見出し画像

Dataに基づく「デート代論争」最終論告

今日の仕事が終わったので、深夜テンションで書いてしまおう。

SNSなどで「デート代論争」や「おごりおごられ論争」がヒートアップしているというニュースを何度か目にしたことがある。

くだらねえ、好きにすれば、と思っていた。

本人たちが良ければ何でもいい。ただし、言わせてもらおう。

男が出すべきものである。


少なくとも、最初のデートは全額出すべきだ。

後はおいおい決めればよいが、男が多めに出すべきものだ。

それで会う頻度が少なくなってしまうなら、相手と相談すればよい。

そこで格好つけなくて、どうする。

働け。稼げ。


フォローしているだけなのに勝手に引用して申し訳ないが、だださんのこの記事を読んで、痛快と思った。その通りだ。

パプアニューギニアのダニ族、ケニアのマサイ族などの例を挙げるまでもないが、狩猟民族で最もモテるのは「狩りが上手い男」である。そして、男たちが意中の女性にアプローチする方法は、大きな獲物、あるいは一番おいしい肉をプレゼントすることだ。

食べ物をたくさん確保でき、それを分け与えられる男がモテる。狩猟民族において、男の仕事は「狩り」「戦(いくさ)」「祭り」である。このいずれかで役割を果たす男がコミュニティの中心になる。どれが上手でも女性には魅力的に映るらしいが、最大は「狩り」であるという。

採集民族や初期の農耕社会でも基本的には変わらなかったはずだ。これが人間社会の自然の姿である。

そこまで遡らずとも、日本もつい20年ほど前まではそうだった。収入が多くて、それをシェアできる、自信のある男がモテていた。

3Bに代表されるダメンズは、イケメンとフェロモンが前提のデザート(別腹)のようなものである。

ところが、令和に入ると、普通の男たちまで「割り勘が当然」と言い出しているようだ

そりゃ、日本が衰退するはずである。国際通貨基金の推計では2023年にとうとう、1人あたりのGDPで韓国・台湾に抜かれたらしい。そして、総GDPではドイツに抜かれて世界4位に転落するそうだ。

ライフワークバランスは大事なことだが、ゲームとオナニーするために作られた言葉ではない。

女性に好かれたいから奢るのではない。男の見栄である。つまり、自分のためである。見栄があるからこそ、向上心が生まれるのだ。

男なら、働け。稼げ。


※もちろん事情があって十分に働けない人は別だし、何か特別な夢や目標がある人、社会的福祉のために働いている人は別だ。


データを紹介しよう。私が仕事で収集したアンケート調査の結果である。やはり、「割り勘が普通」なんて、うそっぱちだ


【出典】https://healmate.jp/survey/extramarital_date


対象が30代~50代で、しかも婚外恋愛(つまり不倫)の経験者というバイアスはある。しかし、割り勘は20%もいない

しかもこの世代の既婚男性は、子どもや家にお金がかかるので、自分で自由に使えるお金は少ない人が多い。

その証拠に、デート代がしょぼい、いや慎ましやかなのだ。2人分のデート代ということに留意して欲しい。ホテル代も含むはずだから、行けるのはファミレスみたいな感じか?


【出典】https://healmate.jp/survey/extramarital_date


こんな状況下でも、男が全額出すか、多めに出しているのである。これが男の見栄というものだ。苦しむ分、仕事を頑張ろう、出世しよう、投資で稼ごうなどと思えるのである

ちなみに、年収別のデータもある。


【出典】https://healmate.jp/survey/extramarital_date


年収400万円未満でも、5割の男が「ほぼ支払う」か「多めに支払」っているのである。なんと涙ぐましい。不倫するな、してる場合じゃないだろ、などの問題は措く。

20代および独身者のデータがないので最終論告としては少々弱いが、こんな状況でも多くの男は出している。きっと昼食はカップ焼きそばだろう。


武士は食わねど高楊枝という。

そのくらいの「見栄」がどの社会にもあった。今はジェンダーフリーや反パターナリズムの行き過ぎによって、古来から続く性役割までも壊れようとしている。

そりゃ、精子が減少する一方になる。自らの行動によって男性ホルモンを減らしているからだ。

ジャパンセックスサーベイ(日本家族計画協会)の調査で、日本人カップルの6割がセックスレス状態という結果が出て衝撃が走ったが、私がつい最近行ったアンケート調査(20代~50代既婚男女 4,000人 不倫経験は問わない)では、7割が完全レス+レス気味という結果が出て驚いた(未発表)。

家でしないなら外でしてくれればよいが、そうでもないだろう。

フロイトの学説は影響力が薄れてきたが、リビドー(性的本能)こそ人間の本質と、私は信じる。

精子減少と草食化は、日本や韓国など、いわゆる「先進諸国」だけの現象であり、日本が特にひどい。社会の活気はグローバルサウスにどんどんと移ってきており、このままでは、いずれインドネシアやベトナムにも抜かれそうな状況だ。

「男性弱者」などと言っている場合ではない。そんなものに関わっている暇はない。

社会は戦場。ホッブスの原理は、男社会を指したものだ。

男の役割は「狩り」と「戦」と「祭り(まつりごと=政治)」である。


ネットで検索したら「ネット乞食」という言葉に出くわしました。酷いこと言う人、いるなー。でも、歴史とたどれば、あらゆる「芸」は元々「乞食」と同根でした。サーカス、演芸、文芸、画芸しかりです。つまり、クリエイトとは……、あ、字数が! 皆様のお心付け……ください(笑) 活動のさらなる飛