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【新人看護師必見】SpO2ってそもそも何?【酸素投与注意】



後輩看護師「ヤバ!SpO2が90%しかない!!!酸素酸素!!!!」



先輩看護師「既往歴みた?」



後輩看護師「いやまだ見てませんが、とりあえず酸素が下がっているので酸素を、、」



先輩看護師「💢💢💢」



みたいな場面、誰でも新人看護師の頃は経験しているのではないでしょうか?



「酸素なんかとりあえず投与しておいた方がいいやろ!」「話はそれやからや!」と思ったそこのあなたは是非この記事を読んでください。






SpO2とは、「oxygen(酸素)のsaturation(飽和度)をpercutaneous(経皮的)に測定する」という意味で、日本語では「経皮的動脈血酸素飽和度」といいます。



とまぁ、これは教科書にもよくある説明ですよね。



では、正常値はいくらでしょうか。
これも調べれば教科書にのってます。



しかし、疾患によってはSpO2 94%前後で良しとする場合もあります。


呼吸器内科で働いていれば「SpO2 88%までは許容」なんて指示もよくみかけます。




COPD、肺気腫など慢性呼吸不全があるような患者さんはSpO2が低い状態に慣れていることが多く、無理に酸素投与をすることでナルコーシスを起こす危険性があります。




よって、重要なことは、


●SpO2が100%だからOKではない
●むやみな酸素投与は禁物



以上の2点を抑えておけば大丈夫。



もちろん心停止や意識レベル低下などの際は、躊躇せずに酸素投与やバックバルブ換気を行ってくださいね!!


臨床現場は常に時と場合によるのです。




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