の方が代わりに渡してくださってとても助かりました。チラシはイベントの内容や会場の地図が記載されている物、他のRTAイベントの宣伝用の物がありました。自分の分のチラシを持って帰り忘れました。
観覧のみの方は特に受付で何かして頂く事はありませんので、こちらからお声がけする事もなく、受付の近くを通られた際に軽く会釈する感じでした。
他のボランティアの方がなさっていた、「束になって輪ゴム止めされていたネックストラップを1つ1つくるくる巻いて置いておく」グリッチは天才だと思いました。名札を用意するのがとてもスムーズでした。
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・会場の案内をする
ご来場した観客の方が「そのまま入って大丈夫ですか?」と聞いてきた時は、「そのまま入って頂いて大丈夫ですよ」とお答えしていました。
「トイレどこですか?」はほぼありませんでした。
トラブルと対応
・マスクを着けてない人が観覧エリアへ直行する
時々いらっしゃいました。なかなかのスピードで受付を通り過ぎるので席を立って追いかけて「こんにちは~」と声をかけていました。
V系?男子に背後から声をかけられるのはさぞ恐ろしかった事でしょう。
・マスクを着けてない+外国語圏の人
レアケースですがたまにいらっしゃいました。拙い英語で声をかけてなんとかマスクを着けてもらっていました。イントネーションが日本語でも意外と通じる事を知っていたのと、わずかな英会話経験があったのとで、なんとかなった感じです。
実は日本語喋られるという方もいらっしゃると思うので、最初は日本語で声をかけても良いと思いました。英語の定型文を事前に用意しておくと安心かと思います。
・エスカレーターを滑り降りるキャリーケース
会場は地下1階にあり、エスカレーターで入ります。そのエスカレーターからキャリーケースが滑ってきた事があります。降り口周辺にたまたま誰もおらず、ケースも無事でしたので事なきを得ました。受付が降り口の近くなので、慌てて椅子を立ちケースを受け止めに駆け寄りました。持ち主に「お怪我ありませんか?」も言えたので私はえらい。
受付で良かった事
・隣に運営の方が居てくださるので雑談できたり、裏話を聞けたりする
運営の方は隣に座ってノートPCを使って会場の様子を把握したりDiscordでやりとりしたりと、受付に居ながらにして他の作業も行っていらしていました。手が空いた時や、来場者がなく暇になった時によく雑談してくださいました。私はコミュ障なのにお話好きなので、お話してくださったのが純粋にとても嬉しかったです。
採用ゲームが発表された時は、SNS等にはネガティブな感想よりもポジティブな感想をポストすると良い感じだと思います。応募ゲームの選考期間中は、週5日の勤務に加えて、応募ゲームの動画確認で週7日勤務と同じ状態になりそうですので、激務の末にネガティブな感想があるとメンタルに相当来そうな感じです。
・基本的に座りっぱなしなので楽
正直ありがたすぎました。体力に自信がなくても安心です。運営の方がノートPCやディスプレイを用意してくださるので、暇な時は座りながら本番の走りを楽しめるというおまけ付きです。会場に居ながらにして視聴者のチャットも読めましたし、同時に観覧エリアから歓声と拍手も聞こえてくる特等席でした。
・RTA界の偉人と会える
今回走者や解説の方、以前走って今回ボランティアの方、ボランティア専門の方、RiJの配信でお名前を見た方々に直接おもてなしできます。
もちろんお相手からすれば「なんかようわからんゴツいのが受付してはるなぁ」と思わせてしまったかもしれませんが、少しでもお手伝いできていれば光栄に思います。
反省
受付のみならず、会場に居た時に感じた反省ポイントです。
・引き継ぎを上手にやる
私の後のシフトの方がお見えになった時、すかさず席を代われるように、私に心や身の回りの余裕が必要だと感じました。
・おせっかいをやかない
自分が手を貸せそうな分野で誰かが困っていると、助けたくなってしまう悪い癖があります。詳しい部分は省かせて頂きます。
・引き際を見極める
「どのタイミングで帰れば良いのだろう」とか「帰るタイミング失っちゃった」とかをよくやらかして気まずくなる事があるので、さっとその場を離れられるようにしたいです。
・名刺作りたい
お互い名刺が無い時など、時間もなくて後でフォローしようとしても忘れてしまいます。また、オリジナルのデザインで自分を表現する1枚があると印象深く、「あの人だ」と覚えて頂きやすくなりそうです。
設営
設営も初参加で、右も左もわからない、なんなら顔見知りなんているわけもない完全アウェー状態でした。
設営途中から合流しました。聞くに「できそうな所を勝手にやっちゃって~」という感じだそうなので、現場を観察して手を貸してみたり、作業スペースを空けるといった必要とされそうな作業を行いました。
机と椅子を置く、機材を置く、配線する、テストでRTAと解説を即興で行う、といった感じでしょうか。オフレコ生RTAの特別感やばかったです。
誰かが込み入った作業をしている傍ら、他にできる事がなく手が空く事も多く、そういった時は休憩しながら雑談していらっしゃったり、私は作業を見学したり、各々自由に過ごしていました。
人見知りすぎてご挨拶はほとんどできませんでした。しれっと加わったけど大丈夫だったのかなぁ……?
皆様歓迎してくださり温かい雰囲気で粛々と設営が進んでいました。
撤収
万感の思いを引きずったまま、椅子を片付けて配線と機材を切り離してケースにしまっていき、ケースや段ボール箱を搬出していきました。
日本中を熱中させたほどの会場が、だんだんと本来のイベントスペースの姿に戻っていきます。しかし不思議と寂しさはあまり感じませんでした。
それはRiJが、会場そのものに存在するのではなく、皆様それぞれの心にある温もりで成り立っていて、そんな皆様がまだ会場にいたからだと思いました。ゲームやRTAを愛する人たちがそれぞれを尊重しあって作り上げていたと実感したわけです。だから家に帰っても、後日ネットで配信を見れば皆様に会えるし、今ではさらに、現地に行かなければわからなかった皆様の温かさをも、ネット越しに感じるのです。
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感想
現地で参加してとても良かったです。
受付ボランティアの感想としては、他のボランティアと比べて易しめかなという参加前のイメージ通り、特に難しい事もなく、初挑戦するのに受付を選んで良かったと思っています。不安を感じやすい私ですが、思い切って飛び込んでみて本当に良かったです。運営の方々も、優しく教えてくださったり、雑談してくださったり、たぶん私がコミュ障なのを見抜いてくださってもいらしたと思います。
受付という役割を実際に体験でき、こんなお仕事もあるんだなぁと勉強になりました。慌ただしくもなる他の役割と違い、終始落ち着いて作業に取り組める点も良かったです。
音ゲーゾーンの手前で私の受付シフトが終わるように組まれていて、音ゲーRTA走者でもある私は「もしかして運営の粋な計らいでは?」と心の中で感謝しまくっていました。おかげさまで現地で楽しめました。
採用頂きまして、ありがとうございました。とても楽しく頑張れました。
ラウンジでは家庭用弐寺、家庭用ポップン、スーパードンキーコング2、スマブラの他、持ち込みの方のARMORED CORE NINE BREAKERをプレーさせて頂いたり、RTA道場でシレン6の早解きのコツを教えて頂いたり、リングフィットを初プレーする皆様とレクチャーする走者様を拝見したり、バトルドームに招待頂いたり、無敵時間さんと国境なき医師団さんのブースを見学できたり、たくさんの方とご挨拶できたり、こちらもまた夢のような場所で幸せいっぱいでした。ありがとうございました。
RTA in Japan会場ではビーマニとDDRのほか、スーパードンキーコング2やカービィちゃん、スマブラ64等を遊ぶ事もできますよ。バトルドームもあるよ pic.twitter.com/t1FFhzkDRp
— Black_Sugar (@Black_Sugar_cat) December 25, 2024
イベント全体の感想は以下。Xのポストより抜粋したり編集したり。
初めての現地参加で会場の様子を目の当たりにしました。今まで遠いネットでの出来事だと思っていた事が、現実で目の前に広がっている事。それがお会いできた皆様の手が合わさり作られていた事。誰もがあたたかかった事。そのどれもが嬉しかったし、その事を知られたのも嬉しかったです。
私がとても人見知りで、誰かを見掛けても声をかけられない事も多かったですが、仲良くなれたらいいなと思っています。伝説に語られる偉人たちを前にした感覚で、クールな佇まいを装っていた私の心の中はあわあわしていました。お声をかけてくださった方もありがとうございました。もっと話しかけやすい雰囲気な私になりたいものです。
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ご挨拶できた方々がノスタルジアRTA見てたと言ってくださるのも嬉しすぎでした。2年も前なのに皆様今でも覚えておいでで驚きました。それほどまでに鮮烈なRTAだったとも伺いました。当時の私はRTA界隈の事をほとんど存じていなくて、それほど大きな衝撃を与えていた事実を知る由もありませんでした。ですから今さらになってようやく、その目新しさや与えた影響に気付きました。オレ何かやっちゃってたんですね……。逆に私があまりイベントを見返せておらず、お話できた方々の過去の走りについて感想を伝えられない事が申し訳ないくらいでした。ちょっとずつ楽しませて頂きます。
ありがとうの気持ちがいっぱいです。常に心のどこかが興奮しっぱなしでした。現地でRTAを見られた事も、その環境を作った皆様に会えた事も感動でした。運営、ボランティア、走者、解説、協賛、観覧の皆様、素晴らしい時間をありがとうございました。
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自己紹介
Black_Sugarと申します。RTA in Japan Summer 2022にて、ピアノの音楽ゲーム「ノスタルジア」のRTAをオンラインで走らせて頂きました。
「音ゲーでRTA?」と思われる方もいらっしゃると思います。僭越ながらまさに音ゲーでRTAをするカテゴリーを発明し、めでたくRiJS2022で披露する機会を頂きました。「楽曲のプレー途中で突然中断し、目標スコアに達していればクリアとし、次の曲へ進んでいく」といった形式で、当時のRTA音ゲー界隈を騒がせておりました。今回ゆうだい先生のDDRでも披露なされた「早退」というテクニックの先駆けや語源はノスRTA由来なのでしょうか……?こうして何かが継承されていれば、私も披露した甲斐があります。
ノスタルジアRTA今週末です!
— Mono.T (@Somnio10nox) August 9, 2022
面白いので皆さん観てくださいね!
参考までに第一回のまとめイラスト置いておきます https://t.co/EvUJwcquB5 pic.twitter.com/ktBPcl3Eam
RTA以外ですと、ノスタルジアでは公式大会予選突破の腕前を持っていたり、マイクラでは最古参達のニコ動のリスナーとして活動の一助となったり(赤〇先生など)、一世を風靡した焼肉製造機の動画を投稿していたり、現在ではTwitchで「ゲームの読み聞かせ」などと宣いウィスパー系ボイスでゲームを遊んでいたり、FF14やストグラFVに手を出してみたりしております。
シレン6もよく遊んでおり、超神髄をクリアしてはしゃいだりしておりました。
ここまで記事を読んで頂いてお察しの通り、ちょっと面倒くさい奴かもしれません。プライベートではかなりラフでガサツだったりのんびりふにゃふにゃでぽんこつな所さえありますので、そのギャップを楽しみたい方はぜひ配信にお越し頂ければと思います。仲良くして頂けますと嬉しいです。
今後やりたい事
ノスタルジアのRTAの新カテゴリーを作ってRiJに走者として参加したいです。基本的なルールはそのままに、ストーリー楽曲やBEMANI楽曲といったテーマでセトリを組む感じを想定しています。前回は誰でも挑戦しやすい易しいカテゴリーでしたが、次回は難易度高めでノスタルジアのヤバい部分もお見せできればと思います。
こう思えたのは、素敵なRTA界にこれからも関わっていきたいという気持ちや、音ゲーRTAのさらなる発展のためだったり、先行きのわからないノスタルジアを憂いて一刻も早くなんとかしたい気持ちからです。
ボランティアでもまた何度も参加したいですし、ラウンジにノスタルジアを設置させて頂き、「誰でも楽しめる最強のピアノゲーム」を多くの方に触れて頂きたい野望もあります。
おわりに
ボランティアとして参加できた事は、私にとっては大収穫で、いつも自信の無い私の背中を押してくれる心強い経験となりました。
この記事では書ききれなかった、「参加の動機」や「受付を選んだ理由」、「当日までの準備」といった部分は、別の記事にしたためる事とします。私情も多いので、ご興味のある方だけ御覧頂くのがよろしいかと判断しました。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
Twitch
https://www.twitch.tv/black_sugar_neko
X
https://twitter.com/Black_Sugar_cat
![](https://assets.st-note.com/img/1735958982-LE4NO3oKkU08CzMAsIhbjSPx.jpg)