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男性キャラのガレージキット製作代行依頼秘話:発狂実況編

文ストオタクかつ双黒嗜好マニアによる推しフィギュアの赤裸々依頼詳細編となります。私の悲鳴を聞きたい人向けです(そんな人おる?)。
思ったより発狂してないかも。前編より若干文字数多め。

▼製作依頼の大筋をまとめた前編記事はこちら▼

いっぱい読んでいただきありがとうございます!
後々スマホで見た時の文字の収まりの悪さが気になったり情報付け足したくなったりで、気づいた時にちょっとばかし修正しています。ここもそんな感じになると思います。

こちらは主に彩色・面相・組立中の流れを掘り下げたお話を纏めました。
なんでまとめたかって工程の写真もすこぶる興奮しかなく出来上がるまでの喜びを未来の自分にも取っておきたかったからです。

当時のリアクションも態々遡り思い出しつつ「具体的にこんな指定をして作ってもらった」といった部分にも触れました。そのため依頼予定がある方ならばもしかしたら参考になる部分があるかもしれません。

ただ以下を読んだ上でスクロールするかどうかを決めること。
責任は取らないし、クレームも受け付けない。

■ガレージキットに興味がある時点で一人たりとも居ないとは思いますが、二次元オタクでない方には非常に読み難い内容です。癖が強く、暴れ狂った内容をしているので悪しからず。
キャラ名はいえ、史実の文豪のお名前を奇声と共に連呼しているため、そういったことに嫌悪感を抱く方にも向いていません。
最推し達のフィギュアという都合上、壁打ち並みに変態発言が飛び交います。デフォルトと思ってください。
■”双黒”は太宰と中也の二人だけを表し、他の一切を表さず、また表記揺れもありません。それに同意出来ない方は読むな。

過激派かな?

つまり厄介オタクが推しについてひたすら語り続ける記事である。
(寧ろガレージキット目的で見に来た方に、ここまでの注意書きはいるのだろうか——。)

※この記事に使用した写真は全て、今回製作依頼を受けて下さった「もぐらぼ様」にご提供いただいたものです。転載しないこと。

この記事を先に読もうとしている無謀な方へ。
前編にも書いたフィギュアの詳細です。

「文豪ストレイドッグス」太宰治・中原中也(1/7スケール)
【原型】太宰:naomi様
    中也:naomi様&正義様
【塗装・製作】もぐらぼ様

正確には「文豪ストレイドッグス DEAD APPLE」が
元絵となる版権許諾取得済みフィギュアです。

ではでは、存分にふるいにかけられた皆様は本編へどうぞ。

(”友”表記が多数出てくるが、複数名の友人たちをまとめて示しています。その節は監修ご協力&フリー素材をありがとうございました!!!!!)


*仮組み、台座相談、構図調整

まずはガレージキットの表面処理と軸打ちを済ませ、仮に組み立てた状態。さらっと終えられていたが、両方ともこんなちッせえパーツに??と驚きいっぱいの工程だった。実はいくつか同じガレキだと思われる完成品を見たことがあるのだが、太宰さんの髪型に一番研磨スキルが現れるような気がした。毛先の具合とか。

前編でパーツの状態について軽く触れたものの、太宰と中也の場合はかなり質のよいガレージキットだったらしく、もぐらぼ様がものすごく褒めていた。正直「なんかすごくてきれいなやばいブツ」という理解しか追いつかなかったが……。
おそらくは研磨に時間がかかるような状態のガレキだった場合、見積もり時と金額が乖離する原因になる部分だと思う。

表面処理(研磨)、軸打ち、仮組み立て

「既にえっっっtじゃん……」

このテンションで進みます。

あと背景のセレクト完璧では?
この工程では台座相談と二人の構図調整をした。
台座サイズについては最初にいただいた上の写真で程よい気がしたのでそのまま確定。二人の構図については文面での指定が難しかったので写真に書き込むことに。

「ねえ、これ送り付けて大丈夫な内容?」
友「あんた最高だよ」
「ファッ!?」

褒められた♡
設置角度の修正案(原本)

私キモくない?大丈夫?
だってえ、相棒らしい感じにしたくって……
この格好で双黒が揃って並び立っているだけでも川に飛び込みたいくらい嬉死いのに。二人の全てを推しているので"今"の双黒も勿論大好きです。

これを莫迦正直に提出し、修正していただいたのが次。

設置角度の修正

ッッア〜〜〜スッッッバラシィ〜〜〜デスネェ……

中也くんの丸尻が正面から拝めるかどうかが最重要事項なのだ。それを無事クリア!したところでご尊顔も絶妙な角度にキマったので、早々に中也くんの角度が確定
ところで公式イラストの中でも一際好きなポーズをしてくれている彼ですが、狡猾なマフィア幹部の癖にこんな無防備えっちな姿を晒して大丈夫なのでしょうか?ま、彼の重力操作に勝てる敵なんて居りませんけど。重力に潰されてえ奴は私です!——アッスミマセン、アッアッニラマナイデ、ダザイサン…
ちなみに太宰さんはぐーるぐる出来るので、完成してからでも向きを変えられるため割愛。——アッ、オ、オカオガマブシッ

友「太宰さんは時間停止の異能力を無効化……ってコト!?」
「天才。実質ムルソー……ってコト!?」

そういうこと。

——これで決まったと思った?

ざぁんねぇんでしたー!

設置角度修正後の再調整

細か。

太宰さんについては話が前後してるのだが、途中で太宰さんは軸が一本だという事を知るのでここでは事細かに記載している。対して中也くんは両足に軸がある。逆にこの姿勢を二本で支えているのも凄くないか。
二人の距離感については写真で把握するのが高難易度過ぎて、もぐらぼ様に「こうして欲しいんですけど見た目が窮屈になってたら雰囲気で調整お願いします!!」とほぼ投げしていた。
その節も大変お世話になりました。

そして漸く構図が決定する。
めちゃくちゃ冒頭で戦ってるけど単体で依頼した方はここまで争わないと思います、さすがに。
二人セット+私(曲者)=拘り激強という訳です。

設置角度確定

「オアァ〜〜〜!!今度こそ完璧では!?!?」
友「お……おお……神々しい……」

これはこれで彫刻のような美を感じる。

そんなこんなで調整完了。
今回は台座作成もお願いしたため、素材が届き次第作っていただくことに。

ちなみに
「あの…やっぱり…台座…床…再現…可…?」
もぐらぼ様「あ、出来ますよ」
「ワ…ァ…」

みたいな会話もあった(かなり要約)


*彩色

開始と同時にもぐらぼ様が文ストを履修され始めたので、お勧めの話数なども会話に交えて楽しくやりとりしていた。マフィア太宰さんのこのドチャシコエロティック色気マシマシ最年少幹部衣装、アニメ本編だと4回(13話~16話)しか見れなくて……。(劇場版でも少し見れる)なんで?今着てもいいんだよ?金なら出す。似てる所で言うと15歳のマセガキ衣装も大変美味しゅうございます。こっちは3回(26話~28話)見れます。太宰さんと中也くんの出会いの話なのでぜひ見てね!中也くんもお着替えしている。

彩色オーダーについて、当初は再現度をかなり重視していたため、何を伝えようか悩んだ記憶がある。元絵という”正解”を知っていたから、他に何を伝えるべきなのかなと漠然としていた。
しかしやりたい事をどうにか伝えて相談し、もぐらぼ様の作業工程を見ていたら自然と完成させたい方向性が定まってきたので、純粋に頼り甲斐もあった。複雑に合わさって出来た美しい色味も素敵な表情変化も、途中の閃きも共有しつつお陰様で完成まで至ることが出来た。

パキっとした色合いにするため、私はアニメカラー準拠で依頼。なので同じガレージキットを手に入れた方はぜひ原作カラーで塗ってみてはくれまいか。完成写真の宛先に私も入れて……見せて……

ここで推しのバラバラ死体彩色進捗が届いた。

「見て、届いた」
友「思いもよらない状態……でもなんか好き……(?)」

推しってどこを切り取っても好きしかないんだなって思いました(?)
彩色進捗①
彩色進捗②

一寸ばかり写真が続く。

「かわいい」
友「かわいい」

かわいい……?かわいい!
彩色進捗③

一目見てグラデーションがやっぱりすごい。
こうやって塗装するんだとか素直に学びつつ「いや真似できねえな!」とか「お願いしてよかった!!本当に!!!」と再認識。
パーツ状態の光景がなんだか愉快でこういうのがセーフな友人たちには写真を送り付けた。駄目な人もね、たぶん居るからね。周りには居ないが。

このままでは色のあれこれが分からないので再度組み立て、——したものが届いた。

初回彩色後の仮組み

「かかかかかッ仮組ィィィ!!!」
友「ひょー!!双黒だー!!」
友「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

だの"じい"……

い ろ が の っ た ! ! 
か っ こ よ き ! !

艶が相まってえっち度が高い。ご覧下さい、彼らが私の推しそうこくです。

んァ〜〜かぁっこいぃィア〜〜ン……

この辺りから如実に語彙力が吹き飛び始める。仕様がない。
もぐらぼ様の塗装手法だと段々色濃くしていく感じだったので、色味の認識合わせもする都合上、初回はこんな雰囲気の明るさ。ここからはちゃんと文面で言いたいことを纏めて細かく色彩調整をしていただいた。

てっきり「黒」を使うのかと思いきや濃いグレイと赤(太宰)・青(中也)が混ざり合ってそれぞれ絶妙な色合いが構成されている。すげ──!!お互いの色に染まって相棒感マシマシだ!!!!!最高かよ!!最高だよ!!最高すぎる!!最k──

────
──

——ちなみに作例準拠とかアニメカラー準拠、としか伝えていないので、それに加えて爆速アニメ鑑賞でこの色味を表現されている。
私は今、神と話しているのかもしれない。

マフィアになるために生まれてきたような男——太宰さんは黒尽くめだから純粋に全体的な暗さ(黒さ)を強めていただいた。中也くんはベストとそれ以外に色の差が結構あったり、外套コートの内布と髪色が被った色味に見えたので、特にそのあたりも調整いただいたりした。
あと肌の色。二人ともほどよく血色をつけて、ブルベとイエベ!(雑)

中也:黄色みある健康的な肌色(※イエベ)
太宰:若干ピンクみのある(ちょっとだけ血色がいい)肌色(※ブルベ)

こんなふうな指定をしてた。

ちゃんと読み返してみたら「マフィアの色合い寄り」とか言ってるこいつ(私)もっと具体的に示せ。落とした語彙力川底から拾ってこい。

その集大成がこう。

色彩調整(正面)

「ひょっ──ひゃえぇ……ふひゅッ……」
友「さてはあんた、ヤバい人に頼んだね?」
「今更?」

もぐらぼ様の腕は友人たちにも好評だった。

もっとゴリッゴリに互いの情報を擦り切れるまで擦り合わせてやっと完成!みたいな感じかと思いきや飛び級しまくりの数ステップで理想の色合いに辿り着いた。こちらのやりたいことの把握も上手すぎる……!
おそらく一週間もかからずに色が決まったと思う。

色彩調整(背面)

見ろこのモブ部下視点を。
──俺、ついて逝きます!

……う、うじろ、ずがだ、や゛、やぁ、やばぁ……がっごいいよぉ……えぐえぐ……ずびっ

地震対策で台座固定してしまったお陰で、展示してから中々背面セットを見られなくなってしまったのだが、靡く外套の陰影が神過ぎるので是非ともこの場で見ていって欲しい。男キャラにも豪華なひらみはあるんだぞ!

いやはや中也くんの髪色と赤い林檎が本当に良いアクセントをしている。
盲目オタクな自覚があるので彩色監修の間は本気で推しの全身を(視線で)隅から隅まで舐め回していたのだが、雰囲気の調整というか、濃淡の相談が殆どで「ここの色はこう!」といった指摘はしていない。つまり百点満点!

初めは立体造型を活かしてリアリティを意識した着彩が見慣れなかったのもあるが、進むにつれアニメカラーを意識しつつも「この場に生きている雰囲気」の色合いに見える正解みたいなものが段々と理解できて、気づいたら納得出来る色合いになっていた。明確な色の一色構成って確かに二次元特有の表現なので、実際は光や影などの様々な要因を重ねて違う色にも見えるのが普通だ。それを見事に表現いただいた。
がっちりした色指定ではない形で塗っていただいたのが、むしろ功を奏したのかなと思う。

全然触れてないのだが、革靴の色味もエグすぎてヤバいので見てくれ。
初見からこんなの投げられて修正なしに決まってるだろ!!

そんなこんなで最後の色彩調整をかけて、お次は面相へ。


*面相

この時が来るのをすぅっ———ごく楽しみにしていた。
フィギュアの全てを決めるといっても過言ではない(と思っている)面相のターン。ぶっちゃけここが出来る気がしないので製作代行を依頼したといっても過言ではない。過言ではないのだ。

実は冒頭の見積もり時から話は伺っていたのだが、もぐらぼ様のご家族と推し被りしていたようで(なので初めから作品をご存じだった)同じ栄養を摂取出来てとても嬉しいです。オタクの嬉しい悲鳴は身体にいいからね。

太宰も中也もそれぞれ大ッッッッッッ好きな善い顔をしている公式イラストを準備し、それを参考に描いていただくようお願いした。
中也くんは特に特殊な構図であることと、描き手の癖が出やすいヴィジュアルなので複数用意して、立体で見ることができる作例と今回希望した表情の良い所どりでお願いしてみた。
対して太宰は資料にしたイラストがほぼ即決だったのだが、モデルにした顔がどれだか分かる人が居たらすごい。同志か?

太宰:添付画像の表情を意識し、瞳の色は赤茶で、ハイライトなし。両側の口角は上げ気味で、静かに怒っているときの笑みをイメージ。

中也:作例を基準にして口角をわずかに引き上げ、視線と合わせてニヒルな笑み。眉は若干機嫌悪そうに寄せて、瞳の色は青だとはっきり分かる色味にして、ハイライトは小さめ。あと僅かに口を開けたい。

こんなふうな指定をしてた。

肝心な場面で私の指定も曖昧で申し訳なかった(お渡した資料の描いてほしい表情とやりたい視線の向きがめっさズレていたのに特に説明なくそのまま作業してもらってしまった)。そのため、太宰さんは初回に比べ欲望のままに少々修正いただいた。
然し最終的に二人揃って視線をこっちへという希望はばっちり通った状態に出来たので感謝しかない。

視線の向きとか、虹彩のサイズ・高さとか、瞳孔の位置とか、目尻・眉の角度、ハイライトの有無──などなど、全部表情を作る上で大事なのだ。

ひとまず三白眼は中也くんだけにして、太宰さんは虹彩の大きさ・位置、視線の向きを主に調整。(初回Ver.の侮蔑フェイスも最&高だな……)

太宰の面相(初回・下描き)
太宰の面相(修正後・下描き)
中也の面相(下描き)

あ"、ッ……はぇッ、ひえぇ〜〜〜??
うっっっっっっっっっっま!!??!?!?!?

「えっちな野郎共の進捗です」
友「ワッ、えっちじゃん。え?これ家にくるの?えっちすぎ」

語彙力の放棄が甚だしい。

ちなみに中也くんは一発OKだった。一発KOされた。

太宰さんにはぜひともこの侮蔑の表情で♡銃口を向けて♡欲しいし中也くんにはぜひともこのニヒルな顔で♡重力操作♡して♡ブッ潰して♡欲しい。つまり私は敵側か……顔面国宝が同じ組織に二人も居ていいのか?いいよ!おれがゆるす!今は……別組織だし……うっ……気になる?アニメ見て!
ちなみに太宰さんがマフィアの首領・・・・・・・・・・・・になる話もあります♡
ドエロいお色気ムンムン首領衣装
も二種類あるし、片方は公式フィギュア化もされている(無論所持)──お願いです!相棒もフィギュア化してください!彼らは運命共同体なんです!並べたいんです!
肌を見せずに出る色気
ってなんでこんなにえっちなんだ……。ところで中也くんには積極的に腹を出していただきたい。ハーフグローブとかも大変えっちだと思います。

三白眼かわいぃ……めっちゃ睨んでるかわいぃ……中也くんの薄ら開いた絶妙な唇を見てくれ。太宰さんに殺される覚悟を持って。
マフィアの太宰さんには闇を見つめているような表情を目指してもらった。こちらもひたすらに顔が善い。顔が善い。顔が善い。

顔が善い!!!!!顔が!!!!!善い────

そして下描きOKからの着彩でこう。

太宰の面相(着色)
中也の面相(着色)

ヴッ……(ピ————————————…………)
これが、これがハイライト無しからしか得られない栄養…ッ!!漲る…ッ滾る…ッ!!

「(動悸を抑えながら無言貼り)」
友「きゃ~~~~~!!!!!♡♡♡♡♡♡♡」

このあたり嗚咽か叫喚しかしてないな。

二人とも、この、この、口角のクイッが、クイッッ
最ッ高なんですよ……クイッ

さらにこの後、中也くんの口元は口角が太め、開いているところが細めと書き分けていただいている。絵描きの友人からのアドバイスをそのまま依頼として横流ししたのだが、本当にバランスが素晴らしいな。

面相修正後(構図風の角度)

Bravoえっちだ……

どんな目と手と集中力を持ったらこんな細かい作業が出来るんだろうか。私だったら絶対筆を折って床に叩きつけて踏んずけている。細かい作業自体は好きなのだけれど。

ここで一寸、クソオタクを発揮してすっごいちっちゃな処が気になっていたのだが、遠くから全身で見たら気にならないかな~……という気持ちでOKをしてしまった(かなり我が儘を言って作ってもらってるからこう見えて細かすぎる修正依頼に抵抗あるんです)。
一旦少し飛んで、全身を着彩した後の仮組みを拝見した上で「やっぱり……」と恐る恐る修正依頼したのが下の画像。

面相の最終調整案

どこが変わったか分かります?

答えは「太宰の虹彩上部の線幅」なんですけれども(気になる方は別窓で開いて比較しよう)。

全身の距離で確認しても瞠目して見えてしまい、白目部分を狭めて昏くし視線の鋭さを抑えたくなり、こんな厄介オタクな依頼をしてしまった。
全体を太くすると三白眼プリティ中也くんとの差が激しくなってしまうため非常に細かい修正となった。

いっぱい我が儘を聞いていただき本当にありがとうございます!!
お陰で無事、推しの二人に蔑まれております!!

瞳の艶については艶消しを選択。アイペイントも馴染んでよい雰囲気に出来上がった。ちなみに中也くんのハイライトはお任せでぴったりな場所へ。
いいか、ハイライトなしの太宰さんからしか得られない栄養はものすっっっごく貴重だ。覚えておけ。テストに出るぞ。


*全体バランス、艶調整

そしてそして、がっちゃんこして、こう!!

面相完了後の仮組み

スァッ⤴︎ヒュゥウッ⤴︎ ッッすき!!!!!!!!!!!
ふっっっっっつくしい!!!!!!!!!!!
すばらしい!!!!!!!!!!!!!!!

「ドン!!!!!」
友「がっごい"い"い"ぃ"ぃ"」
友「キャ————————♡𝑩𝑰𝑮 𝑳𝑶𝑽𝑬♡——」

𝑩𝑰𝑮 𝑳𝑶𝑽𝑬━━

※この時、相談相手になってくれていた友人の一人が某感染病に罹っており、一番良く効く薬だと言っていた。わかるよ。興奮で熱上がるけど。

なんかもう、林檎貰ってその場で齧って死にたい(?)
(※作中では毒林檎を示唆している たぶん)
ちなみに右に立つ包帯男が「白雪姫役」だから覚えて帰ろうね(ガチ)。
左の帽子男が「王子役」だよ(ガチ)。覚えて帰ろうね(二回目)。
詳細が気になる方は劇場版を鑑賞しよう。円盤貸そうか?
ま、普段の任務からそうだけどね!(マウント)

改めて見ると中也くんの絶妙に首傾げてる角度が萌え禿げるとか流石自分が魅力的に見える角度完全把握してやがるとか腰回りから臀部にかけての曲線が食指が動くくらい芸術的な色気が出てるし脱げかけの外套が素晴らしいなとか異能で固定してそうだから相棒に触られたらスンッて落ちるのかなとか太宰さんの暗黒微笑に喜んでチビりそうとか包帯本当に似合いますねとか闇が人型になったみたいな抽象表現がぴったりな男だし現年齢のマフィア衣装も見せてもらってもいいですかとか外套の靡き方が完璧すぎるんだよなとか推しの美しさを美術品のようなものだと思っているのでこうして実際に手に取る機会が出来るなんて思わず今年寿命を迎えるかもしれないと思ったとか没したら墓に入れて欲しいアイテムが増えたとか色々今更好きなところを再認識したりして双黒大好きってなりました(360文字)

ところで常々思ってるんですが太宰さんはどうやって外套を肩に固定されてるんですか?バリバリ?そもそも相棒の真似ですか?どっちが真似してるんだ一体——。

ぱっと見完全に色彩の解釈も一致過ぎるのだが、いざ修正をお願いするならここが最後なので本当の本当に瞬きも忘れて隅から隅まで確り確認をした。その所為かは分からないが後日結膜炎になった(ガチ)。数日ムスカした。

面相を含め、全身の彩色調整が完了すると、最後に艶調整。
表情にも色気を追加したい!相談した結果「唇にグロス」を追加!
たいへんえっちじゃありませんこと……?

以降の写真を拡大するとライティングの反射で良く見えるかもしれない。
艶々プルプル。個人的には太宰さんの唇はカサカサに違いないと思ってる(不摂生的な表現が多い印象)んですけどね、これは展示鑑賞愛玩用なので別です。語弊がある気がするな。
【愛玩】大切にしてかわいがること。——当てはまるぞ!!

唇グロスについては、実際見てもほんのり見える程度(※1/7スケール)なので私はとても好みでした。同じような意図で作成するなら男キャラでもグロス盛りおすすめです。

艶調整

あとは革や布など素材の違いを細かく艶の差異で表現。
部位ごとにちょっとずつ艶感違うのすごくないですか……?天才なんですか……?天才でしたね……。

「えっちな画像を送ります」
友「あっあっ、たいへんえっちです……」
友「えっちっち!」

元々二人を知らない方にもえっちと言われたのでつまりえっちということ。

上の画像からもうワンステップ艶調整して、ついに完成。
しれっと一緒に作っていただいた床も貼っておきます。おしゃれ~!

製作いただいた床模様(作中再現)

画集にあったイラストの端っこをお送りしただけなのにこのクオリティ……高級感がすごい!白いアクリル板に塗装で大理石の雰囲気!
実際は絨毯もあるのだが、主役は彼らなので割愛させていただく。柄が精巧で再現も難しいし。

完成!!(6/19)

「でッ…………でけた…………」
友「こんな二人並んでたらそりゃ死人が出るわ」

エエ見た目もエエ声も金も権力も力も頭脳も持ってるのヤバいな……?

彼らの組織は所謂義賊的な存在なのでマフィアながらにおクスリ等々は御法度なのだが例えとしてこんなヴィジュアルで「買う?」って聞かれたら買いますよね。買います。買いま〜〜す。買いまスッ!!!


*梱包、納品

太宰と中也の場合は「本体とその他」の二箱に分かれて届いた。(その他=ガレキの外箱や、安全な輸送のために一時的に外したパーツ等)
届いた段ボール表面に「太宰、中原」と書かれていたのがまたこれも興奮要素で(単純)オタクは推しの名前だけで米を食える生き物なんです。そうですよね?

余談だが半年前くらいにゲーミングPCを新調したら、めちゃくちゃ固い(人力で曲げるのは不可なくらい)筈の一部パーツが思い切り歪んだ状態で届いたので(送り返した)それよりも俄然柔らかいであろうフィギュアはこれくらいの緩衝材に包んで漸く守れるくらいではないかと思う。
お陰で暫く緩衝材には困りません。

安心安全(本体)
安心安全(その他)

梱包の裏側、もとい簡易組み立てに向けた手厚い説明付き。
秘密を暴いてるみたいで大変えっちで候。

太宰の外套

中也くんの外套が写真通りの角度で着せようとしても中々難しく、「脱がすぞオラァ!……まだ着せてなかったな」という戦いを小一時間した。なのでぴったりかっちりな場所を見つけた時はつい雄叫びを上げて勢い余って拳をぶつけて傷めた。当たり所が悪くて痛かった。

中也の外套

「服、着せられててかわいいね♡」
友「えっちだな……時間停止かな……」
「ハッ…………」

「時間停止」ってね、恐ろしい事に公式出典ワードなんですよね。

太宰の腕がすっぽ抜けるなどの細かいトラブルに襲われつつも、何とか自宅で設置完了!もちろん手袋を用意してさわさわした。……さわさわ?


最後にこっそり自宅の展示風景を添えておく。
スマホ撮影かつ若干暗所なので、もぐらぼ様の撮影環境には比べものにはならないが、そこはご愛嬌ということで。
(今思えばあらゆる角度で激写しておいてもらえばよかったな~~!)

扉を開けると自動で二人が照らされる キャッキャ
双黒が家に居る……現実? キャッキャ

丁度まだ周囲には何も置いていない最初の状態を記録してみた。今は様々なグッズたちに囲まれて愉快な光景になっている。
夜に生きる二人なので、照明が落ちた夜特有の暗い間も独特の怪しさや恐ろしさといった雰囲気が滲み出て色んな時間で楽しめる素敵な作品になった。
我が家に来てくれてありがとう。

人生で一番いいお金の使い方をした満足感が強いです!
お読みいただき感謝です!お粗末様でした!

製作者様も依頼者様も、皆々様に善き出会いがありますように。
それでは!

(気になって「えっち」を数えたら17回でした。意外と少ない)

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