なんでフリーターなのにブラックなんだよ

5/19(木)-5/20(金)

バイト。

基本バ先はおれとおばあちゃんの2人で回している。

おばあちゃんは最近俺の優しさにつけいってやたらと休む。「ごめん!〇〇どうしてもしなきゃで、!」とか言いながらわりと直前で俺に早めのシフト交代をお願いしてくる。今月はそのせいで30時間の残業がついた。バイトなのにブラックなの草。

ただ社員も社員で人手不足を自分たちで補い、過酷な労働を強いられている。社員は高卒が多く、普通に7.8年目とかのベテランなのに、労働体系、役職、仕事内容は新卒2年目みたいな感じで、社会の怖さを思い知ってる。7.8年をこんな労働に従事させてしまう会社にもだし、逆にその労働を強いられてしまう側に対してもそれは思う。

最近ちまたで「三角関数ではなく金融経済を教えろ」みたいな発言が物議かもしてる。そこで言われてるのが「それはただの都合のいい労働者しか産まない、会社にとって都合のいい即戦力でしかなく、労働者は食い潰されるだけ」みたいな反論。

大学4年間で俺は会社にすぐに役立てられることは学べなかったけど、自分で考えて人生を選択していける意志とか素養は身についたんだろうと思った。


なにが言いたいかと言うと、バ先の劣悪な労働環境に俺は疲弊しているし、ちゃんと朝6時に起きれず、出発コールの会社から「出発しましたか?」という電話で起床したのち、「あ、電話忘れてましたー笑」とお茶を濁し、5分で準備、1分で電車に飛び乗るという生活を送っている、それをねぎらってほしいだけなのだ。

寝起き猛ダッシュはマジでゲロ吐きそうになる。




今志望している会社から最終面接への連絡が来た。

2択しか面接候補日を提示してこないところがなんかだるいし怖い。

どうにか人手不足の会社に懇願して予定をこじあけた。

マジで安心を手に入れたい。成長という名のレールの上で、将来に希望を見出しながら日々を生きたい。そして「安心」したい。


僕は安心したかった。

別に劣等感は別に受け入れられた。大手に就職した周りの人たちと自分を比べ、「なんで俺は、、」と落ち込むのなんか別にすぐ吹っ切れる。そんなんただの隣の芝青現象でしかない。環境に左右されるただのストレス。

自分の中の問題としては「将来性」、「自信」が欠如してること、それが重要。


マツコが話してた、美貌とかお金とか出産とかインスタとか、そういうみんな持ってる価値基準で競争して幸せを得ることは、他人に委ねた幸せにすぎない、他人を介さない幸せことが至高、みたいなやつ。あれがマジで最近響いてる。

自己満足のオナニーこそが幸せなんじゃないかって解釈した。俺はお前よりすげぇ、じゃなくてあくまで自分が1人で味わえる快楽を求める。

中学のころからテストでいい点とってもなんかしっくりこなかったあの悩みはここにたどり着くのかもしれないって思ったら、なんか壮大すぎる伏線回収みたいで高揚した。


やっぱ部屋で1人でToLOVEるを初めて読んだときのあの快感が人生のピーク、だったんだなぁ。


fin.

いいなと思ったら応援しよう!