初代Canon EOS 5DとMacro-Elmarit-R 60mmで撮るインド
Macro-Elmarit-R 60mm
写真家・渡部さとるさんの「旅するカメラ2」を大学生の時に読んで以来、Macro-Elmarit-R 60mmはずっと気になるレンズのひとつでした。このレンズで撮られたカラー写真、特に青色の美しさが忘れられず、10年くらい前に手に入れました。当時の価格は3.5万円ほど。全て金属製で約500gの重さがありますが、使うたびに「本物を使っている」感覚が得られます。
Macro-Elmarit-R 60mmの万能さ
Macro-Elmarit-R 60mmはマクロ撮影だけでなく、スナップやポートレート撮影にも活躍します。ピント面のシャープさと柔らかい背景ボケのバランスが絶妙です。特に日常のスナップで、何気ない瞬間をドラマチックに切り取る力があります。この万能さが、旅先での写真を特別なものにしてくれます。
初代Canon EOS 5Dとの相性
Macro-Elmarit-R 60mmはアダプターを介して、5Dに装着しています。2005年発売のこのカメラは、いまだ現役。高感度には弱いものの昼間の撮影では十分。A3サイズのプリントであれば問題ありません。このインドの写真も実際にA3サイズで展示しました。5Dもフィルムに近い写りをしてくれるし、5Dだからこその味わいが、撮影を楽しくしてくれます。
インドを撮る楽しさ
この組み合わせで訪れたインドでは、カラフルな街並みや市場、人々の表情を見事に切り取ることができました。Macro-Elmarit-R 60mmの繊細な描写力が、インドの独特の空気感をそのまま写真に収めてくれました。
やはり旅の写真を見返してみるとガンジス川沿いの写真が圧倒的に多かったですね。どこを撮っても絵になるし、現地の人が撮られても全く気にしていないのが良いですね。
5Dが高感度が弱いかもと言いましたが、noteに載せるくらいであれば、全く問題ありません。撮るときはブレるくらいならISO上げちゃいます。
モノクロにしても良いんです。
インドはローライで撮ったモノクロ写真もあります。またどこかでアップします。