日記2023.06.19-06.25
おしゃべり技術向上委員会
2023/6/19 (月)
話のおもしろい人間になりた~い。よく出勤のときにポッドキャストを聞いてるんですけど、話のおもしろい人っていいですよね。僕は割と昔から「話がおもしろくないからしゃべんな」的なことをよく言われるタイプの人間だったので、それもあってか話のおもしろい人に対するあこがれみたいなものが強い気がします。特にポッドキャストやyoutubeなんかはほぼ素人がやってるので、そのあこがれみたいな気持ちはさらに強い気がします。
どうして話がおもしろいのか。とりあえず2個ほど理由を考えたのでつらつらと書いていこうと思います。ただ、話のつまらない人間が話のおもしろさを考えるって、割と無駄では? SEXを語る童貞じゃん。
1個目は頭の回転、反射神経の速さですね。やっぱり自分が思ったことを、パッと口に出せることが大事だと思うんです。ギャグなんて基本的には勢いなんだから、速ければ速いほどいい。大体時間かければ、誰でもある程度はおもしろいことを思いつけるんだから、速さだよ。ギャグは嫌気性。これを合い言葉に生きていこうと思います。
2個目は語彙力、インプット量の多さですかね。個人的にはたとえ話が好きなので、知識を武器に変えていけるような人間になりてえ。その内容もなんか平成女児みたいな内容でもいいし、政治的に過激な感じでもいいしなんで、とりあえず知識とシャープな目の付け所を身につけてえなあ。
カップ焼きそばUFOはおいしい
2023/6/20 (火)
三島由紀夫の「美しい星」を読みました。先月ぐらいに買ったんですけど、スピッツの新曲の「美しい鰭」みたいだなと思っていました、まじで全然関係ないんですけど。あと鰭の字、初見で読めた人ほぼいない説を押していきます。ちなみに僕は「すし!」って一瞬思って、すぐに絶対ちゃうわってなりました。
本自体は普通におもしろかったです。僕自身は三島由紀夫は有名なやつは一通り読んでるかな、くらいの感じなんですが、その中でもかなり読みやすい方ではないかなと。潮騒ほどではないですが、その次くらいには読みやすかったです。
三島由紀夫のSF小説だよ的な紹介をネットで見たのをきっかけにこの本を手に取りました。読んでみると宇宙人が出てくる以外のSFっぽさはあまりなかったですが。読んでから知ったのですが、この本は思想小説と言われているらしいですね。
以下にあらすじを書きます。「とある宇宙人の一家を中心にした物語。地球に住んでいた彼らはある日、自分が宇宙人であることに気づくんですね。で、滅びに向かっている地球人達を正しい方向に導こうとさまざまな活動を行う。そのなかで、地球を滅ぼそうとする他の宇宙人や言うことを聞かない地球人と関わっていく」みたいなお話です。
当時の社会情勢を反映しているので、米国とソ連の冷戦と核戦争みたいなのが本の中では議論の中心にあることが多かったです。ただ僕は、そういった世界があったことは知っていても、その雰囲気を肌で感じたことはないので、イマイチ登場人物の台詞に実体がないように感じられましたね。全部「そうなんだー」みたいな感じで。もっと味わうように読み込めていれば、また違った感想が出ていたのでしょうか。
真実に気づいている宇宙人だから、真実を知らない地球人たちを正しい方向に導かなくては! みたいな雰囲気は、現代社会で陰謀論に傾倒している人みたいだなと。なぜ他人が考えていないと思われるようなことを考えるだけで、人は自分が賢くなったと勘違いしてしまうのでしょう。自分も気をつけよう。正直言ってこんなnote書いている時点で手遅れだとは思いますが。
N先生、今更ですが結婚と就職おめでとうございます
2023/6/21 (水)
私が自身の性格が悪いと感じる理由の一つに、ネットストーカー的気質があることが挙げられます。今日は久しぶりに思い立って高校時代の知り合いの名前をインターネットで検索していました。するとなんとびっくり、高校の時の副担任(ここでは仮にN先生とします)がベンチャーっぽい企業に就職しているのを発見したのです。教育とITみたいなやつだったので、教師になりたくなかった訳ではないと思うのですが、それでもいつからこんな風に考えていたのだろうと思います。
多分、今の僕の年齢は、高校生の時に副担任だった当時のN先生と同じはずです。僕が卒業して割とすぐに結婚したというN先生。いつから彼は結婚を考えていたのだろうとか、転職を考えていたのだろうとか、そんなことを考えてしまいます。他人と人生を比較することに意味なんて無いと頭では分かっていても、比較せずにはいられないんです。他の人の人生を見ていると、僕にはつかめなかった、実現し得なかった可能性を見ている気がしてなんだか無性に空しい。別に先生のことは嫌いではなかったですし、知り合いが苦しそうなのはなんだか寝覚めが悪いので、できる限り幸せになって欲しい。でも実際に幸せになられると、僕もそうなれたんじゃないかって、自己嫌悪に陥るんだろうなと思ってやっぱり憂鬱。
これから学生時代の友人達も、それぞれの人生のステップを進んでいって、きっと随分と遠くに行ってしまうのだろうと思います。人生は山登りにたとえられがちです。人生を振り返るのはきっと登頂に成功したり、見晴らしのいい場所に立てたりする人なんだと思います。私は人生という山に登ったそのときに、みんなを発見したり、みんなから見えたりする位置に立てるのでしょうか。それだけが全てでは無いと思いますが、僕の低い自己肯定感は、どうしても他人からの評価を必要としてしまっているんだなあ。
明るいとアホっぽいは違うと思うよ
2023/6/22 (木)
最近の日記がマジで暗い。いくら僕が根暗で、恋人もいないし、特別裕福ではない家族の元に生まれていながら、ニートの兄弟とかいう不良債権にも等しいものを抱えて、それでも情だけはあるからなんやかんやみたいな人間であるとはいえ、これは暗すぎる。希望がない。こんな全身がため息でできているみたいな人間から幸せが遠ざかっていくのは当然である。もっと脳みそにハッピーが詰まったような日記を書きなさい、と僕の中の妖精さんが叫んでいる。叫ぶ妖精って絶対不幸を呼ぶタイプのやつな気がするけど、バンシー的な。
さて、とはいえ特に楽しいことがあったわけでもないし、自分から楽しいものを探しに行くわけでもない。僕はインドアの受け身クソ野郎なので、楽しいことが自然と目の前にやってきてくれるし、自分から掴みに行くのはなんか違うと思っているのだ。これまでの人生でそんなはずは全くないと何度も学んだはずなのに、どうしてこんなことが言えるのだろう。そんな忘れっぽいところが僕のかわいいところなので、是非とも覚えて帰ってください。
そんな僕の最近の悩みは、仕事中にあり得ないほど眠くなること。そもそも新人なので大した仕事を振られないというのもあって、まあ退屈。しかも食事後はあり得ないほど眠くなる。血糖値がバグってるのかもしれん、甘いものの食べ過ぎだろうか。しかし甘いものを食べないわけにもいかないので、今日も僕はパソコンに向き合いながらチョコをむさぼるのだろう。仕事に対する情熱が高まれば眠くなくなるのだろうか。今だって多少は退屈だと思っているが、寝ようと思っているわけでは決してない。それでも睡魔がやってくる。睡魔とかいらないから、幸運とか恋人にやってきて欲しいよ。
このままの勢いで労働が続くと考えるとやばい。僕の1日は目の疲れと睡魔との戦いでほぼ使われている。しかも大体負けている。このままいくととんでもない負け犬が生まれる予感がするので、がんばれ未来の俺。目指すは一等賞、おしりを出した子である。
ぼくの土日休み
2023/6/25 (日)
「きょうはなんにもないすばらしい一日だった」
これは僕の夏休みで1日の間日記に書くことが何も起こらなかった際に書かれる日記である。この日記は実に素晴らしいというか、僕には取り戻せない感性で書かれていると感じる。そう、その感性とは何もないのに素晴らしいと断言しているところである。一週間は7日なのに、休みの日は2日しかない。これは非常に短い。社会人になって3ヶ月も経っていないというのに、もはや僕は休みの日に何もしないなんてとんでもない損だと思うような体に労働によって改造されてしまっているのだ。こんな悲しき現代のショッカーは大勢存在するだろう。悲しいことにそんなショッカーを打ち倒してくれる仮面ライダーは現代には存在しない。社会のショッカーという現状の打破は自分で行うしかないのだ。これはすなわち、この世界の誰もが仮面ライダーであると言い換えることができる。いややっぱり過言だな。僕は仮面ライダーを見てはいたが、正直余り記憶に残っていない。プリキュアの方がいいんで、僕はプリキュアにしようと思います。ちなみに、僕のニチアサはヒーローものよりもかいけつゾロリとか恐竜キングでした、プリキュアでもないのだ。でもプリキュア5は見てました。
つまり「きょうはなんにもないくそみたいな一日だった」ってことです。
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