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「人望で人が集まってくる人」の調査報告書➀
やばい、電車に間に合わない、
待ち合わせに間に合わない、!!
え、?
なんでこんなに走ってるかって??
水溜りボンドのき〇ちと会うからだよボケェ
この書き出しを残して、だいぶ時が経った、
いや、実際3日くらいしか経ってない、
いや結構経ってるな。
9/7に徹夜麻雀して翌日は死んで、その翌日からは2連勤でくたくたになって、2000-4000字の日記を書く気力などあるわけもなかった。みんな投稿が途絶えるとすぐにスランプって言ってくるけど、普通に考えて1日下手すりゃ3時間も日記に充てるのってめちゃくちゃ労力と精神力使うからな?出来事が多いなら尚更書くのには苦労します。
9/7は色々なことがあった。
まずはやっぱりき〇ちさんとの会食、
絶望界隈でのシンエヴァ鑑賞会、
そしてお茶漬けがメインの珍しいラーメン屋、
徹夜麻雀、
表ドラとの再会。
き〇ちと会ってまず驚いたことは、彼がマスクをしていなかったことだ。渋谷ハチ公のど真ん中で。彼の強い思想を感じてしまい、理由を聞くことができなかったのは悔やまれるが、絶望界隈の中では「顔がデカすぎてマスクが破れてしまったから」という結論に至った。後に彼は「元々お笑い芸人になりたかったんだけど、今は場の芸人になりたいと思ってる」と供述していたが、まさに「場の芸人」として彼は顔がでかすぎるギャグを徹底していたらしい。面白コンテンツを作る天才か?
そして再会早々テンション上げて声かけたのに向こうはほぼゼロのリアクションで、「あれ、めちゃくちゃ会ってたみたいなテンションじゃん」とつっこんでもなんか遠くを見つめてろくな返しをしてくれない。
そんな彼はふと足元を眺めて「靴一緒じゃん」と言ってきた。赤のコンバースがお揃いであったのだ。しかしその後に彼は「でも全然違うね」と溢した。俺のコンバースは兄貴のお古で、かなりボロく色褪せていた。「でも全然違うね」という彼の何気ない一言に、私は高校スクールカースト1軍への恐怖を思い出し、完全に出鼻を真っ二つにへし折られ、寝ることと泣くことしかできなくなった。
それからの時間はというと、これは盛り一切なくマジで「地獄」だった。
常に自分語りだし、高校の人たちや、一般的な社会人へのヘイトを重ね続けるし、「どんな人になりたいの?」等と久々に会ったそんな仲良くない同級生に面接してくるし。
渋谷の極みやっていう人気なハンバーグ屋に連れて行かれたが、30分くらい並んでる最中には「最近のハンバーグブームの先駆けはここから始まってて、原宿にも似たような店があるんだけど、そこよりもこっちのほうが先だね。」などと長々とグルメの話を気持ちよさそうに語っていた。いやそんな表面的な話よりも味の話しろよ、こっちは飯食いに来てんだぞ。「トレンド」とか「発祥」とか「原宿」とかそんな言葉で飯食って美味いんか?舌腐ってんのかよ。
ただただ知識をひけらかされて何も良い気持ちはしなかったし、「あー渡部ってこんな感じなのかな」とグルメ界隈へのヘイトがカンストした。
彼らはそういう「自信」をぶら下げて何がしたいんだ。そんなに自己肯定感を高めたいんか。人の上に立ちたいんか?あーいう人たちが一定数いるからキャリアとかそーいうもんに嫌気がさしてくるし、田舎に逃げたくなる。
でもハンバーグ自体はマジで美味かったよ。一蘭みたいに席が仕切られてて、目の前の鉄板に店員がハンバーグを置いてくれる。それがほぼ生の状態で、それを好きなサイズにとって自分で焼いていく。肉の旨みと甘味が焼き立てで最高に引き立つし、米との相性も抜群。塩とわさびでぜひ食べてください。
ただそんな美味い飯を満喫する中でもひたすら横からなんかノイズが入ってきた。「俺は良いパパになりたいんだ」、「500万を子どもに渡して、この金で好きなことにチャレンジしなさいって全部選択させるんだ」、「どんなことをしてるときの自分は輝いてるって思える?」、「マイノリティにこそ価値はあるでしょ」、「仕事つまらないって言ってる人マジで意味わからない、研修させてもらえる時点で素晴らしい環境用意してもらってるし、愚痴言ってる人ってなんなんだろうね。おれ愚痴言う人嫌いなんだよね」、、、、しょーもないラジオが流れている点だけあのお店はマイナスやなぁ。
割とハプニングだけど、食ってる時に停電が起きた。普通にみんなザワザワしてたし、俺も「え、これガチなん?」とか言ってたし、そしたら彼が「うーん、まぁ驚くよねぇ」と自分達観してますアピールをすかさず打ってきた。ある程度予測できたのでそれは普通にスルーできた。
そしたら今度は音楽の話になって、俺がYOASOBIを聴くことを伝えたら、「俺も好きだねー、幾田りらが好きなんだよねー、2年後くらいに付き合いたいな」と、ありえん方向から銃弾が飛んできて、流石に被弾した。さすがの俺でもその爆弾発言は予期していなかった。その「俺は芸能関係の人ともパイプがあるから幾田りらくらいなら知り合えるよ」みたいなマウントぶら下げてYOASOBI聴くのやめてもらっていいですか?
いやでもマジでそうやって芸能人とプライベートで絡む芸能関係者がいると思うとゾッとする。
もうこれ以上ツッコミどころを細かく書くのもつまらないので箇条書きで供養します。
・「高校の人話合わないんだよな」
お前がずらしてんだろ。コミュニケーション舐めんなよ。
・「どんなことしてる時が楽しい?」
少なくとも自分語りを聞いてるとき以外だよ。
・ABCマートを見た彼、「靴って儲かんのかなぁ、あ、ごめん、おれこんなことばっか考えてるからさ、笑」
フィクションかよ、リアルでそんなセリフ出ないよ。
・「へぇ、CBDビール(大麻ビール)渋谷できたんだー、いやビールは飲んだことないんだけど大麻コーヒーならある」
なんでビール飲んだことねぇんだよ。大麻吸ってろよ。
・「今の会社の社長に初めて会ったとき、『ちょっと本気出していい?まずね、ダサいね。一位取ったのはすごいと思うけど、それをぶら下げてるだけで全然進んでいないじゃん』って言われて一瞬で惚れてさ、そしたら
『実は私人材育成とか芸能とかもやってるんだけどね、興味ある?すげー景色見せてあげるよ』って言われて、もうついていくしかないじゃん!」
いやただのマルチやんけ。すごいな。
・「目標とかないんだよねぇ、起業とかも考えてないし、おれ『良いパパ』になりたいんだよね。」
よくそんな目標で大学捨てられたな。
「うちの会社来いよ」
「動画作れるよ」
「好奇心に素直に動けるその強みは絶対必要としてる場所があるよ」
と会社に当然の如く勧誘されたけど、「セミナー」とか「学校」とかあまりにもマルチワードが顔を出していたので臭すぎる。
去り際に「また飯いこーな」と言われ、好奇心に素直な俺はめっちゃくちゃ嫌な顔しながら「うん」と返した。そしたら突然背中を思い切り叩かれて「そんな嫌そうな顔すんなよ」と恫喝された。どこかで同じように背中を殴られた気がする、いつだったろう。なんだかとても「怖い」と思った。
そして彼の最後のありがたい言葉、
「関わる人を変えた方がいいよ、
やっぱキャリアって人だから」
ありがたいですねぇ〜〜〜
お前とは一生関わんねーよ。
と言いつつりなーんにストーリーバカ笑ってもらったので、面白ストーリーリベンジしてきます。
次はコーヒーを飲みにいく会です。
絶望の槍と希望の槍が混じり合い、真の衝撃が起こる。
アディショナルインパクトを、さぁ始めよう。
終
(余談)
「まぁおれコロナかかったけどね」と流れで話していた彼。マスクが大切なことを身をもって体現していたらしい。なんという自己犠牲、そして社会貢献。彼は「マスクの重要性を伝えるためにあえてマスクをせずにコロナにかかる」というテーマで活動してるのかも。
メモ
・そういえば岡田、借金を完済していた。あいつすごいわ、しっかり金稼いで借金返して。真面目なんやなぁ。
・「使える部分を切り取るから、その時点でドキュメンタリーじゃなくなる」庵野秀明か誰かが言っていた。俺のこの日記もおもろいとこだけ切り取っているから、本当に日記と呼べるのか怪しい。
・シンエヴァ鑑賞会、おれの人生はシンジに重ねて考えるとわかりやすい。
・「安定って、なに?」
・「自己肯定感って、なに?」
・サークル同期との、LINE
「うちの母モー娘。のこと「モーニング」か「娘」って言うんだよね」
「いや面白すぎるでしょ笑笑」
「ツボわからん」
「そして転職したの?」
いや何このダブルで刺される返事。噛み合わせ悪。
・梨本との帰り道、おれの絶望話に花が咲き、「いま地元の人とすれ違ったら合わせる顔ないよな、笑笑」と言っていたら西とすれ違った。おれはこれからどうしたらいいんだろうと、神社の前で話し込んだ。
「ずっと考えてるけど答え出ないよ」と、梨本はすっかり塞ぎ込んでいた。太陽の光りが眩しくて、危うく涙が出てきそうだった。
「陰気くさいニートに需要ないぞ」と鋭い言葉で俺のメンタルは無惨に殺され、だいぶ寝込んだ。
・バットマンダークヒーロー3回目視聴。何度見てもストーリー展開はドキドキ、ジョーカーの演技に魅了、最高やなほんと。伏線と回収がうますぎるし、見れば見るほどおもろい。
・今日の派遣、「女子と喋る」という目標がすんなり達成された。業務のわからないことを聞くだけで話が広がった。その流れでおかだに「あれってどーなってんの?」と質問したら卓の女の子に岡田も認知された。その後岡田が呼んでないのに「呼んだ?」って俺のとこ来るボケ、ボケ?をしにきたら女の子馬鹿みたいにツボって、そのあと遠くの岡田を見るたびに思い出し笑い転げていた。
・渋谷の「中華屋台一杯屋」という中華料理屋、めちゃくちゃ良い。井の頭線らへんのパチンコあるとこの通りにあって、ビルの4階まで上がってそっから螺旋階段で5階にのぼったとこにあるディープなお店。中国人店主は気さくだし、料理は安くて美味い。夜は20時まで酒が200円くらいで格安、おつまみも安い。いつか行きたいな。
・裏ドラ、めちゃくちゃインターステラーハマってくれて嬉しい。
・きーち、別れた後「話し合って嬉しかったわ」と恋してる男みたいなメッセージ送ってくるから、俺も「ね!」と女みたいになって、「コーヒーすき?」「すき!」と女みたいになって、なんかもう女やんおれ。