カップラーメンを待つくらいの間でわかる音楽講座 二拍三連のリズム b labo vol.14
二拍三連のリズム
二拍三連を文章だけで説明するのはとても難しいのですが、四分音符ふたつ(二拍)と三連符が同居しているリズムのことです。(わかりませんね)
音で表記するならタン・タンとターターターを合体させるので
タータンター・タータンター(まだわかりませんね)
タンタカタン・タンタカタンでもOKです(余計わからない)
こうなったら二拍三連が実際に使われている曲で考えましょう。
ピンクレディのカルメン’77の最後の部分
「きっときっと好きにさせます」
やっとわかってもらえたと思います。
リズムというものは理屈で考えすぎるとかえってわかりにくくなるものです。ときにはどツボにはまってしまうので、感覚に委ねたほうが楽に覚えられます。しかし感覚だけっていうのも危険ですので気をつけましょう。
さてこの二拍三連ですが「非常においしいリズム」といえます。
ちょっとトリッキーに聴こえたりテンポが変わったような錯覚にもなる。
また強調効果も高いため曲にオチをつけたり決着させたい場面でよく使用されます。先程のピンクレディ然り、レゲェとかでエンディングに困ったときは二拍三連で終わるのが定番です。
狩人の「あずさ2号」16ビートのノリから一発フリをつけての二拍三連で見事な決着のつけ方です。「旅立ちます!」という強い決意が感じられる。
UFO「地球の男に飽きたところよ!」現実離れした主張にも説得力がある。
二拍三連のリズム、ぜひ手で叩いて練習してみてください。できるようになったら叩きながら歌ってみるとよい。
最初は難しいですがとてもいい訓練になることは間違いないはずです。
動画を参考にしてみてください。