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Dior 2017SS Collection by Kris Van Assche

今回は自分が好きなデザイナーの中でもトップクラスにいるKris Van Asscheについて書いていきたいと思います。


・デザイナーKris Van Asscheとは?

1976年のベルギーで生まれ、98年にはアントワープ王立美術アカデミーを卒業しました。その卒業コレクションが多くの人の目に止まり、デザイナーのエディ・スリマンのアシスタントとしてキャリアをスタートさせました。
その後師であるエディがDIORを退任したことにより、2008年春夏からDiorのデザイナーに就任しました。

・Kris Van AsscheのDior

エディの爆発的な人気を誇ったDior Homme人気のスキニーパンツを打ち出したりとエディ節が連発でした。そのロックテイストとは異なりKris Van AsscheのDior  Hommeはクラシックなテイストで定着させていました。
あの爆発的な人気の後のため物足りないと思った人も中にはいたかもしれません。しかし、個人的にはエディの後を任せられるのはKris Van Asscheで間違えなかったと思います。
一種のトレンドを作り出すというよりは、そのブランドの特有の雰囲気や歴史などリスペクトを持ちながら現代風に打ち出していくスタイル。謙遜的でありながら着実にものにいていく形は、評価に値すると思います。

・2017SS  collection

本題に入るまで長くなってしましたが、今回紹介する2017SSとは、これまでのクラシくなテイストになんと日本人画家のコラボがあったのです。
亀井徹さんとのコラボで、ヴァニタスの刺繍が美しく、芸術性の高いアイテムたちがランウェイを歩いていました。

全体的にはクラシックな様子を守りつつ、ストリートなテイストを盛り込んだコレクション。チャック柄やブラック・ホワイトを中心としたテキスタイル。スポーティーなアイテムを合わせたスタイリングなどあり、当時流行しつつあったストリートラグジュアリーの雰囲気を醸し出していた。

世間では、スキニーパンツがトレンドのカナメであった時代に、太めのパンツを合わせてくる先見の目は当時から冴え渡っていました。
Aラインが特徴的で、トップスはタイト、ボトムスは大きめと言った今ではトレンドど真ん中なスタイリングです。

赤いシューレースを縦横無尽に走らせたパンク的要素を前面に出したアイテムは、クチュールメゾンによる高度な技術が表現されている。
素材使いや立体的なデザインがメゾンらしく現代画家の作品をプリントしたアイテムもさらにハンドステッチでデザインすることで、ファッション性の高いものなっていました。


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