【DIY】アルミフレームを使用した壁面収納の作成(仕様検討編)_作成中
1. はじめに
初めまして。黒PEPPER( https://twitter.com/black_pepp )と申します。
いきなりですが最近デスク拡張のため、アルミフレームを使用した壁面収納を作成しました。
本記事では私自身の備忘録として、また壁面収納を自作したいと考えている方の一助になれるような記事になればと考えて作成しました。
2. 記事の構成
細かい話をするとやることは色々とありますが、今回は世間一般でいうところのDIYに分類されるかと思われます。よって大まかに作業を分けると以下の3項目に分けて作業を行うことにしました。
仕様検討(何をしたいのかの整理、仕様の達成に必要な機能の選定)
設計(仕様達成のために必要な材料の選定、取付方法・組立ステップの検討)
組立(安全な組立作業の実施)
本記事では上記を受けて記事の内容を仕様検討編(本編)、設計編、組立編の3つに分けて記事にすることにしました。
では前置きが長くなりましたが、次から本記事の本編に入ります。
3. 仕様検討
3.1 仕様検討の流れ
以下のような流れで行いました。
収納物の整理
具体的な仕様への落とし込み
以下それぞれの項目で具体的な内容を記載します。
3.2 収納物の整理
まず壁面収納に必要な機能を考えるため、収納物の整理を行いました。
今回対象としたものは以下の通りです。
楽器(ギター2本、ベース1本)
ヘッドホン、楽器用ケーブル等のコード類
キャラグッズ(キーホルダーからCD etc……)
楽器のケアグッズ、その他工具(ドライバー、カッター etc……)
モニター(27インチを2台)*配置の関係上設計時に1台へ変更
上記のままでは設計に落とし込めないため、より具体的な仕様へと落とし込んでいきます。
3.3 具体的な仕様への落とし込み
上記の収納物を設計に反映できるような具体的な仕様に落とし込んでいきます。
まず前提としてモニター、楽器などの壊れたらショックが大きい製品を収納するため、何よりも重視するのは素材自体の強度と安定性としました。
ここでいう安定性は室温、湿度等に対する不変性と考えてください。要は部屋の状態にかかわらず寸法通りの寸法、強度を発揮してくれる素材ということです。
この時点で木材の使用は除外しました。強度の問題もありますが何より木であるため収縮、膨張により反り等が発生し、それらに起因したトラブルの発生が多いためです。
無論木材も節がないもの、元々の反りが少ないものなど選定すれば上記問題も多少は解決しそうですが完全に0にはできません。
アルミフレームを選定した理由の8割はここにつきます。
また収納アタッチメントは楽器、モニターなどはそれぞれ個別に設置し、ケアグッズ、キャラグッズ、ヘッドホン等は有孔ボードを使用して一括で収納できるようにする方針としました。
4. まとめ
ここまでで決定した方針は以下の通りです。
4.1 収納物するもの
楽器(ギター2本、ベース1本)
ヘッドホン、楽器用ケーブル等のコード類
キャラグッズ(キーホルダーからCD etc……)
楽器のケアグッズ、その他工具(ドライバー、カッター etc……)
モニター(27インチを2台)*配置の関係上設計時に1台へ変更
4.2 その他要求する仕様
素材はアルミフレームとする
楽器、モニターはそれぞれ個別にアタッチメントを使用する
ヘッドホン、キャラグッズ、ケア用品等の小物類に関しては有孔ボードを使用して収納する
次回は本記事で検討した仕様をもとに具体的な設計(寸法、アタッチメント選定等)を行います。