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【ロキソニン】ちゃんと使い分けてる?【アセトアミノフェン】




新人看護師「患者さんの体温が38.4度。倦怠感も強いし解熱剤を使おう。指示はアセトアミノフェンだけど、なんとなくよく効きそうなロキソプロフェンじゃだめ?」



なーんて、考えたそこの貴方。



ロキソプロフェンアセトアミノフェンの違いはご存知ですか?



それはズバリ、

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)であるか、そうでないかの違いです。



・ロキソプロフェン(NSAIDs)
炎症、痛み、発熱を引き起こす物質を抑え、炎症に伴う腫脹や疼痛を和らげることで熱を下げる。


代表的なNSAID
例:ロキソプロフェンナトリウム、セレコックス、ボルタレン、ロピオンetc

→小児や妊婦さん、腎機能障害や消化器障害、アスピリン喘息のある患者さんには注意



・アセトアミノフェン(非ピリン系解熱鎮痛薬)
脳の中枢神経や体温調節中枢に作用することで
熱を下げる。

例:カロナール、アセリオ、コカール、トラムセットetc

→小児や妊婦さんにも使用OK、比較的副作用が少ない


  

患者さんがなにによって発熱してるかで解熱鎮痛剤の使い分けができると現場ですごく役に立ちます。




それでは、なぜ熱がでるのか?


熱の原因について次回、一緒に勉強しましょう!

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