日記

石山、岡田
銭湯→自宅

入社1日目、20分くらい残業して帰宅。

声かけようとしたけど3人の中の誰かが反対したため誘わなかった梨本から電話が来たので誘うことに。1時間くらい俺の家の前で待っていて悲しかった。

俺の暗黒時代しか知らない岡田のためにともちゃんが俺の狼時代(中3まで)の15年間を補完してくれた。


ともちゃんいわく、俺はビジネス絶望をしているらしい。つまりは、俺は別にヨウキャで希望界隈であるのに、付き合いで岡田と絶望ごっこをしていた、ただそろそろやばかったのでホワイト企業に入社した、そんな舐めプ野郎らしい。俺は本来、友人たちと同じ成功者であり、しかし彼らと自分が似すぎてて、没個性を感じ、コンプレックスであったため、わざと絶望に走ることで自分の価値を見出そうとしまんだとか。

正直ぐうの音も出ない限りもあった、が、気づいたら不動産に入ってしまっていたあの頃の異常行動は全て俺の真剣ではあった。

てかだとしたら俺付き合いで岡田のために部活やめて、会社2社やめて、1年間絶望にささげてたのいい奴すぎるだろ。どっちにしろ。

という結論に至ってよかった。


新しい会社、ホワイトな部分しかなくて、「こんなに幸せな人生が俺に訪れるわけがない」と不安になった。まるで自分の人生ではないような気がして、俺の肉体はすでに失われていて、魂が違う人の肉体、人生に入り込んでしまったのではと錯覚している。


7/2

おかだと日比谷トップガンへ。

劇場が見つからんすぎるのと、シネマイレージカードが更新できなくてポイントもらえなかったことで、俺、ブチギレ。

「どうせ最後飛行機飛んでキスしておわんだろ?しょーもねぇ映画だよ」とネガキャンしながら入場した。

IMAXと、E席なだけあって、画面がデカすぎた。冒頭のマッハ10のシーン、地平線を静かに飛ぶダークスターが神秘的すぎてはやくも泣いた。引退間近のおっさんが、誰よりも思考を捨てロマンを求める姿に、人生で立ち止まった俺はまた泣いた。「Don't think,just do」心に刻みたい。考え出したら俺らは死ぬんだ。最後の方は、涙で何も見えなかった、記憶にない。


最高の映画じゃないの。

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