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頭痛が治る音楽
相変わらず締め切りに追い詰められている、ウラノです。
この土日に何とかしないと来週からかなりヤバいのですが、昨日がストレスのピークで頭がガンガン😵💫💫
エッチな女の子のセクシーグラビアを見ても治らない…
大好きな JAZZのナンバーを聴いてもダメ…
スマホで動画を観ても治らない…
ということで困り果てていたんですが、見つけたんですよ、ダンナ😎
一発で治るやつを。
駅前や大学の門前近くにスーツ姿の上品な男女が立っているのを見かけたことはありますか?
手にはパンフレットを持っていて、ラックには本やパンフレットに混ざって神秘的なジャケットのCDが並んでいます。
あれでもないですね笑
人の言うことはほとんど聞かないたちなんで、新宗教などとんでもない。
たまたま検索していてたどり着きました。
ロシアの作曲家、ショスタコーヴィッチの交響曲第5番 ニ短調 Op.47 第4楽章です!!!
ええ、クラシックに疎い僕でも、知っていますよ、ショスタコーヴィッチ。
(Op.47って何だ…??🙃 あ、作曲番号か…笑)
『革命』の異名をとるこの曲も、有名ですから聴いたことはあったんですが、ちゃんと聴いたのは初めて。
戦慄が走りました…。そして、スッと頭痛が消えたんです。
他にもロシアの作曲家(チャイコフスキーの『悲愴』とか)、似た系統の曲(ホルストの『火星』とか)、同時代のソ連の作曲家(プロコフィエフとか)、好きなスメタナの『モルダウ』とか聴いてみたんですが、全然ダメ。
ショスタコーヴィッチの『革命』だと一発で治りますw
ちょっとこの曲のいわれを調べてみたら、なるほどと納得。
ショスタコーヴィッチが超追い詰められて作ったのが、この曲でした。
1930年代の旧ソ連。スターリンの時代にこの曲は生まれました。
当時すでに有名だったショスタコーヴィッチのオペラを鑑賞したスターリンは、不快な表情をして途中で席を立ちます。
数日後、共産党の機関紙「プラウダ」にショスタコーヴィッチのオペラについての社説が載ります。
「堕落した、反革命的な音楽だ」と──。
独裁者スターリンの指示によるものでした。
当時のソ連は大粛清の真っ直中。「反革命的」とレッテルを貼られた人物は、粛清のリストに載ることを意味します。有名な「スターリンのリスト」ですね。ここに名前が上がると、遅かれ早かれ抹殺される運命です。
収容所送りか処刑。1930年代だけで、多くの芸術家を含む数百万人が命を落としました。
(得意の歴史系の話だからさくさくかけるw)
ソ連を代表する作曲家として名声を得ていた立場から一転、死の淵に。
極限まで追い詰められたショスタコーヴィッチが名誉を挽回しようと、作曲したのが、この『革命』でした。ロシア革命前夜から"偉大な"ソ連建設までを表現した作品です。
発表の場は、ソ連革命20周年の芸術祭。共産党のお偉方もたくさん出席しています。ここで失敗すれば確実にショスタコーヴィッチは死ぬ運命と、聴衆の誰もが分かっていました。
演奏の結果は………
…………割れんばかりの大喝采。
『革命』は、共産党のお偉方や体制側の芸術家、一般の市民の間でも大評判になり、ショスタコーヴィッチは「革命的な芸術家」としての名誉を回復。
事なきを得たのです。
この辺りの事情は、次の記事に詳しく書いてあります。
死の淵にまで追い詰められたショスタコーヴィッチが命を懸けて作った曲。この曲で失敗すれば、即、死。
こんな魂が込められているから、頭痛が治す力があるんだな笑
おっぱいとはまた違った力がある😂
追い詰められている方は、ぜひどうぞ。
これから後1時間くらい、『革命』を聴きながら仕事をします😇
では。
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